白山は名前の通り真っ白🏔
御嶽はガス😭
歩いてる間に晴れて下さい🙏
白い松のよう☃
しばし林道歩きが続きます(笑)
下山は周回コースの別ルートでこちらは比較的緩やかな下りで安心。
唯一の青空🟦
鶏岩展望台から鶏岩🐓
どれどれ?ニワトリ🐔
いろいろ七色な山登り
1キロ近い木道。いつも思うがこんな山奥にどうやって材運んだのだろう?
振り返って御嶽と秀峰舎 ぬっと顔を出してる御嶽の存在感が半端ないね~😲
林道から対岸の山の紅葉

モデルコース

小秀山二の谷登山口-三ノ谷登山口-小秀山 周回コース

コース定数

標準タイム 08:27 で算出

きつい

32

  • 08:27
  • 11.4 km
  • 1352 m

コースマップ

タイム

08:27

距離

11.4km

のぼり

1352m

くだり

1350m

標高グラフ

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このコースで通過する山

「小秀山二の谷登山口-三ノ谷登山口-小秀山 周回コース」を通る活動日記

  • 191

    08:27

    12.1 km

    1270 m

    [🚶‍♀️ピーカン狙いで🌞二百名山へ⛰️]小秀山

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.11.14(金) 日帰り

    こんにちは〜✋ 約1週間ぶりの登山です。 ふと気になったのが、「登山って、どのくらいのペースで行くのが体にいいんだろう?」ということ。 少し調べてみたところ、こんな目安がありました😊 距離10キロ・高低差1000m程度の登山の場合 • 初心者の場合 最初は2週間に1回のペースから始め、徐々に週1回に増やすのがおすすめです。 • 中級者・上級者 体力や経験が十分にある方なら、週1回の登山に加えて、軽めの山やトレーニングハイキングを週2回ほど行うことも可能とのこと。 登山後の回復を重視しつつ、無理のないペースを保つことが大切なんだそうです❗️ つまり、初心者の方は“隔週で登る”くらいがちょうど良いようです😊 僕自身はというと、毎日5キロのランニング+週1くらいの山を目標にしています。 身体が軽くなる感覚がクセになりますね。 ちなみに、この記事の最後に「激安で受けられる僕独自のオンライン英会話」の募集についても書いています。 ほんの少しでも英語に興味がある方は最後の部分だけでもぜひ読んでみてください! 少数で募集は締め切りますので、ご興味のある方はお早めに・・・。 小秀山とは? 小秀山(こひでやま)は、岐阜県中津川市と長野県王滝村の県境に位置する標高1,982mの山で、日本二百名山に選ばれています。 山頂からは御嶽山、乗鞍岳、中央アルプス、そして条件が良ければ北アルプスまで一望できる360度の大展望が広がります。 登山道は滝や沢が連続し、登るごとに変化する自然の表情が魅力で、特に「夫婦滝」や「滝見台」からの景観が人気です。 山頂直下には避難小屋と展望デッキがあり、雲海や夕日、星空を楽しむ登山者も多く見られます。 登山口は「乙女渓谷キャンプ場」からが一般的で、林道を歩きながら沢沿いを遡るコースです。 ルートは整備されているものの、急登や岩場もあり、体力と注意力が求められます。 標高差が約1,200mと登りごたえがありながら、アクセスが良く日帰りも可能な山として人気です。 夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪をまとった御嶽の姿など、四季折々の美しさを堪能できます。 中部山岳の豊かな自然と静寂が残るエリアで、初心者から中級者まで幅広く楽しめる山です。 滝の音、森の香り、そして稜線の風、自然の五感をフルに味わえる「癒しの名峰」です! 駐車場は乙女渓谷キャンプ場にあり、およそ100台ほど駐車可能です。 料金は1台500円の有料制となっています。 もしうっかりお財布を忘れてしまった場合は、林道を少し下ったところの砂利の路肩に停めている登山者も見かけました。 ただしあくまで自己責任の場所になるので、できる限り正式な駐車場を利用するのがおすすめです。 ピークハント山:小秀山 山レポ ・キャンプ場駐車場~三の谷登山口 小秀山登山は、乙女渓谷キャンプ場の駐車場からスタートします。最初はアスファルト道を歩き始めます。キャンプ場の大型駐車場は道路の傾斜に沿って少し斜めになっており、車中泊をする場合は平らな場所を探すのが少し大変かもしれません。