02:49
6.9 km
558 m
矢筈城跡
大ヶ山 (岡山)
2025.11.02(日) 日帰り
今年は家の事情で遠出できず、一年ぶりの登山?になりました やっと自由な時間が取れた11月初めの三連休、熊が猛威を振るう東日本の山は避けて西へ目を向け、ずっと昔に計画だけ立ててあった伯耆大山、蒜山、三瓶山あたりを狙って出発しました 当初の天気予報では前日の金曜日は全国的に雨、しかし三連休は割と良い天気・・のはずが実際は土日とも晴れ時々雨となったため現地で予定変更して昔からの趣味である史跡巡り&温泉巡りに 特に11月1日は朝から土砂降りで雷が近くに落ちたり雹が降ったりと酷いものでした 今回とりあげる矢筈(やはず)山は美作や因幡に勢力を伸ばした草刈氏が本拠とした矢筈城があったところで、以前いちど史跡巡りで訪れています 中世の山城としては全国的に見てもかなりの高所にあり、この日に廻った史跡のなかでは唯一登山に区分しても良いと思いレポにあげました 矢筈山への登山道は千磐(ちいわ)神社からと美作(みまさか)河井駅からの二か所。前回は千磐神社からピストンだったので今回は千磐神社から上り美作河井駅へ下山、県道を歩いて千磐神社へと戻っています 矢筈山は最初から急登が続き半分を上り終えると所々に平坦な場所が現れますが、これがいわゆる郭(くるわ=防御陣地)で、攻める側は左右が切り立った尾根の急登を上り、山頂まで一つ一つ郭を攻略していかないとなりません。いち地方豪族の城である矢筈城が一度も落城しなかったのがよくわかります 急登の登山道は麓の人工林から自然林へと変わると登山道はどんぐりだらけ。なので腹を空かせた熊が人を襲うことは無いでしょう(希望的観測) ちなみに前日の雨で靴を濡らしたため矢筈山へは履き慣れていない予備の靴で上りましたが、激上りの矢筈山は美作河井駅への下山も激下り・・結果両足の爪をやっちゃいました 今回の旅行は雨に降られて大山、蒜山、三瓶山には行けませんでしたが、代わりに予てより一度行きたかった菅谷たたら山内、つやま自然のふしぎ館、そして幾つもの温泉へ行けたのでさほど残念な気がしません ・・が、やっぱり秋の蒜山とか行きたかったなぁ🍁