02:11
2.7 km
194 m
柿城山(味噌桶城址)
鋸山・三ノ峠山・八方台 (新潟)
2024.04.03(水) 日帰り
以前から行ってみたいと思っていた柿城山(味噌桶城址)だが、以前はNPOによって遊歩道が整備され、バーベキュー施設などもあって簡単に行かれるようだったが、現在は途中にある牧場の防疫のため一般者は立入禁止との噂を聞いたので、地形図に引かれた城山の西から南へと延びる道を歩いて頂上の真南を少し過ぎた標高260m辺りから緩い等高線を期待して頂上を目指した。 新潟県道580号柿高畑線の先、長岡グリーンヒルゴルフ俱楽部手前から地形図上には軽車道とされた道に入るが、利用されなくなってから随分経つのか、路上に低木が繁ったり、大きな倒木があり道幅はしっかりあるが車で通られる状況ではない。 地形図の軽車道、徒歩道に沿って進み、一度沢を渡渉して進むと標高195m付近でしっかりした道に出るが、左に下って行くと牧場に出るものと思われる。地形図上にはその道はなく、進んできた道がそのままヘアピンカーブして進むようにしか記されていない。 先に進み予定通りのポイントで北北西に進み緩い傾斜の藪の中を進んで山頂に到着した。 山頂には櫓が組まれていたが、階段は外されていた。よく見ると朽ちた木が横たわっており、「味噌桶城址」の「味噌」の字が微かに判読できた。少しでも朽ちるのが遅くなるように櫓に立てかけておいたが、雪で倒れてしまうのだろう。 山頂からは草木が生い茂り、柿館があったと思われる地点も見ることができない。 帰りは山頂から南南西に下り徒歩道に出て、そのまま元のルートを引き返した。 うっかり下って行くと牧場への道を進んでしまうので、標高195m付近になったら気を付けて左折して牧場の防疫に協力しよう。 本来は残雪期での挑戦を計画していたので、小雪のため諦めようと思ったが、実際に登ってみると倒木が多々あるものの藪刈りをすることもなく山頂に着けて、朽ちてはいたが味噌桶城址の標柱を確認できてよかった。