駐車場は砂利敷きですが、すぐ目の前には道路があり、アクセスは良好です。キャンプ場内の道はアスファルトできれいに整備されているため、三の谷ルートに向かうまではしばらく舗装路を歩くことになります。入口には「ようこそ乙女渓谷キャンプ場へ」という看板があり、まるで登山者を歓迎してくれているような雰囲気です。少し進むと左手に整備された階段があり、上には小さな鳥居と神社が見えました。さらに進むと右手にキャンプ場のセンターハウスが現れ、ここで受付や駐車料金の支払いを行います。早朝の場合は、備え付けの料金箱に料金を入れる形となっています。 あちこちに「クマ出没注意」の看板があり、やはりこの一帯は熊の活動域のようです。登山者名簿入れもこのセンターハウスの前に設置されているので、出発前に記入してから登り始めると安心です。センターハウスの向かい側にはキャンプ場全体の案内図があるため、トイレや水場の場所などを確認しておくと良いでしょう。キャンプ場内の道を登っていくと、猿の姿を多く見かけます。上高地の猿のように人慣れはしていないため、近づくとすぐに逃げていく印象です。道中には吊り橋もあり、キャンプ場内を歩くだけでも自然に包まれた空気を感じられます。川のせせらぎが耳に心地よく響き、思わず立ち止まって聞き入ってしまうほどです。途中、左手にお手洗いがありますので、ここで済ませておくのがおすすめです。この先、山頂までトイレはありません。冬場はこのお手洗いも閉鎖されてしまうようなので、寒い時期に登る場合はキャンプ場手前で済ませておくのが良いでしょう。 さらに進むと、足元には栗のイガがたくさん落ちていましたが、中身は空っぽ。どうやら猿などの野生動物に食べられてしまったようです。栗の落ちる道を抜けると、キャンプ場を流れる白川に立派な橋が架かっており、橋の上から上流を眺めると、大きな滝が姿を見せます。水量は豊かで、沢の力強さを肌で感じることができます。このあたりまではまだアスファルトの舗装路が続き、車も通るため、カーブの多い山道をゆっくりと登っていきます。「小秀山登山道」と書かれた案内板も設置されており、迷う心配はほとんどありません。しばらく進むと緑色のゲートが現れ、右手に人ひとりが通れるほどの隙間があります。そこから先へ進むと、いつの間にかアスファルトは砂利道に変わり、周囲の山肌からも豊富な水が流れ込んでいます。 砂利道をくねくねと登っていくと、だんだんと視界が開けてきました。左手には向かいの山肌が見え、山の上部から朝日が差し込み始めるのが分かります。足元にはキクの花が群生しており、朝の光を受けて揺れる様子がなんとも美しいです。歩みを進めるごとに、陽の光が隣の山肌を照らす面積がどんどん広がっていくのが印象的でした。やがて「国有林からのお願い」という大きな看板が見え、そのすぐ隣に「小秀山 三の谷登山口 →」という案内板があります。そこが三の谷ルートの登山口です。駐車場からここまでで、おおよそ30分から40分ほど。キャンプ場からすでに自然を感じながら歩ける、美しいアプローチでした。 ・三の谷登山口~小秀山 登山口に入ると、すぐ目の前に小屋が二つありますが、どちらも休憩用の小屋というわけではありません。小屋を通り過ぎると、間もなく「三の谷ルート」と書かれた標識が現れ、「二の谷との出合まで二時間」と表記されています。途中には「熊へ!人間に気を付けて!」という、思わず笑ってしまうようなお茶目な注意喚起の看板があり、そのすぐ先には「山の神」が静かに祀られていました。登山口からはすぐに樹林帯が始まります。ここは陽がまったく届かないため、しばらくのあいだは暗い中を進むことになります。ただ、山道は広くはないものの非常に歩きやすく、足元はしっかりしています。ここから先はひたすら山の法面をクネクネと登っていく、いわゆるつづら折りの道になります。カーブを曲がるたびに番号が振られており、自分が何回折り返したのかを確認できるようになっています。折り返しの間隔はかなり短く、ふと山の上部に目を向けると、次の看板や、さらに二つ先の看板まで見えることもあります。一見まっすぐ進んでしまいそうな箇所には注意喚起がされているため、道迷いの心配もほとんどありません。 しばらくは歩きやすい山道が続きますが、途中からは岩場が増えてきます。苔の生えた岩が多く、濡れていると滑りやすいので注意が必要です。何度もつづら折りを繰り返しながら登っていくうちに、7番を過ぎたあたりから山道が少し狭くなり、やや歩きづらくなります。しかし9番目まで来ると再び道が広がり、歩きやすさが戻ってきます。