00:44
2.5 km
137 m
そとめ・中浦ジュリアン✝️と釜敷山⛰️
西海市 (長崎)
2026年02月09日(月) 日帰り
そとめの神浦河川公園から西海市中浦地区へ移動。中浦地区には中浦城跡があり、城主の息子である中浦ジュリアンが生まれ育った地区である。ジュリアンは天正遣欧少年使節の1人。キリシタン大名の大村純忠、大友宗麟、有馬晴信の名代としてローマへ派遣された1人です。天正遣欧少年使節とは、有馬晴信が南島原の神学校セミナリオを築き、優秀だった13~14歳の伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノです。今日はジュリアンへご挨拶です😀 <ジュリアンが生まれ育った西海市> ポルトガルが平戸を追われ、次の貿易港として開港を求めた地が西海市横瀬浦。当時、領主の大村純忠は開港を許し、キリスト教の洗礼を受け日本初のキリシタン大名となる。妹婿の長崎甚左衞門純影も一緒に洗礼を受け、初のキリシタン領主となる✝️大村領、長崎領共にポルトガル貿易で栄え、領土争いに必要な力を得る目的があった。しかし、外国人宣教師は『日本古来の神道⛩️や仏道🙏は邪教。破壊しなさい』と伝え、破壊が行われキリスト教布教を加速させる。当初、これに大村純忠は反対するもやむを得ず認めキリシタンに寺社仏閣が破壊させていきます。大村純忠は島原の有馬家からの養子縁組の子。本来の大村家の子は佐賀武雄へ出される。その純忠が大村家の先祖さまが関わる寺社仏閣などを破壊させた事から、更に恨みを買い本来の大村家の子から横瀬浦を焼き払われる事件に繋がる🔥これが横瀬浦襲撃事件である。そんな西海市の中浦地区には大村純忠の家臣がジュリアンの父であった。 <平戸・宮の前事件の振り返り> ポルトガルが横瀬浦へ開港を求めたのは、平戸で起こった宮の前事件にある。貿易の際の言葉の違いもあり、双方に勘違いや国の気質の違いもありトラブルが起き殺傷事件となる。平戸領主・松浦氏の家来たちがポルトガル総司令官等13名を殺害。この事件から、ポルトガルは平戸を避け横瀬浦を新しい港に選んだのが西海市の横瀬浦だった。 <横瀬浦・日本初のキリシタン大名> 領主である大村純忠はポルトガルと開港協定を結ぶ。貿易における免税、布教の自由などの特権が与えられ横瀬浦は繁栄。そして、大村純忠洗礼をうけ、日本で初めてのキリシタン大名となる✝️ <横瀬浦襲撃事件> 本来、大村家の長男跡取りだった子が佐賀武雄に出され、有馬家から養子を迎え入れたのは大村藩の勢力増強にあった。武雄に出された大村家の子とは、後の武雄領主となった後藤貴明。そして、後藤貴明はキリシタンと純忠の両方を排除すべく、横瀬と大村の城下町を同時に襲う計画を立てる📖勿論、その為にも大村の城下町には純忠がキリシタン大名となった行為をよく想わない家臣が多かったこと。これらにて、横瀬浦と大村領を同時に襲撃した。しかし、これだけでは2つの襲撃は成せず、後藤貴明成に協力者がいたことです。 <横瀬浦奉行・針尾伊賀守の協力> 後藤貴明に協力したのは、横瀬浦奉行の針尾当主・針尾伊賀守。襲撃は横瀬を針尾伊賀守が、大村の城下町を後藤貴明がそれぞれに襲撃🔥針尾伊賀守は純忠の招きで横瀬浦から大村へ向かう外国人宣教師たちの船を針尾瀬戸で襲ったのだ。しかし、針尾でも大村城下町の襲撃も失敗に終わる…大村純忠の使者である朝長新助は油断から殺害殺されてしまう。 <誰が横瀬浦を焼き払ったのか?> この事件の混乱を利用した大分豊後の商人である🔥貿易代金の踏み倒しを狙い、焼き払ったのだ。教会が建ち始め、多くの商人等が集まり貿易港として発展しようとした僅か1年で終幕を終える。 <福田浦、長崎港開港の始まり> 横瀬浦を追われたポルトガルは大村純忠へ福田浦に開港を求めた。その後、隣の長崎港に開港を求めた。それが現在の長崎港開港の話であり、キリシタン化された背景である✝️寺社仏閣の破壊、それを止める豊臣秀吉の禁教令。後の徳川家康はキリシタン弾圧を徹底させ、外国人宣教師等による日本植民地化を止める為にも豊臣秀吉の伴天連追放以来の外国人宣教師の追放を行う。これらを徹底させる為にも外国との断絶を図る鎖国を行う。 <鎖国の日本の中で唯一開港長崎> キリスト教布教を行ったポルトガル人を人工島に隔離させて徳川幕府は長崎奉行を置き監視を行う。後にポルトガルを出島から追放させ、鎖国時代の唯一の日本玄関口として出島を海外貿易の窓口とした。徳川幕府のキリシタン弾圧に纏わる話が冒頭からの外海(そとめ)の沈黙~サイレンス~である。長崎奉行でイエズス会士だった師の棄教した姿と棄教した師を追い、捕らえられた主人公のイエズス会士。2人の想いは大きく交差する。これは、ミゲルとジュリアンの相対するキリスト教布への想いの交差と同じように想えるのです🤔 過去、私が歴史散歩で撮り収めた写真を含めレポを纏めています。そして、近くの釜敷山まで散歩してきました🚶♂♪
