03:47
4.9 km
670 m
早池峰山
早池峰山・薬師岳・鶏頭山 (岩手)
2026年06月28日(日) 日帰り
台風通過直後の早池峰山に登ってきました。 当日は朝6時東京駅発の新幹線で新花巻へ向かい、駅からレンタカーで岳駐車場へ移動しました。バス時刻に余裕があまりなかったため少し気を揉みましたが、結果的にはぎりぎりで間に合うことができました。 駐車場には9時50分頃に到着しましたが、すでに満車で、少し離れた場所の臨時駐車場へ誘導されました。そこからバス停までは急いで移動することになり、余裕はありませんでしたが、どうにか乗車に間に合いました。バスは往復3,000円で、支払いは現金のみでした。 バスで小田越まで約30分。車内は比較的空いており、移動自体は落ち着いて過ごすことができました。 小田越で下車後、すぐに登山を開始しました。序盤は樹林帯のなかを進みますが、木道が整備されており、傾斜も緩やかで歩きやすい区間です。前日は台風の影響があったはずですが、登山道の水はけは良く、泥に足をとられる場面はほとんどありませんでした。 しばらく進むと樹林帯を抜け、一気に視界が開けます。そこからは岩が多く露出した山肌となり、雰囲気が大きく変わります。視界も広がり、周囲の景色が見渡せるようになり、自然と気持ちも高まります。 このあたりの岩は蛇紋岩とのことで、表面が磨かれたように滑らかになっているものもあり、よく踏まれている箇所は特に光っているように見えました。乾いている状態では問題なく歩くことができましたが、雨天時は滑りやすくなるのではないかと感じました。一方で浮石は比較的少なく、足場としては安定している印象です。 登るにつれて高山植物が増え、道の周囲にはさまざまな花が咲いていました。種類も多く、足を止めて見入ってしまう場面も多かったです。理由はよく分かりませんが、この山ならではの植物の多様さが感じられ、「花の百名山」と呼ばれる理由が自然と納得できました。 ハヤチネウスユキソウ。 早池峰山に自生する、日本のエーデルワイスも見れてよかった。この時期がお勧めです。 山頂に到着すると、多くの登山者が休憩や昼食をとっており、落ち着いた賑わいがありました。周囲には青い小さな虫が見られましたが、特に不快に感じることはありませんでした。 途中、9合目付近で体調を崩されて動けなくなった方がおられましたが、現地にいたボランティアの方々が対応されており、最終的にはヘリでの救助となっていました。登山口やルート上、山頂付近にボランティアの方が多く配置されているのが印象的で、安全面での安心感がありました。こうした支援体制には頭が下がる思いです。 下山はバスの時間を意識しながら、やや足早に進みました。結果的に14時12分発のバスに問題なく間に合い、そのまま岳駐車場へ戻りました。 その後は東和温泉で汗を流し、食事をとってから帰路につきました。移動も含めると長い一日になりましたが、最後まで落ち着いて行動できたと思います。 新花巻駅からの帰りの新幹線は満席でしたので、事前に指定席を確保しておいて良かったと感じました。駅周辺は夕方営業している飲食店が多くない印象で、食事の予定は事前に考えておいたほうが安心かもしれません。 岩場の多い特徴的な地形と、多くの高山植物が共存していることが印象に残る山でした。派手さはありませんが、自然の成り立ちや環境の違いを感じながら歩ける山であり、日本百名山に選ばれている理由がよく分かる一日でした。