10番を超える頃には樹木の本数が減り、隣の山の姿が見えるようになります。登山口にいたときよりも、山肌に当たる陽の光の面積が明らかに広がり、太陽が着実に昇っているのを感じられます。それでもまだ樹林帯はしばらく続きます。途中には丸太で土留めが施されている箇所もあり、登山道の整備が行き届いていることを感じます。山の法面には大きな丸太が横たわっており、上から流れてくる細かな土砂から山道を守るように設計されていました。地元の方々の丁寧な整備のおかげで、安全に進むことができます。 19番目のポイントでは、青いタオルの落とし物を見かけました。登山口からここまでで約30分。二の谷出合まであと1時間半との表記があります。23番を過ぎるころには、正面に太陽が姿を現し、隣の山よりも高く昇ってきていました。ただしルートの関係で、すぐにまた暗い樹林帯の中に戻ります。番号の割り当ては27番の折り返しで終了です。27番を過ぎると「休憩適地①」という場所があり、簡易的な休憩所になっていますが、広さはそれほどありません。そこにはクマよけとしてフライパンがぶら下がっており、全ねじボルトのような金属棒で叩いて音を鳴らす仕組みが設けられています。また、「熊さんへ!人が通ります。よろしく!」というチャーミングなメッセージも掲げられていて、緊張の中にも少し和む瞬間でした。 ここを過ぎると尾根に出て、木の根がむき出しになった道が続きます。濡れていると非常に滑るので、足元には注意が必要です。尾根道は急登ではありませんが、ひたすらまっすぐに登る形になります。途中にはキノコがあちこちに生えていて、湿った森の香りと相まって季節の深まりを感じさせます。登山道の表記も相変わらず多いので、迷うことはありません。しばらく進むと「山頂まで4キロ」のポイントに到着します。この4キロポイントを過ぎると、太陽が正面に現れはじめ、まぶしさを感じるほどになります。サングラスがあると非常に助かります。途中はクネクネと道が続きますが、全体的に歩きやすく、安定した登山道が続きます。岩場が点在しており、苔の多い箇所では滑らないように注意しながら進みます。 やがて山道が狭くなる場所が出てきて、少し笹薮をかき分けながら進む場面もあります。太陽がしっかりと顔を出すころには、湿度が下がっていくのを体感できるでしょう。朝のしっとりとした空気が乾きはじめ、山道も次第に乾いて歩きやすくなります。間もなく「休憩適地②」が現れますが、こちらもそれほど広くはなく、人がすれ違える程度のスペースしかありません。あまり疲れていない場合は、ここでは休憩せず、そのまま先へ進んでしまっても良いでしょう。太陽がほぼ真上にある時間帯で、木々の間から光がよく差し込み、森全体が明るく照らされています。休憩適地を過ぎると、樹木の隙間から隣の山肌を望むことができます。途中には山道が崩落している箇所もあるので、十分に注意しましょう。 さらに進んでいくと、再び向かいの山肌を望める場所に出ます。そこは函ヶ岳という山で、その周囲には「鳥岩」を含む岩峰群が並んでいるそうです。山の名にまつわる伝説も残る場所で、こうした地形が物語を生んできたのだと感じます。傾斜は次第に緩やかになり、ザレ場のような少し滑りやすいエリアを過ぎると、道は平坦な尾根歩きへと変わっていきます。このあたりからはぬかるみが増えてきて、登山靴が泥でかなり汚れます。靴の汚れを気にする人は、ここからが覚悟のしどころです。森の匂い、ぬかるむ地面の感触、そして静まり返った空気・・・山の中に深く入り込んでいく実感を強く覚えます。 さらに進んでいくと、「二の谷」との出合に到着します。三の谷登山口からここまでは約2時間です。出合を少し過ぎたところに「休憩適地③」があり、ここにも例の“フライパンのクマよけ”が吊るされています。金属棒で叩いて音を出すタイプで、すでにお馴染みになってきました。もっとも、この休憩適地③も広さはそれほどなく、2〜3人が腰を下ろせる程度です。現在、この一帯では登山道の整備作業が進められているようで、刈り取った笹が山道に散らばっていました。ありがたいことに、草刈りをしてくれているようですが、踏むと滑りやすく、転倒の危険もあるため注意が必要です。確かにこの先は笹薮を漕ぐような場所もあるため、こうした整備は本当に助かります。 少し岩場を抜けて歩いていくと、一気に視界が開ける場所に出ます。ここから見える景色は、思わず立ち止まってしまうほどの開放感です。しかし、景色を堪能したのも束の間、その先には再び急登が待っています。