三方崩山
三方崩山
(岐阜, 石川)
2026年03月02日(月)
日帰り
今シーズン4回目のこの山ではじめて快適なアイゼン登高がたのしめました。3回ラッセルしたんだから、一回くらいはサクサク歩かせてもらわないと割にあいません。
2月に1885ピークまで登った時に、このピーク下の谷状の雪壁が残雪期にはそうとう難物になることは予想できたので、気温が上がって雪面が不安定になる前に1700メートルまで下りてくるつもりで歩きました。
僕としては早い時刻に出発して、ピークまではどうにかアイゼンをカリカリいわせて登れました。
2月の記録にも記しましたが、1800メートル地点には北からの小尾根が合流して間の浅い谷が大きな雪壁になっています。今日の時点で、雪壁最上部に雪庇と水平クラックがお城にある石を落とす窓のように見下ろしています。
その雪庇の上は細い雪のバンドになっていて渡れる代物でないことは、前回確認しました。
今回ぼくは雪壁のした三分の一くらいで谷を北に渡り、支尾根の向こうを直登しました。しかしそれもクレバスを2つほど乗り越えなくてはなりません。
登る人がそれぞれいいと見極めたルートを選ぶしかなさそうです。退却も大きな選択肢でしょう。
もっと言ってしまえば、この尾根は積雪期に登るにはふさわしくない、ということにもなるのでしょう。じっさい1900メートルくらいからアイゼンとスキーのトレースが合流してたので、別尾根からのぼる方もみえるようです。
でも、ここの入り組んだ細い尾根、露出感、そして長さは魅力的でこのへんでは貴重なので、また懲りもせず来たくなりますね。
その他ルートについて。
1900メートルより上、露出度の高い細尾根がつづきますがいまのところ問題はありません。下りでアイゼンにダンゴがつくと怖いので頻繁に後ろ向きに降りました。
今年は雪がすくないようで尾根から取り付いて登る気がせず、夏道の谷から登りました。堰堤すぐ上までデブリが来てますが1244ピーク下の谷からのもので、すぐに北の枝谷に入ればデブリはなくなります。なだれが危険な感じは持ちませんでした。