01:35
3.3 km
359 m
弘法山(上田市)登山
独鈷山・弘法山 (長野)
2025.11.30(日) 日帰り
本日も天気快晴☀ 昨日の松本市の弘法山&中山縦走はユル登山だったので、体力も余りまくり、それではという事で、半ば冗談で同じ山の名前を関する上田市の弘法山に登りました。 結論から言うととんでもなくアスレチック(笑) 山頂近くには岩石をくり抜いた形で三十三番石仏(西国三十三番観音)や弘法大師座像が安置されており、修行僧とかが昔登ってそうな雰囲気ぷんぷんでした。 まずは上田市塩田平の前山寺近くの駐車場からスタート。ここ前山寺は「未完成の完成の塔」と言われる三重塔が有り、この背後にあるのが今年春に登った独鈷山と、その手前にある今回登る弘法山。 あじさい小径から塩田城跡の石碑に向かい、鹿よけのゲートを開けてからのスタート🦌 ちなみにこのゲート。外側からは簡単に開きますが、内側(山側)から閉めようとする場合、金属製の重い閂のせいで結構パズル的に頭を使います。 山頂までは距離で言えば1kmほど。紅葉もほぼ終わり登山道は落ち葉に覆われ、そして急登気味。尾根に出るとここから弘法山の真骨頂。ロープ場が現れます(ここのロープ場は他の山で言う鎖場に相当します)。このロープ場からは結構危ない箇所が多くなります。 まずは山道は道幅狭い落ち葉に覆われた山肌をぐんぐん登っていきますが、落ち葉のせいで滑りそうになったり、道をロストしやすくなったり、とにかく心許ない。普通の山だと鎖が登場しそうな急場も、この山では全部ロープでやり過ごされております💦 そして山頂直下がこの山の核心部。エスケープも出来るみたいですが、ここはいっぱつやってみるか!という事で、石段へ。なんか、階段っぽいから足場も安定はしてるのですが、まず、角度はエグく、ほぼ垂直に近い上に、足場に落ち葉が溜まっているので何となく滑りそうな感覚になります。そして、やはりロープなので鎖と違って掴みにくい。高さは10m程でしょうか。そこを抜けると岩のトンネル。ここを潜りいよいよ山頂手前まで来ると今度は岩登り。 しかしこの岩登りも回避する事はでき、今回は霜も降りていて滑りそうな予感がしたのでパスしました。ちなみに岩登り直後に小さな穴を潜る胎内くぐりがありますが、これだけはエスケープルートで上まで上がった後に戻る形で経験してみました。めちゃくちゃ狭い!! 東屋を過ぎるともうすぐそこは山頂。 360度ではないですが、塩田平方面を眺められる眺望の良さ。1時間ぐらいですが、結構大変でした(;^_^A 下りは前山寺ルートで、山頂直下の奇岩をくり抜いた石仏を拝みながら、そして落ち葉や相変わらずの山肌の狭い山道、落ちたら大怪我必須の際どい道を攻略しながら、30分程で前山寺側の登山口のある車道へ。 帰りは前山寺で参拝した後、参道にいた名物の可愛い猫たちを愛でてから無事下山。 2週間前に登った群馬の岩櫃山も相当なアスレチックでしたが、こちら上田市の弘法山も一歩間違えればかなり危ない箇所がある等、低山といえど侮る事が全然出来ない、デンジャラスで楽しい山でした。 教訓。秋の終盤の山道は滑るし危険🍁😫