22:36
19.7 km
2512 m
【バリエーション】南アルプス最難関?離山⛺
鳳凰山・地蔵岳・観音岳・薬師岳 (山梨, 長野)
2024年06月08日(土)〜09日(日) 2日間
昨年6月にオベリスク登った時、北側に見えるちょっと面白そうな岩々の尾根が気になり、帰宅後に地形図を見てたら、その北側に"離山"って記載されている山頂があることに気づきました。このエリアの地形図は数十年にわたり何度も見ていましたが、まったく目に留まらなかったようです。色々調べると、登られてる方がいることがわかりました。かなりの難コースながら、それだけに面白そうで大変興味を惹かれました。 情報は少ないながらも、これまであちこちのバリエーションルートで経験を積み、適切なルート選択の感覚を養うとともに、撤退やリカバリーの方法についても引き出しを増やしてこれたと思っていました。今年に入り、妙義の比較的難しいコースであるシルクハット、西大星北稜、風穴尾根といったコースを楽しめたこともあり、離山にチャレンジする準備は出来たかなと思いました。 行くと決めてからが結構悩ましかったです。距離と累積標高だけから判断するなら余裕で日帰り。しかし行った人が少ないこともあり、シャクナゲやハイマツの藪を抜けなきゃならない距離がどのくらいかるか、ロープは何回出すことになるのか…所要時間読めない要素が多く、日帰りはリスクが高すぎると判断、テン泊としました。離山の先までは情報上も地形図上も水場が望めないことから、かなりの量の水を担ぎ上げなければならないのを覚悟して臨みました。実際4L担いで登山開始も、さほど暑くならなかったこともあり初日の日中は1L消費しただけ、二日目スタート時点の残は2L。離山下ったところで水場に遭遇しましたが、自分は無補給。最終的に1.5L弱残しての下山となりました。 詳細は写真キャプションを参照いただければと思います。総合的な難易度について、個人的な見解は以下の通りです。 他の方のSNSでは「離山に挑戦するなら北鎌尾根を歩ける力量が必要」と書かれてる一方で、「怖い箇所は無く西上州の方が怖いところが多い」と書かれてるものもあります。このように判断が分かれるのはルート取りに拠るものと思われますが、逆に言えばルート取りによっては容易に危険個所に遭遇してしまうことになるということだと思います。自分が今回辿ったルート上には簡単に死ねる場所が何ヶ所もありましたし(なのでロープも出しました)、ロープが無いから戻って別のルートを探すということを何度も繰り返していたらタイムオーバーになると思います。高い登攀技術は必須ではないと思いますが、花崗岩は脆く不用意にホールドを引っ張るとポロリするのは妙義の比ではなくホントにヤバく、雑に登ると簡単に落ちれます。丁寧にヌルヌルと登る必要ありです。 登攀装備無しの日帰りで行かれてる方のレポも見ましたが、よほどの確信があってのことで凄いなぁと思いますが、初見ではかなりリスクが高いと行ってみた上でなおそう思うところもあるのが正直なところです。