急登を登り切ったと思った瞬間、今度はゴツゴツとした岩場が現れ、目の前には巨大な岩がそびえ立ちます。その岩の名は「兜岩」。頑張れば上に登ることも可能なようですが、間近で見るとその迫力に圧倒されます。岩のスケールが大きく、慎重に手足を使いながら越えていく必要があります。ここを抜けると、徐々に森林限界が近づき、樹木の背が低くなっていきます。再び稜線に近い尾根歩きへと変わり、太陽が真上から照りつける時間帯に差し掛かります。直射日光を浴び続けるため、日焼け対策はしっかり行っておきたいところです。 樹林帯と小さな稜線歩きを交互に繰り返して進むと、「第一高原」に到着します。第一高原からの眺望はまさに絶景で、周囲の山々を見下ろすように一望することができます。眼下に広がる稜線のうねりと、遠くの峰々が織りなす景色は、まさに「山を登ってきた者だけが見られるご褒美」のようでした。尾根沿いをさらに歩いていくと、相変わらずぬかるみが多く、足元は油断できません。それでも右手には見事な景色が連続し、恵那山をはじめとする山々を見渡すことができます。稜線を歩く爽快感と、眼下に広がる絶景が相まって、疲れを忘れさせてくれます。 その後、再び小さな樹林帯に入り、ぬかるみに足を取られながらも進んでいくと、「第二高原」に到着します。ここからは中央アルプスの山々を望むことができ、光の角度によっては稜線が黄金色に輝くように見えます。山道も陽がよく当たり、比較的歩きやすくなってきますが、それでもぬかるみは相変わらず続きます。さらに小さな樹林帯を抜けると、「第三高原」に到着です。第三高原からは目の前に小秀山のピークがはっきりと見え、山頂に建つ避難小屋の姿も肉眼で確認できます。笹薮を少し進むと、恵那山や中央アルプスをきれいに望むことができ、思わず息を呑む美しさです。 第三高原を抜けてしばらく行くと、最後の急登が待ち構えています。岩場を交えた急登で、足場も不安定ですが、登り切った先に左手へと視線を向けると、立派な山小屋が現れます。その名は「秀峰舎」。内部にはバイオトイレが設置されており、使用後は自分でレバーを回して処理を行う仕組みになっています。トイレの協力金は100円で、小屋の中に設置された箱に入れるようになっています。驚かされるのは、その小屋の内装の美しさです。建てられてからそれほど年月が経っていないようで、木材の色も新しく、とても清潔です。靴を脱いで入る際には棚にトレーが用意されており、内部を汚さないよう配慮されています。内装の木板は丁寧に磨かれていて、カーテンによる仕切りもあり、山の中とは思えないほど快適な空間です。外には水タンクが設置されており、おそらく雨水が溜められているものと思われます。飲料には適しませんが、手を洗う程度なら十分に利用できます。もちろん「土禁」なので、汚さないように入口で靴は脱ぎましょう。 小屋を出ると、山頂はすぐそこです。山頂に立つと、まず目に飛び込んでくるのは御嶽山の雄大な姿。まさに小秀山のハイライトとも言える景色です。山頂看板も立派で、運が良ければオコジョが顔を出すこともあるそうです。看板の裏側から見る御嶽山の眺望は特に素晴らしく、その荘厳な姿は頭に焼き付いて離れません。御嶽山の美しい姿に見とれてしまうことは間違いありません。さらに右側には八ヶ岳連峰が連なり、その右隣には中央アルプスの山々が続いています。山頂看板を背に左奥を見ると、立派な恵那山が悠然と佇んでいました。「さすがは二百名山」と思わず口にしてしまうほどの絶景です。 そして実は、山頂の奥へ少し草木の間を進むと、大きな岩が突き出た場所があります。そこが“隠し絶景ポイント”です。御嶽山を最も美しく望むことができる場所で、風がなければここが最高の休憩スポットになります。山頂自体は広くありませんので、休憩を取るならこの絶景ポイントか、先ほどの山小屋の周辺が最適です。青空の下、御嶽山を正面に眺めながら飲む一杯の水・・・その瞬間のために登ってきたのだと、心から感じられる場所でした。 ・三の谷/二の谷分岐~二の谷ルート登山口 三の谷と二の谷の分岐点から、およそ2キロほどを下っていきます。分岐を過ぎてしばらくは樹林帯が続き、比較的普通の下りが続きます。ただし、三の谷よりも傾斜が急な場所が多く、下山ルートとしてはやや不向きに感じます。道が入り組んでいる箇所も多く、気を抜くと分岐を間違えそうになるところもあります。下るにつれて道は徐々に細い尾根道へと変わっていき、定期的にピンクテープを確認しながら進む必要があります。クマザサに囲まれた山道は丁寧に整備されており、歩きやすさはありますが、三の谷ルートよりも樹木の密度が高く、幹も細いため、どこか窮屈さを感じます。