【残雪期 磐梯山】静なる水墨画ワールドの中佇む雄々しい頂と美しき稜線
磐梯山・雄国山・赤埴山
(福島)
2025.03.15(土)
日帰り
マイ企画。
吾妻山、安達太良山は冬期に登ったことがあるが、磐梯山は無雪期のみ。雪の磐梯山にも登ってみたい。この日はどこもお天気がイマイチそうであるが、磐梯山だけ晴れマークが出ていた。ここぞ!と思ってプラン立てるも、また曇り予報に戻る。春の天気は移ろい易い。
当日。郡山駅に集合。レンタカーで裏磐梯スキー場まで。今日は仲間が運転を申し出てくれたので、すっかり甘えてお任せ。無事スキー場に到着。当初は全行程歩こうかと思っていたのだが、トイレを借りにスキー場に行くと、リフトに乗る場合は、車を建物前に停めて良いとの事。時間稼ぎも出来るので、相談してリフトに乗る事に。リフトを降りて、少し離れたところで、アイゼンを装着。
さてルート。夏場は磐梯山を前に右のルートが一般的なようだが、冬場は途中破線ルートとなる左から行くのが一般的なよう。我々も左側から進む。最初は緩やかな樹林帯。途中先頭の仲間について行ったら、なんだかめっちゃ急な登りに出くわすwww。メインルートの尾根から少し離れてしまったようだ。しかし、この登りがなかなかちょっとした冒険で楽しかった。みんなでピッケルをとり出してリアルクライミング。全員無事通過。念の為ピッケル持ってきて正解。その後も水墨画のような美しい佇まいの風景を眺めながら、ずんずんと登る。天狗岩がめちゃくちゃかっこいい。小屋に到着。2軒の小屋はどちらもすっぽり雪に埋まっており、中に入ることは出来ないようだ。小屋まで来たら、山頂はすぐそこ。夏に登った時とは全く違う山のように見える頂上を目指す。頂上直下辺りから風が強くなる。磐梯山無事登頂。360度の絶景。青空は見れないものの、ガスは出ておらず、十分眺望を楽しむことが出来る。頂上の奥では、地元の方々?らしき男性のグループがゆっくりとお昼休憩をされている。頂上は冷たい風が吹きつけていて、我々にはとにかく寒すぎて皆さんのようにゆっくり出来ない。あちこちで記念撮影をした後、とっとと下山。先ほどの小屋まで降りてこちらで休憩をする。カップうどんに山サーモスからお湯を注ぐ。最初こそ温かいがあっという間に緩くなるお湯。気温的にはそこまで低くないはずなのだが、3月とは言え東北の福島なめては行けない。ランチ後は、タカタカと下りリフトの時間にも十分余裕を持って間に合う。行き同様、リフトを2本乗り継ぎ無事駐車場へ戻る。
下山後、楽しみにしていたお気に入りの裏磐梯リゾートの温泉に行くも「本日日帰り温泉休業」とな。ガーン。仕方がないので、急遽検索で、郡山に戻る途中にある磐梯熱海温泉へ。女性用は露天風呂がなくちょい残念。(男性用は露天があったものの眺望はなかったそう)温泉後、郡山駅に戻りレンタカーを返却して、駅近のコリアンレストランへ。みんなでワイワイ楽しく食事後、新幹線に乗って東京へ。
今日も一緒に登ってくれた仲間に感謝。ありがとう!
磐梯山、さすが福島の名峰。積雪時もとても楽しい。また、晴れた真っ白な雪景色の厳冬期にも登ってみたい。(めちゃ寒そうだが)
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//mountain note
▲アクセス
東京〜郡山(新幹線)郡山〜裏磐梯スキー場(レンタカー約1時間15分)
登山者駐車場から歩く方も多いようだが、我々は時間短縮のためにリフト使用。リフトは2本。この日は空いておりすぐ乗れた。 (Hours 8:00-16:00 往復¥1,800) 駐車場からリフト降り場までは片道40分ほど。
*駐車場無料
▲トイレ
①裏磐梯スキー場
▲冬季雪山レベル
中級向き。序盤は緩やか。標高1200m過ぎた辺りから急登が続く。危険箇所は無いが、要スタミナ。
▲ルート
裏磐梯スキー場リフト〜磐梯山のピストン
▲登山時間
<チームタイム>
3時間37分
<平均タイム>Yamap x 0.1 夏山
5時間15分
▲本日の温泉
ホテル花の湯 Hours 10:30-17:00 ¥1,500
https://maps.app.goo.gl/w3GDWu9vfA2vYbtB8
裏磐梯レイクリゾートに行く予定が、この日日帰り温泉休止だったので、急遽磐梯熱海の温泉へ。
▲主な装備
足元は12本アイゼン。手元はトレッキングポールでも行けそうだが、我々は通らなくても良いw険しい道を序盤で通った時にピッケルを使用。そのままピッケルを使って登った。持っていると安心かも。
・シューズ:LA SPORTIVA NEPAL CUBE GTX® WOMAN
・ザック: The North Face チュガッチ28ℓ
・マウンテンジャケット:The North Face SUMMIT Series
・サングラス&ゴーグル:Oakley
・アイゼン:PETZL バサック
・ピッケル:Black Diamond レイブンプロ
・トレッキングポール:Black Diamond Pursuit Trekking Poles
・ゲイター:The North Face SUMMIT Series
・手袋:[インナー] Montbell メリノウール グローブ タッチ [アウター] The North Face マウンテングローブ [予備] テムレス
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