09:32
7.1 km
920 m
明日のためにラッセルトレース/瀬戸蔵山・大品山
鍬崎山・大品山・瀬戸蔵山 (富山, 岐阜)
2025.12.06(土) 日帰り
鍬崎山に雪が積もった。 今週降った大量の雪は、先週までのトレースも消えているだろう。新雪でスノーシューでも沈み込む。全線急登フルラッセルで鍬崎山まで行くのはとてもムリ。 なので、違う山にしよう! 。。。思い付かなくていいのに、二日掛けてなら行けるかもなんて思ってしまった。 だとしても、テン泊フル雪山装備のMAX重で歩くのはイヤ。ならばならば、1日目、自分でトレース付けて、次の日、そのトレースを歩く。 だけど、トレース付けれるのは大品山までと行程の半分だけ…。 1日目から撤退の可能性大だけど行けるとこまで行ってみよう。 とっくに朝が過ぎてる。あわすのスキー場駐車場に到着。広い駐車場にはぽっつり私の車だけ。まただ。少し期待したが、他に誰も登山者なし。 時間も押している。早速スタートしよう。 先ずは、嫌いなゲレンデ登りから。がっつり雪があるので足が沈む。始めからスノーシュー装着。 快晴。空の青と雪の白が素晴らしくきれい。ゲレンデ登り切って山に入る。コース案内の看板では、大品山までは初心者コース。とんでもない。かなりの急登だけでなく、木の枝が歩くのを邪魔する。 瀬戸蔵山までもまだまだ。時間単位で歩いたのにまだ2kmすら歩けてない。クラッとくる。 ぜんぜん進まず5時間以上掛かって13時半、やっと瀬戸蔵山に到着。 真っ白な立山連峰が見える。大日岳、毛勝三山が満身創痍な身に染みる。思ったより沢山の時間が掛かった。これからどれだけの時間掛かるか分かりにくい大品山。大品山から下山では暗くなるかもだけど、たっぷりの休憩をとって英気を養う。 心はとっくの前に限りなく折れて来たので、今更は心折れないが、時間的に折り返し戻るのも考える。体力の消耗は激しく、おそらく何処かから足がツリそう。 結局は、なんとか大品山まで到着。もう少し先が大品山分岐。大品山分岐で下山開始。ここからの道を見ると、なーんとしっかりとトレースがある。下山は最後までトレースがあった。ということは、こっちの道で登って来たら、ここまでラッセル無しで鍬崎山まで行けたってこと? くーっ、何のためにラッセルして来た1日だったのか😱 下山し始めると、やはり足がツリ始めた。数歩歩いて足がつるので止まる。下山の目標にしてた分岐まで降りて来て一安心。ダムの様な人工的な建造物が見える。 ゲレンデ少し前に夕焼けで日が暮れ出す。 長い1日が終わった。 下山後、ずっと足と手がツルのを繰り返す。明日は、登るのムリかもしれないと思いながら、いつの間にか就寝。