太陽の位置が高くなっているため木漏れ日はよく差し込み、柔らかな光が山道を照らしていますが、全体的には鬱蒼とした印象です。 途中には、切り立った岩から岩へと渡るようなスリリングな場所もあり、一歩一歩が慎重になります。木の根が階段のように張り出した急斜面を下っていくと、兜岩を見上げられる眺望ポイントに出ます。しかし、そこには二の谷ルート最大の難関として知られる「カモシカ渡り」が待ち構えています。「カモシカ渡り」とは、険しい岩場が連なる狭い尾根道のことで、名前の通りカモシカが渡るほどの細さと危険さを併せ持つ場所です。正面も左右も切り立った急斜面となっており、足元を慎重に確認しながらバランスを取りつつ進まなければなりません。初心者には少しハードルの高い難所ですが、スリルを味わいたい登山者には人気のスポットです。 登りではそれほど難しく感じなかった「カモシカ渡り」も、下りとなると一気に難易度が上がります。約7〜10メートルほどの切り立った岩場を、ほぼ垂直に近い形で慎重に降りていく必要があります。下部は木の根が多く、掴める場所が比較的ありますが、上部になると手をかけられる箇所が少なくなるため、注意が必要です。ここを無事に抜けると、間もなく第一展望台に到着します。尾根の高い位置に少し登り返すと景色を眺めることができますが、残念ながら樹木が多く生い茂っており、見晴らしはあまりよくありません。 第一展望台を過ぎてしばらく進むと、「鎧岩」と呼ばれる巨大な岩が現れます。看板の横から見上げると、その名の通り、鎧のように層を重ねた大きな岩が迫力満点で迫ってきます。鎧岩を巻くようにして下っていきますが、その後も急な下りが続き、尾根を一気に駆け下りるような感覚です。やがて、どこからか水の音が聞こえはじめます。足元には丸い玉石が増えはじめ、沢が近いことを感じ取れます。ただ、この玉石には苔が生えており、非常に滑りやすいので細心の注意が必要です。 そのまま下っていくと、沢と合流します。ここで「孫滝」と呼ばれる滝と出会います。二段になって落ちるこの滝は水量が豊富で、迫力があります。季節によっては、足元にアキノキリンソウが咲き乱れるそうで、ひと月ほど前なら黄色い花々が彩っていたことでしょう。 滝を後にしてさらに進むと、大きな一枚岩を下る場面があります。この岩は微妙に傾斜しており、非常に滑りやすいので気を抜けません。一枚岩の上を慎重に降りた先には沢渡りもあり、バランスを崩すと水に落ちてしまう恐れがあります。靴底のグリップを確かめながら、慎重に進みましょう。ここからはトラバースが続き、いくつもの滝が点在します。 やがて林道のような区間に差しかかりますが、途中の橋が朽ちていて渡ることができません。そのため、山側の細い道を選んで進む必要があります。二度目に現れる木の梯子は、まだ辛うじて使用可能な状態です。林道以降も沢がすぐ近くに流れているため、岩が多く、全体的に非常に滑りやすい道が続きます。ところどころで山道が崩落しているような箇所もありますが、ピンクテープを辿っていけば、迷うことはあまりないでしょう。岩場を慎重に下りながら急な法面を降りていくと、左側から聞こえていた大きな滝の正体が、ついに目の前に現れます。 やがて、落差80メートルを誇る「夫婦滝」が姿を現します。1本の大きな水流が滝となる際、途中で2本に分かれて落ちていくことから、この名が付けられたそうです。それにしても、落差80メートルという規模の滝の迫力は圧巻で、滝壺に近づくにつれて水飛沫が細かい霧のように肌に降り注ぎます。ちゃんと展望台も設けられており、正面からその雄姿を見上げることができます。中津川市加子母総合事務所によると、この二の谷ルートは登山口から夫婦滝までが推奨ルートとされているようで、確かにこの滝より先は危険箇所が増えるという注意書きもありました。その理由は歩いてみるとすぐに納得できます。 夫婦滝を過ぎると、しばらくの間は木道と山道が交互に現れる比較的歩きやすい道が続きます。とはいえ、「山道の方が少し多いかな」という印象で、油断は禁物です。木道の板が古くなって段差が壊れている箇所もあり、また山道の一部は崩落していて、まるで落とし穴のようになっている場所もあります。落石も多く、木板の破損は経年劣化と自然の力の両方によるものでしょう。道中では、烏帽子岩などの大きな岩を見上げながら、慎重に下っていきます。 やがて開けた場所に出ると、工事をしている現場に遭遇しました。