05:21
8.3 km
945 m
星と緑のロマントピアから虫倉山
砂鉢山・虫倉山 (長野)
2025.12.13(土) 日帰り
今週末は寒気が入り込み、木金が雪の予報で日曜日は大崩れだけれど低気圧が南から入るので雪ではなく雨になりそう。 というわけで晴れが期待できるのは土曜日だけ。 雪がありそうなのはやはり北信ということで・・・砂鉢山か虫倉山か・・・とりあえず行って決めることに。 前夜の金曜日。 雪は止んで晴れに向かっていくのかなと思ったが、19号では降っていなかった雪が・・・新町を逸れて小川村に入ると舞っていた❄️ 天気が少し不安になって、奥まで行くのはやめて虫倉山に決めた。 そんな空模様だったから夜明け前から登るのは止めにして仮眠を取った。 小川展望台は旧鬼無里との境界にあって峠のてっぺんだから、北アルプスの眺望がよくこの場所から虫倉山を登れると知って登る機会は伺っていたのだが、なかなか登る機会を得られずにいた。虫倉山自体は、子供の頃一時親の仕事の都合で旧中条村に住んでいたことがあり、別ルートから登ったこともあり、確か校歌にも虫倉山という単語があったのを記憶している。 ここで小学生時代を過ごした経験もあるせいか、奥山に舗装道路が繋がっているのは当たり前だし、都市部でないと暮らせないという感覚も薄い。今は旧中条村も長野市だから当たり前と思うかもしれないが、小学生ながらに長野市街まで友達と自転車を一生懸命にこいで買い物や映画を観に行ったこともあるし、野山を自由に遊び回ったのも良き思い出だ。 そんな中条村だが、自分が住んでいた頃からの一番の変革は長野オリンピック関連で出来たバイパス道路の存在だろうと思う。それももう30年近く前のことだし子供時代の記憶だから曖昧な部分も多いが、バイパスがない頃は中条村から長野市に行くのも山道で大変だった。さらにそのバイパス道路も無料となり、道の駅も出来て多くの人がそこに集まり賑わっている。 自分が住んで間もない頃は『おやき』という言葉も認知はされておらず、それから数年、引っ越し間近という頃になって・・・おやきを売り出そうという感じになって、隣の小川村や長野市七ニ会地区などと競うようにおやき関連の施設が出来たりした。当時は小川村のおやきが有名で太刀打ちなど出来ない感じだったが・・・もうすっかり『おやき』は長野県のひとつの顔のような存在となっていて、長野県内であれば珍しい食べ物ではなくなっている。当時はこんな田舎くさいものが流行るのかと子供心に思ったものだ。そんな風に思い出のある中条村だが、大人になってからも行くことはほとんどなくて、今回虫倉山を登る機会に乗じて道の駅にも寄ってみたのだが、『おぶっこ』なるものが名物料理となっていた。これは全く覚えがないと食べてみたが、ほうとうに近い料理だなと思った。 道の駅が出来る以前は忘れ去られたような存在だった中条だから、中条村があったことすら知る人は少なくなっているかもしれない。隣の小川村はまだ独自の自治体として存在しているが、果たしてどちらが正解だったのか・・・それは住んでもいない自分には判断も出来ない。 ただ懐かしさと共に備忘録として。 大きく脱線したが、ロマン館からの虫倉山は波線ルートとなっているが、少なくとも雪がついた状態では、道も明瞭だし随所に案内板もあって迷うことはなかった。(夏道が草藪になる雰囲気でもない)途中、いくつかあるピークの中では鬼座峰が印象的だ。ピークというか、崖の先端という感じの場所で、大洞山から少し下ってそこから登ることなく細尾根を歩いて行くのだが、切れ落ちた道がスリリングで、そこから北アルプスの山が見えて爽快感たっぷりだった。 虫倉山だけでは物足りないという人は是非このルートで登って欲しいと思う。 ロマン館のある場所は峠のてっぺんではあるが集落を繋ぐ地域主幹道路だから冬季であっても交通に支障はない。ただ、スタッドレスタイヤが必要なのはもちろんなのだが、真冬の長野県で山を登ろうと思えば当たり前のことだから書き記すまでのことはないと思う。 ロマン館から登るもうひとつのポイントはやはりその素晴らしい眺望にあると思う。今回は特に、山の天気があまり良くなかったから、下山してからゆっくりと北アルプスの絶景が拝めたのは何よりだった。