カムイエクウチカウシ山
カムイエクウチカウシ山(カムエク)
(北海道)
2024年09月20日(金)〜22日(日)
3日間
十勝山岳連盟主催の登山道整備を中心とした巡視にこの日、管内各山岳会から集まった会員17名で入山しました。
天気予報では二日目から雨模様で一時は別プランも考えたものでしたが、直前には快晴こそ期待できないも決行しよう!との判断に至りました。
さて、初日は水量の少ない七ノ沢出合からバシャバシャしながら八ノ沢出合で野営という軽めの行程。他に誰もいないので夜はもちろん盛大に親睦を深めました(笑)
翌日、高曇りの中をいよいよ山頂に向けてスタート。三股を過ぎるといよいよ長い急登の始まりです。途中何箇所も落差のある見事な滝を眺めては歓声が飛び交いましたが、気を抜くと滑落を免れない箇所も所々あるので足元に注意しながら慎重に慎重に登ります。緩んだ残置ロープは張り直し、古くなったものは新品に交換した箇所もありました。
また、ルートミスをすると危険な箇所にはピンクテープやマーキングを施しました。
八ノ沢カールに辿り着くとまさに別天地!ピラミッド峰からカムエク本峰へ続く稜線と黄葉の始まった季節遅れの花畑。但しここは熊の楽園。福岡大ワンゲル部員の若い3名の尊い命が熊の犠牲になったことを忘れてはなりません。
いよいよ稜線に登ると誰もが追い求めていた日高山脈ならではのキレッキレの山容。どこを見ても急峻な尾根や稜線は感動がMAXに!
カムエク山頂に立った時の感動は、やはり他の山とは違う特別なものでした。
360度の大パノラマは日高幌尻岳から七ツ沼を挟んだ戸蔦別岳、札内岳を挟んだ十勝幌尻岳、ピラミッド峰から続く1839峰に続く主稜線・・・
いつまでも眺めていたかったのですが、山頂の寒風は手の感覚が麻痺してくるほど。
下山は大人数だったので想定していたより時間がかかりましたが、テン場に着くと全員充足感と心地良い疲れに再び美酒で盛り上がりました。
【追記】
登山道の整備は行いましたが、この山は分かりづらい河原歩きと滑落のリスクの高い山です。熊との遭遇する確率も高い山です。
ルートファインディングと三点支持等基本的な技術を持ち合わせた上級者の山だということを念頭に入山して欲しいと感じました。
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