堂六神山
塩手山
(福島)
2023.08.27(日)
日帰り
塩手山,羽山,八森山の次に自宅に帰る道すがら、南相馬市と飯舘村の境にそびえる道六神山に寄ります。この山も今年の5月3日に真野ダムの駐車場から、いわゆる表コースを登っていますので、今回は林道栃窪大倉線から尾根を辿って山頂を目指す、裏コースを歩いてみます。
真野ダムの駐車場を過ぎ松ヶ平橋の手前を右折して林道に入ります。途中で分岐がありますが、尾根に取り付くコースを進みます。途中で落石注意の看板があり、慎重に車を進めます。舗装路が終わり先方が砂利道となる境に広場があり、ここに駐車して行動を開始します。 藪も予想されるのでワンコは車で涼しくお留守番です。
駐車位置から右の尾根に取り付くのですが、土手が切り立っているので、しばらくは砂利道の林道を下ります。土手が無くなった辺りにカーブミラーが立っています、また右手はすぐに尾根なのでここから山に入ります。
入口は多少の藪ですが、すぐに土塁の続く尾根に辿り着き、この土塁を見失わないように小さなピークをいくつも超えて尾根を歩きます。笹薮が煩い所も2箇所ほど出てきますが、概ね歩き易い道が続きます。ただし小ピークの頂から次に進む方向が要注意です。ひたすら尾根の右方向を目指して進めば良いのですが、東に進路をとりたくなります。すると深い谷に下り、そこから登り返すのでかなり体力を奪われます。YAMAPのGPS機能が必須と言えます!。
やがて霊山や疣石山で見かけた疣石を戴く小ピークに差し掛かります。ここから小さな鞍部に下り上り返すと平坦な場所となり、土塁が分岐している場所に差し掛かります。右から合流して来るのは、真野ダムの駐車場から直登して来るルートです。ここから少し登ると山頂です。
山頂には三角点が立ちますが、山名の標識が見当たりません。良く見ると三角点の横に沿わせられていて、かなり風雨にさらされて劣化が進んでいます。
給水タイムを取り、同じ道を下山する予定ですが、思わぬ失態を冒しました。分岐まで下りた所で、今日は右に折れなければいけませんが、あろう事か真っ直ぐ伸びる土塁を下って行きました。何気なく前回のルートをトレースした様で、かなり下まで降りて「あれ?疣石に出会わない?」あ!!!失態に気付きました。
ここから山頂直下まで登り返すのですが、自分の注意の無さに呆れるやらで、足取りが重くなりました。帰りのルートはそれぞれの小ピークの頂から左へ、左へと進むのですが、判っていても右(東)に進んでしまうピークがありました。ここはすぐに気付き難無しを得ました。ワンコが待つ車に辿り付いて行動完了ですが、私自身の慎重さに問題を残す山行になってしまいました。