どうやら昨年、この一帯は大規模な土砂崩れや増水によって流されてしまったようで、現在は復旧工事の最中でした。話によると、山小屋も土砂崩れに巻き込まれて小屋ごと数十メートルも流され、山道は倒木で塞がれ、木道も流失してしまったのだそうです。そのため、今も一部の木道が途中で宙に浮いたままになっており、自然の力強さと恐ろしさを改めて思い知らされる瞬間でした。工事区間にはう回路が設けられており、作業現場の脇を静かに通らせていただきます。 無事に通過すると、再び木板の道へと戻ります。ここから先は木道がメインになり、ときおり岩場を挟みながら進むようになります。傍らを流れる水は澄み切った青色で、あまりの透明さに思わず手を浸したくなるほど。滝壺の水音を聞きながら歩く時間は心地よく、疲れも癒やされていくようです。途中には大小さまざまな滝が現れ、「天狗岩」と呼ばれる巨大な岩も見ることができます。天狗岩の看板が見えたら、ぜひ振り返ってみてください。背後の頭上には、その名の通り天狗がそびえ立つように見える巨大な岩があり、思わず息をのむほどの存在感です。紅葉はすでに終わりかけていましたが、赤や黄の残り葉が木漏れ日に照らされ、晩秋ならではの趣を感じながら歩くことができました。 やがて「和合の滝」に差し掛かると、道はすべて木道に変わります。ただし、この木道が意外と滑りやすく、見た目以上に神経を使います。そのためか、ところどころに新しい滑り止めが設置されており、関係者の方々の細やかな配慮が感じられます。段差のある下りで滑ると非常に危険なので、慎重に足を運びます。しばらく木道を進んでいくと、崩落している箇所もいくつか見られます。おそらくここも復旧予定なのでしょう、すでに単管パイプでしっかり区画されていました。 次に現れるのは「ねじれ滝」です。水流がねじれながら落ちる珍しい滝で、水しぶきが spiral(スパイラル)状に広がる様子は見ていて飽きません。道中には板で組まれた簡易ベンチの休憩所が1か所あり、ほっと一息つくことができます。他にも復旧したばかりの階段などがあり、ここまで整備してくださった方々への感謝が自然とこみ上げます。 そして最後に現れるのが「乙女渕」と呼ばれる小さな渕(滝)です。澄んだ水が穏やかに流れるその光景を眺めながら進むと、やがて登山口に到着します。そこには「乙女渓谷の森」という看板があり、周辺の滝の紹介が写真付きで掲げられています。途中にあったはずの小屋は、今では跡形もなく消えており、自然の厳しさと時間の流れを感じさせる終幕でした。 という訳で山レポでした! なんと、フライパンをクマよけにした箇所が3か所もありました。こういうユーモア抜群の設置をしていただけると、緊張の糸が少し緩んで、心も体もほっと回復する気がします。 と同時に、「フライパンの捨て方って……山に……」なんて冗談めいた悪知恵も働いてしまいました。笑 こういう発想にちょっと惹かれてしまうのは、もしかすると海外を回った経験の影響かもしれません。 ・・・そして、ここから少しだけ余談です。お付き合いください。 現在、オンライン英会話を学びたい方を募集しています。というのも、僕は今年2月〜4月にフィリピンの英語語学学校に短期留学していたのですが、その際に仲良くなった現地の先生たちがオンラインレッスンの生徒を募集しているとのことです。 間に学校や企業が入らないため、1時間1500円という低価格で受けることができます。僕自身も11月からレッスンを再開していて、日中は先生方が語学学校で授業をしているため、平日は夜(19〜22時頃)、土日は日中(9〜22時の間)で柔軟に調整可能です。 お世話になった信頼できる先生方なので、品質は僕が保証します。 全員20代の女性講師です。(たしか。笑) 英会話に興味のある方なら、どなたでも受けられる環境です。語学学校には10代から60代まで幅広い生徒がいました。(来週まさにそこで知り合った60代の方と帰国後初めて飲みに行きます!(余談) 仲良くなった先生は数名しかいないので、募集も数名限定。まさに“早い者勝ち”です! もし気になるという方がいらっしゃいましたら、コメントやメッセージをお送りください! 様々な山の動画をインスタグラムのリール動画で上げてますので是非見てみて下さい❗️😊 https://www.instagram.com/mizu.outdoorman?igsh=emt3NDZsaXFwc3Jv&utm_source=qr 是非[フォロー]をお願い致します🙇 最近は、山の土地開拓関係や、狩猟を始める事に関しても上げています❗️ [山あるあるシリーズ]が結構人気です😊

