06:21
12.5 km
1303 m
奥袈裟丸山 袈裟丸ファミリー藪漕ぎ縦走
皇海山・袈裟丸山・庚申山 (栃木, 群馬)
2025.11.30(日) 日帰り
上州山旅2座目は奥袈裟丸山へ。前、中、後、奥と4座あり、なんでも関東100名山に選定されているのは藪漕ぎ必至の最高点・奥袈裟丸山だそうで、関東100名山をやってはいないのだが、そういわれると行ってみたくなる。 道の駅白沢から群界尾根登山口へ向かったのだが、根利牧場からアクセスするルートはとんでもない未舗装の悪路。カーナビもGoogleも同じルートを示していたので安心していたのだが、こんな道を走らせやがって、車に申し訳ないことをした。 もう一山登ったかのような疲労感でスタート。先着1台。快晴で後袈裟丸山までは順調に進む。途中に八重樺原という笹原が美しい針葉樹の森を通過。数日前の降雪が融け残る。今季の初雪。中の山頂で小休止。 中からは藪の様相を呈し始める。主には笹とシャクナゲが行く手を阻み、道を何度も見失うが、藪は思っていたほどではない。途中で先着車の男女のPTとスライド。尋ねたところ、この先も似たような藪で、最高点まで行ってきたそう。 地図上で奥のピークが示されている地点と、YAMAPの示す最高地点がズレており、YAMAPの方が奥にありそれが正しいらしい。ニセピークにも山頂標識があるらしいのだが、見つけられず。踏み跡の薄い藪尾根のアップダウンを繰り返し、ようやく奥袈裟丸山に到着。 南側の視界が開けてはいるが、山頂は狭く、写真を撮ってすぐに下山開始。帰りの登り返しもあるし、何しろ行きの悪路は二度と走りたくないので、この日の宿までは車で遠回りするから少し急ぐ。 駐車場まで戻ると先の1台はすでに去っており、結局この日登ったのは自分を含め3名のみ。 老神温泉の旅館に向かう。黒保根や渋川の方を遠回りして到着。老神温泉は加水、加熱なしの源泉かけ流し、透明だがほんのり硫黄臭のする素晴らしい湯。 宿の主人と話していたら、昨夜泊まった客が早朝に袈裟丸山に向かったらしく、車のナンバーを聞いたらどうやら山中でスライドした2名のPTだったらしい。こんなこともあるもんだ。