01:28
2.3 km
181 m
鎌倉 衣張山〜名越切通し
鎌倉アルプス(大平山・天台山) (神奈川)
2025.03.15(土) 日帰り
鎌倉へジャムを習いに。 せっかくなので山へより道してきた。ジャム教室があるのは鶴岡八幡宮の奥のエリア、駅からだと徒歩20分。てくてく歩く。まだ時間があるので台湾家庭料理が食べられるお店に立ち寄り、台湾風豆乳スープを注文。雑居ビルの中にあるこのお店、お粥がメインらいしけど、おいしい。ちまきがテイクアウトできるらしいので、今日の山ごはんにする。 胃が満たされ、今日の目的であるジャム教室に参加。約3時間ほど、「いちご」に集中し大満足。さて、ここからほど近い絹張山へ向かおう。と、その前に近くにある荏柄天神社にもより道をする。ここに咲いていたミツマタの花が異様に大きくて驚いた。小ぶりな樹形、しかしその枝1本1本はとても太く立派。学問の神様にお参りをし、受験生の長女にお守りを買う。さ、絹張山へ……のはずが、またまた近くにあったマフィンのお店へより道。今日はより道をしたくなる所ばかりで、先に進めない。家族にマフィンのお土産。 さぁ、ようやく山へ。絹張山ハイキングコース自体は、大体1時間ちょっと。これまでは山頂まできて引き返すのみだったが、今回は先に進み名越切通しまでいくことに。これが思いのほかとてもよかった。変わらず山頂はのどかな空気に溢れ、ここでテイクアウトしたちまきをいただく。雲行きもあやしいので下山すると、なんだか妙に気持ちのよい場所にでた。住宅街と山の間に、ほどよく手入れをされた雑木林、赤い帽子を被ったお地蔵さん。その先につづく遊歩道からは晴れていれば富士山がみられるようだ。あとで調べたら関東の富士見百景「鎌倉市からの富士」らしい。ベンチも配置され、のんびり犬の散歩をする人、ぼ〜っと景色をながめる人、おまけに鳥は鳴き、リスまで走りまわる。なんでもない日常の一コマにこんな場所があるとは羨ましい。 住宅街をぬけ、また山道を下っていくと今度は昔、石切り場だった場所につく。下からぐるっと歩くと、見上げるように岸壁がつづいている。圧倒されながらも一方で、地面には野の花やよもぎが生えている。摘みたい…、草餅をつくりたいと思い、若いよもぎを摘みはじめた。しかし、5分ほどで雨がふりだしたので泣く泣く退散。 その後は、鎌倉で一度はみてみたかった「まんだら堂やぐら群」をのぞき(今は閉鎖期間。年に数回オープン)、終点である「名越切通」に着いた。 たった1時間ほどの道のりに、こんなにも史跡や印象的な場所が点在するコースははじめてだった。さすが鎌倉、そして改めて鎌倉がもつのんびり穏やかなまちの空気にほっとした。いつか、できることなら住人となって散歩をしてみたいな。 鎌倉駅▶︎台湾キッチン叙々圓▶︎鶴岡八幡宮▶︎ジャム教室▶︎荏柄天神社▶︎okashi nikaido▶︎平成巡礼道▶︎絹張山▶︎関東の富士見百景▶︎お猿畠の大岸岩▶︎まんだら堂やぐら群▶︎名越切通▶︎緑ヶ丘入口バス停▶︎鎌倉駅 台湾キッチン お粥、ちまき @jojomaru_taiwan okashi nikaido マフィン @okashi.nikaido 復路 鎌倉行き 緑ヶ丘入口バス停 逗子行き 亀が岡団地西バス停