18:52
31.7 km
2180 m
入野谷山・パノラマ尾根の頭・二児山・黒河山・笹山
二児山・黒河山・入野谷山 (長野)
2024.04.12(金) 2 DAYS
南アルプスが近くに見える山へ、一泊。 分杭峠から入山し、入野谷山から入山まで往復を予定、途中に天空の池があるらしい。 分杭峠は駐車場がなく、栗沢駐車場からシャトルバス利用し分杭峠で下車するか?(冬季は通行止めらしい) YAMAP地図には分杭峠やや南に駐車場(駐車スペース)あり、作業車出入口のため閉鎖される場合あり。 ちょっと距離はあるけれどさらに南に矢立木の駐車場があったのでそこに停める。 分杭峠まで徒歩30分ほど。 分杭峠、駐車禁止等の看板がたくさん、電波なし。 入山時協力金500円、どこにいれるかわからない。 分坑峠は南北に延びる中央構造線上にあり、この大断層(東西の地質の異なる大地の境)が崩れて長い谷に谷ができたと看板にある。 晴れの予想だけれど、空に雲多く、霧の林道を歩く。 入野谷山への登山道は分かりやすいが、道幅が細い所が多い。 入野谷山からは木々の間から中央アルプス、南アルプス(仙丈岳)を眺められる。 雲海越しに山々をみる、山にも雲がかかりやや霞んでいる。 パノラマ尾根の頭、うんざり坂、反射板と上り下り進む。 斜面の崩れた箇所を下ると中央アルプスが見える。 その先にテント場があり、ここからも中央アルプス、南アルプスがよく見える。 その先登山道は未整備な感じで倒木も多い。 二児山への上りは急で雪が残っていたのできつかった。 チェーンスパイク持参したけれど装着せず、凍っている箇所は気をつけて。 倒木や苔でルートわかりにくく迷いながら進む、テープは所々あり。 鹿が多くよく見かける、リスも一回見た。 黒河山の先、塩見岳、北岳、間ノ岳がよく見える箇所あり。 入山までと思っていたけれど時間オーバーで行けず、笹山手前の避難小屋で一泊。 休憩して近くをうろうろする。 すぐ近くの笹山からは塩見岳、中央アルプスが見える。 またその先を少し進むと眺望がよく、南アルプス(仙丈ケ岳、塩見岳、北岳、間ノ岳、荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳)が見える。 越百山のあたりに沈む夕日を見てから、早めの就寝。 避難小屋での一夜、防寒対策したけれどやや冷える(小屋の引き戸に隙間あり、外気が入ってくる。 翌朝は笹山から日の出を見る。 間ノ岳と農鳥岳の間から日がでてきた。 昨日より雲がなく青空になりそう。 南アルプス、中央アルプスもくっきり。 下山は黒河山の西側の道を進んで、天空の池へ。 この辺りは黒河山経由の道よりなだらかで、ずっと中央アルプスの眺望を楽しみながら歩ける。 光のテラスによってから分坑峠へ。 分坑峠に到着すると観光客らしき人達数人。 隣のシャトルバス乗り場のトイレを借り、協力金を支払う(バス運営関連の方に)。 バスの運転手らしき方、関係者と少し話す。 笹山まで往復したというと、シーズン中でも入山者は少なく、マニアしか来ないという。 運転手さんも入野谷山には登ったことがあるがその先は行ったことはないと。 山行中熊を見なかったか問われた。 鹿はたくさん見たが、熊は見なかった。 昨年は分坑峠の駐車場を小熊が走っていくのを目撃したとのこと。 熊注意の看板も多かった。 昨晩一泊した避難小屋は以前ドアが開かなかった事があったそうで(過去のユーザ日記から)、念のためテント一式を背負っての山行、久しぶりの大荷物で肩と背中が痛くなる、脚にも疲労が...。 夏に向け鍛えなくては。