06:35
12.2 km
1339 m
小秀山
小秀山 (岐阜, 長野)
2026年04月29日(水) 日帰り
大地に染みた水はやがて一本の筋となり地表を下り、始めは緩りであったものが急峻な崖へ向かうにつれ勢いを増し、一気に流れ落ちては轟音を立てる。 流れ落ちている間に発せられる白い光が描く情景と、衝撃で霧状に拡がった水分子たちにより与えられる清涼感が、滝壺周辺に立つ者をしばしその場へ留める。 滝は美しく、その形状も様々であり全国各地に名所が存在しますが、ここも名所のうちの一つと言えるかと思います。 乙女渓谷キャンプ場からニノ谷コースへ向かうと、整備された木道と共に滝巡りをする事ができます。 中でも、夫婦滝が一番スケールが大きく見応えがありました。 標識によれば落差は高が80m程度との事ですが、そうは思えない程の迫力です。 滝巡り部分はハイキングに分類されるとはいえ、夫婦滝まではやや距離があり途中に木道が無い区間もある為、ここも丈夫で足に合った靴で歩かれる事をお勧め致します。 公式には夫婦滝以降が「本格的な登山装備が必要」とされているようで、軽装では入れない旨の注意標識が設置されています。 それもそのはず、ニノ谷コースはこの後にカモシカ渡りと呼ばれる垂直に近い急登部分が待ち受けており、それなりのリスクを伴うコースとなります。 垂直に登る部分の距離は短い為、ヘルメット着用まではされない方が多いと思いますが気は抜けません。 合流地点を越えてもまだ登りは続きますが、開けた部分からちらりと見える御嶽山により残りの行程も歩く気力を与えられるかと思います。 第一 ~ 第三高原あたりの平坦部分から小秀山の山容を確認した後、森林に入りもう一踏ん張り高度を上げれば、山頂へ辿り着けます。 ここは間に遮る物がない為、御嶽山の全容が間近に見られるビュースポットです。 山頂手前に無人小屋がありますが、とても綺麗に維持されていました。 下山に選んだ三ノ谷コースは遠回りではありますが全線に渡り傾斜が緩い為、とても歩きやすいです。 このような理由で、乙女渓谷から小秀山へ登られる方の多くは、登りはニノ谷コース、下りは三ノ谷コースを選択されているのではないかと思われます。 乙女渓谷駐車場は、¥500。とはいえ、支払い場所であるキャンプ場の管理センターは開いておらず、入口に設置された料金BOXも、車両No等を書くはずの封筒が空で誰(どの車)の料金として入れられた物なのか(自分が支払い済か否か)を証明する手段がありませんでした。 動物については、今日は気配も痕跡も感じませんでした。