  • 10

    08:02

    12.2 km

    1333 m

    小秀山2025-09-23

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.09.23(火) 日帰り

    前から気になっていた200名山の小秀山に行ってきました。 出会った方は3名。ひっそりとした道を行く山行でしたが熊が出ないか?ヒヤヒヤしながら歩きました。 三ノ谷→二ノ谷ルートで往復しましたが二ノ谷は看板通り、初心者には難しいルートだと思います。

  • 82

    07:13

    12.3 km

    1298 m

    小秀山(こひでやま)

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.08.03(日) 日帰り

    日本二百名山小秀山⛰️ 今後、この界隈の山にいく予定があるので予習も兼ねて?この山域の雰囲気を味わいに行ってきました😊 雪山シーズンに会社の取引先であるMARIさんの会社のボスから、うちのスタッフと雪山へ同行してくれないかというご縁でお知り合いになったMARIさんにご一緒いただきました☺️ (大事な大事なスタッフのMARIさんに大変な山行を強いてしまったような?MARIさんのボス、ごめんなさい🙇‍♀️) 滝を眺め涼みながらのゆったり山行をプレゼンしたはずだったのですが、何をどう間違えたのか、、 下山は終始神経を張りつめた山行となってしまった小秀山。先週の大キレットに負けず劣らず刺激的な山行となりました😂

  • 57

    07:20

    11.8 km

    1281 m

    恐るべし二百名山の小秀山♡

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.08.03(日) 日帰り

    大キレットからお帰りのゼン主さんからの嬉しい連絡💕 もちろん、プランはお任せします😊 なぜなら…私の発想しない面白いプランが絶対くるから😁 という事で「暑いこの時期に滝で涼みましょう」と決まった小秀山。参考レポには可愛いトイプードルと滝を楽しむ方。よし、トイプードルでも行けるなら👍と決定した今回の登山へlet's go🚶‍♂️

  • 21

    11:14

    11.8 km

    1286 m

    小秀山 3回目

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.07.06(日) 日帰り

    3回目の小秀山 ケンカしたら禊で小秀山を登るという謎ルール発動😂 その前はCoCo壱5辛💦 とりあえず下山後の丸亀の鬼おろしがしみました。

  • 29

    08:04

    12.1 km

    1275 m

    小秀山

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.06.28(土) 日帰り

    小秀山【日本二百名山】 岐阜県中津川市と長野県木曽郡王滝村にまたがる。 山頂からは御嶽山が美しく望めることができます。 周回ルート 今回のルートは行きは三ノ谷ルート 乙女渓谷キャンプ場→林道ゲート→三ノ谷ルート登山口→ニノ谷ルート分岐→カブト岩→第1高原→第2高原→第3高原→山頂避難小屋(秀峰舎)→小秀山 下山ルート 三ノ谷ルート分岐→カモシカ渡り→孫滝→小滝→夫婦滝→避難小屋(崩壊中)→和合ノ滝→ねじれ滝→乙女渓谷キャンプ場 集合場所 茨木市内 目的地 乙女渓谷キャンプ場 行きルートは三ノ沢でつづら折りが結構続く 道中は泥沼があるので注意⚠️ 秀峰舎が見えると後20分程度だ 山頂は目の前には御嶽山が鎮座している 山頂は暑かったので秀峰舎で軽食🌭 凄く綺麗避難小屋でした 中にはバイオトイレがある 新アイテム モンベルファンブローベストで来て下山 ファンから取り込まれた空気が襟の後ろからと脇から効率よく通り抜けて汗の気化を促進し快適に過ごすことができた 下山は中津川からのコースは数々の滝を見ながらの、先には岩場もありバラエティにとんだコースです。 見どころは夫婦滝は落差80m 下山後 神明山荘 トロン温泉♨️ 600円 山や川に囲まれた静かな環境 ランチ 楽まる 飛騨川に架かる河東橋近く 昨年12月にオープン 看板メニューの【鶏焼き】 鉄板にドーンと載った鶏ももが最高 とり焼定食 通常690円 追加150円で840円 トッピング 卵120円 トータル960円 お疲れ様でした

