佐賀の山を探すっ隊 R6.2.24
八幡岳・眉山・女山
(佐賀)
2024.02.24(土)
日帰り
地図には載っていない山を掘りおこし、山名を調べてルート開拓して登ると云う、地味〜な探すっ隊の活動の日が今月もやってまいりました。
今回の参加者は、
いつも冷静で安定、真木よう子がタイプの海彦山彦隊長、
明日はマラソンレース参加だというのに山にも参戦の知性と美貌のゲッコー女史、
久しぶりの参加で、登る前から服とザックの汚れ自慢のモース隊員、
今年も花粉症が始まり、終始山中でくしゃみが止まらない私の4人です。
第六天魔王さんは、先日空瓶拾いだけにとどまらず、廃棄してある魔法瓶まで持ち帰って山の神の怒りをかってしまい、足を負傷した為、今回は不参加です。
今回も先月に引き続き佐賀県武雄市を中心とし、小さいながらも巡礼の山、昔は礼拝者も多かったであろうが今では面影もなく忘れさられようとされつつある山、まわりの木々に掴まりながら登り降りする急登の山、藪漕ぎ、害獣フェンス乗り越えの山とバラエティに富んだ山々と、参加者各自が事前に調査し持ち寄った無名山ばかりです。
ご興味ある方はご覧下さい。
詳細は後日アップの、海彦山彦さんHP「海の風山の風」をご参考下さい。https://umihikoyamahiko.net/
①大師山(坊山)
前回登頂の坊山(私は未踏)の正確な位置がその後判明したため、あらためて登頂。資料通り山腹を巻くように巡拝路に八十八体と云われる多くの石仏が置かれ参拝者を出迎えてくれる。山頂には山名の由来となった弘法大師が祀られており、今でも参拝者が絶えないという。
②扇山
林道脇に駐車し、急登の尾根先から入山、三角点を経て鉄塔に出会うと鉄塔路が下から延びて来ていた。尾根を更に進み途中の斜面をトラバースし扇山に到達。復路は足場の良い鉄塔路を下った。
③大平山
山の近くに駐車場所がなく、車道脇に駐車し、農道を歩いてアプローチする。害獣フェンスを越えて雑木の中を進み、古い山道をトレースしながら山頂へ。山頂広場にはギンリョウソウが顔を出していた。下山し農地の中の小さな丘にあったお社に参拝して、車で川古のクス公園に戻り昼食を摂る。
④鍋島山
山の麓の舗装林道入口に、「開けたら閉めること」と記載された開閉可能なゲートあり。荒れた周回林道をなんとか車で行ける最上部まで進む。運転のゲッコーさんは大変だったと思う。林道脇に車をとめ、若い植林帯を登ると放棄された果樹園があり、その中のコンクリート道を登り詰めた最上部を山頂とした。
⑤陣平山
(ここはYAMAPのグレイピーク)
鍋島山の山頂から更に進むと、間もなく三角点がある陣平山頂へ。
⑥古場山
陣平山から東側の「え?マジ?ここ下るの?」とマジで言った急斜面を降りる。途中新旧の赤テープも散見される。ピーク到達後の登り返しは気合を入れて挑んだら、下りの時よりも早く戻れた感覚だった。
この後、馬捨て山の麓に移動。取り付きは地主さんの進入許可が得られず断念。
⑦堂山
近くの公園駐車場から徒歩でアプローチ。堂山の隣の簡易水道施設がある山に延びる道を登り、鞍部に一旦降りて堂山へ。下山は北側の尾根沿いの古い墓地を経由し諏訪神社へ降り、公園駐車場へ戻る。
⑧観音山
ため池下の車道脇に駐車し、池の土手を回って入山。古いコンクリート舗装路を進み尾根に入る。竹林混じりの雑木林には古い貯水槽跡と思われる脇を進むと、これまたかなり年季が入り今にも崩れそうな社?堂?が正面に現れた。
ゲッコー調査員によると、石灯籠は文政、手水鉢は文化、馬頭観音が祀られた祠は享和と、いずれも江戸時代のものだそうだ。このあたりの丘陵地帯は古墳も多いとのこと。
更に登って大木がある所が山頂で、その先を下ると墓地跡や開墾跡と思われる平地あり、北東側の集落から来ているだろうと思われる道も確認できた。
ピストンで下山し、朝の集合場所に戻ってこの日の活動を終え解散した。
皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。