04:57
5.2 km
700 m
白銀の絶景、旭岳
大雪山系・旭岳・トムラウシ (北海道)
2025.03.12(水) 日帰り
夏の遠征で使い損ねた新千歳行きANA券が使う機会もないまま、とうとう失効月になってしまった。 想像できない雪国の寒さにビビりつつ、意を決して北海道行きを決めた。 どうせ行くなら大好きな大雪山(旭岳)の真っ白な姿を見てみたい、できるなら登ってみたいと思いたち、ダメもとで旭川へ。 旭岳は夏に2回来てるけど、雪山でソロは自信がないので現地ガイドにアテンドを依頼。 冬季は天候が不安定で登頂率は3割くらい、無理そうなら麓の沼巡りスノーハイクでも、と言われてたけれど、登山当日はバッチリの晴天。 しかも暖かくて風もない最高のコンディション。 こりゃ文句なしの登頂日でしょー😍 珍しくBCスキーヤーが少なく、ロープウェイは空き空き。 今日の雪はスキーには良くないらしいが、歩くにはちょうどいい感じ。 (雪もかなり少ないらしい) スノーシューのツメだけでしっかり刺さるので、最初から最後までアイゼンに履き替える必要もなかった。 (7合目から上で凍ってたら履き替える予定だったけど) 山頂からの絶景は期待以上、素晴らしすぎた。 見渡す限りの、という言葉が物足りないくらいの真っ白に広がる山々。 黒岳から白雲岳、トムラウシはもちろん、十勝岳の噴煙から少し離れた芦別岳、日高山系までうっすらと見えていた。 この圧倒感はやっぱり北海道😍 ずっと見ていたい、降りたくない! ・・とはいえやっぱり、とどまっていると流石に寒い、、😅 下山は、噴気孔を真近で見ることができる冬季限定の地獄谷コースで。 ここはBC上級者のコースだとかで、歩けるのは滅多にない良いコンディションのおかげ。 そう聞くと、またまたテンションが上がる🤣 なかなかの急斜度💦 でもトレースが一切無いまっさらな白い斜面を、サラサラのパウダースノーを蹴散らしながら歩く快感はたまらん💕 今日のガイドさんは地元で生まれ育ち、大雪山系を遊び尽くしている山の達人。 そして助手でアテンドしてくれた女性は、大雪の山が好きすぎて移住しちゃったという極め人。 この山が好きでしょうがないおふたりの話は興味が尽きない。 現地の暮らしや四季折々の自然や遊び、昔の生活やアイヌの伝統まで、興味深い話をたくさん知れて、ますますここが好きになった。 それにしても聞きしに勝るインバウンドよ💦 登ってるのは9割がBCスキーヤーで、ほぼ外国人。 反対に言うと、外国人がいなければ山は閑散としてるのかなぁ。 それはそれで寂しいよね。