𝐚𝐩𝐩𝐫𝐞𝐜𝐢𝐚𝐭𝐢𝐨𝐧 ~橡尾山・カガマシ山~
白髪山(奥白髪山)・工石山(奥工石山)
(高知, 愛媛, 徳島)
2025年12月14日(日)
日帰り
今日は脱線より感謝です
冠婚葬祭…と言っても後ろ2つと仕事が週末に続けて入り、お山にはもう3週間行けていない
すっかり鈍ってしまった…
早朝から屋根を叩く雨音…今日も駄目だな
二度寝してたら、小鳥のさえずりと差し込む日差しで目が覚めた
すっかり晴れているやんか
もう8時…今から行けるお山は…
カガマシ山(かがましやま、1,342.5 m)は、高知新聞社「四国百山」選定
高知県の分県ガイドにも掲載されている
愛媛県四国中央市、高知県長岡郡大豊町にまたがる四国山地中部の山だ
「四国百山」によれば山名の由来ははっきりしないという
土佐藩政中期の宝永年間、山内家儒臣・緒方宗哲編纂「土佐州郡志」では「加々麻之」の字が当てられている
南は手結や赤岡、北は讃州・予州に今治・瀬戸内、遠くは備中、播磨が目渡せるとの記載があり、眺望の良い山として知られていたようだ
登山口まで1時間少々だが、なかなか足が向かなかった
悪名高き笹薮漕ぎ…
冬以外では、マダニにやられたとの声も再三聞こえてくる
だが、愛媛のヤマッパー、ケンダマさんとその相棒「Mr.タナカ」によって見事に刈り払われた、との情報を得たのである
これは今行かずしていつ行くのか…
ありがたいことである
新宮の「道の駅霧の森」でおやつを入手して佐北街道沿いの橡尾山ブナ登山道の登山口へ向かおう
序盤は尾根直登の急斜面
稜線上の分岐・橡尾峠出ると東の橡尾山、西のカガマシ山へはいずれへも緩やかな稜線歩きとなる
ケンダマさんの刈払いのお陰で、快適な稜線歩きを楽しむことができた
迷いそうなところにピンクテープを残してくれており、GPSなしでも問題なく歩けそうだ
今を遡ること約20年前
住んでいた社宅敷地内に4車線の道路が通る予定の広大なスペースがあり、夏ともなれば凄まじく藪化していた
社員総出で秋口に草刈りをしていたのだが、備え付けのエンジン刈払機がまさにケンダマさんの愛機と同じく「タナカ」であったのだ
しかしこのタナカの名前、とんと聞かなくなった
調べてみると「日工タナカエンジニアリング」は社長が高齢で死去したこともあり2015年に経営破綻
工機ホールディングスがブランドを引き取りメンテナンスをしていたようだが、それも終了
同社のHIKOKI(ハイコーキ)ブランドに吸収されてしまったそうだ
薮化で歩く人の少ない登山道の整備に、今はなきタナカの刈払機が現役で活躍していると思えば、何か数奇な運命を感じざるを得ない
重い刈払機を担いで単身ボランティア整備をしていただいたケンダマさんの頑張りに、最大級の感謝と敬意を表したい
このお山で地元の名物、ここに来なければ入手困難な「霧の森大福」をいただける小さな幸せ
ちょっぴりレアな体験ができた気分
もう冬だが、今なら超快適な稜線歩きを楽しめる
是非多くの人に訪問していただきたいなあ
(橡尾山〜笹ヶ峰間も整備していただいているようです…感謝)