大黒山
頂白山・大黒山
(北海道)
2024.04.14(日)
日帰り
北海道に、カルデラ湖は (火山の噴火に
よってできた円形・楕円形なへこみ)
たくさんあるけれど、赤井川のカルデラには
どうして水がたまらないの?
と、ずっと思ってました。
カルデラで有名な屈斜路湖や支笏湖や洞爺湖...
カルデラ湖の周りには、カルデラ壁と
呼ばれる山々があるけど
湖ではない赤井川カルデラの最高壁は
大黒山らしい。
このたび、150万年前と言われる歴史を
やっと高台から望むことができました。
最高壁から、赤井川カルデラをのぞんで
わかったこと....
陽だまりのカルデラだ 笑
<大黒山>
余市郡赤井川村
冷水峠より
気温 12℃ (下山時18℃)
風速 3
標高 725m
眺望 良い
入山者 あり
熊痕跡 なし
駐車スペース あり (最終除雪地)
往復 スノーシュー (一部そり)
雪質 腐れ雪 (重たいけど さほど沈まず)
※ 人気峰ですし、トレース沢山ありますし
森は見通しよく明るいので、距離は長め
だけれどかなり歩きやすく思います
(安心感あり)
※ いつも人のいる印象の山なので、静かな時
狙いで、ゴールデンウィークあけでも
いいかな?と思ってました。
冷水嶺までの作業道があるので、本当に
それでも良かったように思います....
※ 大黒山の尾根に、笹が出始めてました。
回避はできます。(もっと出ても、ルート
取りで何とでもできそうではある)
※ 雪の車道から、斜面にとりつきましたが
尾根の左手に作業道が、長く続いていました。
(冷水嶺の500mほど手前、沢にぶつかるまで)
下山は、その作業道を最後まで歩きました。
(車道にでる箇所にはゲートありました)
※ 恵比寿から大黒まで、そう離れてないので
ラクに思ってましたが、100mの高低差を
くだって登るという、意地悪な地形です。
戻りの恵比寿への登り返しが、うなだれる
ほど遠い頂きに見えましたが、実際は
見た目ほどではなかったです。
※ 冷水峠に (もう少し行ったところ) に
カルデラ展望台があるんですね。
このたび知りました。
それと、カルデラ祭りも9月に行われて
いるようです。
<活動日記>
最近、
私は二女を厄病神に思えてきている。
私が考えた山案が、ことごとく
歩けない。短いところで。と却下されるので
娘との登山は、短距離、軽高低差が
基本となってしまっている故だ。
今日、この(何年も温めすぎて) 煮えたぎる
大黒案を却下されたら
娘とは おさらばしようと考えていたら
ひとつ目 (冷水嶺) までなら、頑張れるかも
と、いつもよりは前向きだったので
足取り重く、気力もない娘を連れて
スタートした。
そもそも山って、デジタルデトックス、
人間デトックスなところやろ?
(彼女の目的は、そんなことらしい)
挨拶なんてしないから。
な無愛想な娘なので、よそさまに不快感を
与えてはならないと
人のいない山を選ぶのが常ではあるけど
(娘がいなくても、そうなんだけど...)
人気峰ゆえに、今日の大黒山登頂が叶った
ようにも思う (安心の別行動。1時間お待たせ)
(熊の出そうなマイナー峰なら、1人で
まったりするのも気持ち悪いものね。
この山だから、それができた)
けど、叶ったとはいえ
暑さにやられたせいなのか...
雪質が合わなかったのか....
人がいて緊張したのか....
私の体力も、これが限界に思えました。
疲れた。
いつかは、私が娘の厄病神になってしまう
のかもしれない....