「おんかどびら」は意外とキツい里山でした
鬼門平
(鹿児島)
2026年04月18日(土)
日帰り
■ 活動の概要
鹿児島県指宿市にある「鬼門平(おんかどびら・標高306.8m)」に登ってきました。
低山と侮るなかれ、序盤から続く滑りやすい急登、断崖スレスレを歩く尾根道、岩場やロープ場など、スリルとアスレチック要素がギュッと詰まった登りごたえのあるルートです。
道中は落ち葉が深く積もっており、アップダウンもあるため体力と集中力を使いますが、途中で開ける「開聞岳と池田湖」のパノラマは必見!野生のアナグマにも出会え、大自然を満喫できる素晴らしい山行になりました。
■ 道中の詳細
・登山口へのアクセス(バイクの方は要注意!)
登山口手前は舗装された細い林道です。距離が短いので普通車なら問題なくアクセスでき、駐車スペースもあります。ただし今回はアドベンチャーバイクで行きましたが、勾配のきつい急カーブに大量の落ち葉が堆積しており、スリップ転倒の危険が高いためかなり神経を使いました。
・いざスタート!南国らしい森と容赦ない急登
登山口の標識を過ぎると、足元にシダ植物が群生する美しい森に入ります。しかし癒されるのも束の間、いきなり容赦のない急登がスタート。足元はふかふかの落ち葉で覆われており、急斜面ではとにかく滑ります。下山中の登り返しポイントで、ロープがないとキツイと思われる箇所が1箇所ありました。
・断崖スレスレの尾根道と、続くアップダウン
急登を登り切ると尾根道に出ますが、ルートのすぐ横が断崖絶壁になっている箇所が多くあり、足を滑らせると非常に危険です。さらに平坦な道は少なく、アップダウンが連続するため、標高以上に体力を削られます。
・巨岩のトンネルとロープ場
アスレチック感のある岩場エリアに突入。岩と岩の狭い間を身をかがめてくぐり抜けたり、トラロープを頼りに苔むした岩場を登るポイントがあります。滑りやすいので、グローブをつけて三点支持で慎重にクリアしました。
・森にそびえる大迫力「屏風岩(鬼の角)」
道中、突如として巨大な岩の壁が現れます。鬼の角のような形をした「屏風岩」です。見上げると首が痛くなるほどのスケール感で、自然の造形美に圧倒されました。目の前には、日本百名山・開聞岳(薩摩富士)と九州最大の湖・池田湖が!美しい円錐形の山容と湖のコントラストが素晴らしく、この景色を見るためだけでも登る価値があります。
・鬼門平 山頂(306.8m)
絶景ポイントから少し進むと、北口登山口との分岐を経て、木々に囲まれた山頂に到着します。展望はありませんが、静かで達成感を感じられる場所です。
・嬉しいサプライズ!野生のアナグマに遭遇
道中、落ち葉がガサガサと鳴る音が。そっと覗いてみると、野生のアナグマが歩いていました!ずんぐりむっくりしたお尻が可愛らしく、豊かな生態系が残る山であることを実感しました。こちらが動くと木の根元の巣穴に潜ってしまいました。
■ 登山道の状況・おすすめ装備
・靴:落ち葉の急斜面や苔岩が非常に滑りやすいため、グリップの効く登山靴が必須です(スニーカーは危険)。
・手袋:ロープ場や岩を掴むため、必ず持参をおすすめします。
・危険箇所:尾根道の断崖、滑りやすい急な下り坂は滑落に十分注意してください。