  • 58

    08:10

    12.0 km

    1282 m

    【日本200名山⛰️】小秀山

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.06.28(土) 日帰り

    先週の経ヶ岳がとっても登りやすい山⛰️ 同じ200名山でも今週の小秀山は見所たっぷりの山⛰️ 登りのルートは九十九折りに道が切ってありとっても登りやすい。 お天気も良く白山、御嶽山、恵那山を見ながら山頂まであっという間に。 下山ルートは一転激下り&滝を見ながら渓流の横を歩く楽しいコース☺️ 山頂は360度パノラマビュー。 天気も良くて山頂からは圧巻の御嶽山が望める。 山頂に雪を抱く白山が遠くに🏔️ 山頂にある山小屋は新しくて綺麗、ゆっくりお昼を小屋の中で。中は土足禁止でマットや毛布もあり泊まれる小屋🛖 下山ルートの滝は見応えのある滝が幾つもあり壮大。渓流の上を歩けるウッドデッキ風の通路など観光向けの場所もあり気持ち良かった。本当に癒される☺️ 下山後は温泉♨️&下山飯。 ご飯は楽○らくまるは前回定休日で入れなかった所、とても美味しかった😋

  • 66

    08:14

    12.1 km

    1286 m

    コアジサイ💠がたくさん小秀山

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.06.28(土) 日帰り

    久々のお山の小秀山⛰️ 最近仕事が忙しく、明らかに運動不足💦 案の定コース定数どおりなかなかのキツさでした 今回は三の谷ルートを登りますよぉ 登山口まではゆったり歩いてそこから急登!つづら折りを歩くのでラクではあるけど距離が延びない😅 カーブごとにあった看板は27までだったかな?続きが設置されるのか?最終番号は何番なのか気になるところです🪧 急登に苦しみながらも振り返ると白山が見える お天気に恵まれて景色も良き✨これがあるからやめられない 分岐から小秀山までは稜線歩き🚶‍♀️ ゴゼンタチバナやコバイケイソウが咲いていて癒されます🥰 山頂は日陰がなく虫が多いのでこの時期は厳しいので、近くにある小屋「秀峰舎」でランチタイム🍙 トイレも併設されていてとてもきれいな小屋でした。ここに泊まったら快適だろうなぁ🛖 丁寧に使われていて利用者のみなさんの協力を感じました 下山ルートは二の谷ルートですよぉ ここからがなかなかの過酷なルートで「カモシカ渡り」はほぼ直角のような? 足場も石が多く、私の一番苦手とする苔もついているではないか。。。。😨 ただでさえ下りが苦手なのに、思い出す槍ヶ岳のトラウマ🐅🐎 ビビりまくりながらなんとか夫婦滝まで下りました。 ここからは整備された階段があり、滝に癒され無事終了となりました。 下山後はトロン温泉神明山荘へ♨️ さっぱりしたあとは以前定休日で入れなかった楽〇さんへ向かいます🚗 名物のとり焼き定食をいただきましたーここはまた行きたい🐔

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    08:14

    13.5 km

    1382 m

    【日本二百名山⛰️】時計回りで小秀山✨乙女渓谷から

    小秀山 (岐阜, 長野)

    2025.06.28(土) 日帰り

    何度も計画立てちゃぁダメになってた小秀山。 やっと!行ってきました🙌(ノ≧∀≦)ノ 氷瀑見たさで雪山シーズンに 行きたかったのですが〜 行ける時行っとこ😊 ってことで 暑さ覚悟して行ってきました😊 一番乗りで乙女渓谷⛺️駐車場🅿️到着 外は寒いくらい涼しい🥶(〜 ̄▽ ̄)〜 心地よい気温でスタート🚶‍♀️ 今回は〜 三の谷から登り 二の谷へ下る時計回り⏰ つづら折りを頑張って登り〜 下りはマイナスイオンたっぷりな 滝を楽しむプラン。🌊🌊🌊😊 道中、 南アルプスや御嶽山、恵那山がチラホラ👀✨ ワクワクさせます(っ ॑꒳ ॑c)♡ 山頂ではパノラマビューで 中央アルプスもドーンと見えました👏😆 山頂は虫が多くて休憩しづらいので 小屋の中でもぐもぐTime⏱🍙🍫🍿🍩✨ とても新しく綺麗な小屋でした✨ 🍚下山メシ とり焼き🐔楽〇 https://maps.app.goo.gl/tZBVUM9FAFJt76K58?g_st=ic クリスマスのチキンみたいな ごっつい手羽の丸焼き🐔→🍗 960円 ごはんは大、中、小 選べます🈚️ ♨️神明山荘 600円 shinmeisansou.jp