倉岳山・高畑山・九鬼山(山梨,神奈川)
2026.05.30 (土)日帰り
新緑の御前山から菊花山へ 富士山を眺めながら大月の低山縦走
今日は山梨県大月市の御前山・菊花山を歩いてきました。
スタートは中央本線の猿橋駅。駅を出ると初夏を思わせる陽気で、空には青空が広がっていました。登山口までは10分ほど舗装道路を歩きます。住宅地を抜けるとすぐに山の雰囲気が濃くなり、これから始まる山歩きへの期待が高まります。
登山口からは樹林帯の中をゆっくりと登っていきました。この日は気温が高めでしたが、時折吹き抜ける風が心地よく、木々の葉が揺れる音を聞きながら快適に歩くことができました。新緑はまさに見頃で、鮮やかな緑に包まれた登山道は歩いているだけで気持ちが晴れやかになります。
途中、神楽山に立ち寄りながら進み、登山口から約1時間で御前山に到着しました。
御前山の山頂は展望が素晴らしく、目の前には堂々とした富士山の姿。初夏の澄んだ空気の中に浮かぶ富士山はやはり特別な存在感があります。山頂は静かで落ち着いた雰囲気に包まれており、素晴らしい景色を眺めながらのんびりと過ごしました。
約50分の休憩は、まるで時間がゆっくり流れているかのよう。鳥のさえずりと風の音だけが聞こえる贅沢なひとときとなりました。
10時15分、山頂でのんびり過ごした後、再び歩き始めます。
次に目指すのは沢井沢の頭。御前山から先の登山道では、2年前の山火事の跡が今もところどころに残っていました。黒く焼けた木々の姿が見られる一方で、その周囲には新しい緑が力強く芽吹いており、自然の再生力の強さを感じます。
20分ほどで沢井沢の頭に到着。小さなピークですが、ここまで順調に歩いてこられたことにほっとします。
そして本日最後のピークとなる菊花山へ向かいました。
しかし、この区間はなかなかの難所でした。急な下りが続き、落ち葉や浮石もあって気が抜けません。何度か足を取られそうになりながらも慎重に進みます。低山ながら歩きごたえのあるルートです。
沢井沢ノ頭から約1時間で菊花山山頂に到着しました。
山頂に着く頃には残念ながら富士山は雲の中へ隠れてしまっていましたが、無事に最後のピークまでたどり着けた達成感は十分。15分ほど休憩し、水分を補給しながら歩いてきた稜線を振り返りました。
その後は大月駅へ向けて下山します。菊花山からの下りも急坂が続き、最後まで気を抜けません。慎重に足を運びながら高度を下げていきました。
そして12時50分、大月駅に到着。
今回の山行は、新緑が美しい季節ならではの爽やかな山歩きとなりました。御前山では富士山の眺望を楽しみ、静かな山頂でゆっくり過ごすこともできました。下りの厳しい区間には苦労しましたが、心地よい風と鮮やかな緑に癒やされながら歩くことができた一日でした。
大月周辺には魅力的な低山が数多くありますが、御前山から菊花山への縦走路もまた、季節を変えて歩いてみたくなる素敵なコースでした。