下烏帽子山・上烏帽子山・鬼面山
鬼面山
(長野)
2024.03.03(日)
日帰り
虻川ルートは、何度か渡渉があるようだ。新九郎の滝ルートは最初から尾根歩き。今年の登山報告を見かけないが登山口まで行けるのだろうか。林道通行止めの情報は見当たらないので、とりあえず行ってみた。
虻川登山口と新九郎の滝登山口の分岐までは虻川登山口方向へ進む工事トラックのおかげか道は狭いが走りやすい。分岐から新九郎の滝方向へ進むと残雪や落石が出てくる。冬用タイヤは必要。落石を退けつつ進む。4月半ばになれば途中にあるキャンプ場がオープンするようなので、道はもう少し整備されるかな。新九郎の滝登山口から先の林道は土砂崩れのため車は進めない。登山口前は車が方向転換できるほどのスペースがあったが、落石があってもおかしくない斜面の前だったので、100mくらい下の空きスペースに駐車した。
登山口から新九郎の滝とは別方向へ進む。土砂崩れのある林道は積雪していた。そのまま林道で登って行くのかと思えば、途中で案内標識が出てきた。かなりの急登と見える斜面を登って行くようだ。ピンクリボンを目印に夏道を辿る。一旦崩れた林道を横切ったあとに南から尾根に周り込む。ピンクリボンを追って進むと道は細く足がかりの殆ど無いような場所も登っていく。尾根の細く雪の付いた急斜面は靴が滑る。私は軽アイゼン、同行者2人はチェーンアイゼンを着けた。
標高100m毎に案内標識があった。標高1400mを越えると下烏帽子山に着いた。
下烏帽子山に景色はない。標高1800mを越えると上烏帽子山に着く。木々の隙間から南アルプスが見えた。冬の落葉樹だから隙間から景色が見えたが、夏は景色がなさそう。
上烏帽子岳から南方に鬼面山が見える。登り下りを繰り返しながら鬼面山まで登って行く。この間に天望の良い場所はない。最も天望の良い場所は鬼面山山頂だった。ただし、展望があるのは西方向のみ。恵那山は見えていたが、木曽駒ヶ岳は山頂が雲に隠れていた。
鬼面山山頂は東方向に常緑樹があるためか風がない。また日が当たって林の中を歩いていたときよりも暖かい。ベンチも置かれていたので、のんびり昼食にした。
下山が3時近くになったので、新九郎の滝を見に行くのはやめて帰宅した。
登山口近くにトイレはありません。登山前に道の駅南信州とよおかマルシェによりました。
やまのぼっちゃおー企画 参加者: 3名