08:26
23.3 km
1404 m
【東海の百山】 結局行っちゃいました 籾糠山 106/107
籾糠山 (岐阜)
2025.07.27(日) 日帰り
どうもこのお山の名前が覚えられない。 えっと糠味噌山だっけ❓ いいえ、違います、籾糠山(もみぬかやま)です。いい加減覚えろよ〜🤔 今春の大規模雪崩による国道360号線の全面通行止めにより、来年に持ち越しを決心していた筈の籾糠山ですが、日曜日に白木峰に行こうと決め、土曜日に何気なく「籾糠山」の活動レポを眺めていたら、なんと残雪期以来途絶えていたレポが3日前に更新されていました。 しかもこの籾糠山踏破を経て7/25に東海の百山を完登された方のレポであり、2度びっくり😲❗️ レポを拝見すると、どうも国道360号線の全面通行止区間を歩いてこられたようである。 しかも自己責任で行ける範囲の状況のよう。(飽く迄個人の感想です) おお〜、じゃあいつ行くか? 今でしょ(古い❗️) ではワシ🦅も自己責任でと急遽土曜日出発に変更して意を決して行って参りました。不快に感じられた場合はすみません🙇♂️ 多少の雲はあったものの籾糠山山頂からは北アルプス(槍穂高連峰、笠ヶ岳、双六岳、黒部五郎岳、薬師岳等)や御嶽山、乗鞍岳、昨日登った白木峰や猪臥山⛰️等まずまずの眺望が楽しめました😊 勿論道中どなたともすれ違うことはありませんでした。 かくして「東海の百山」は106座、残すところあと1座(奥穂高岳のみ)となりました。 本日もお山にお花に感謝感謝です。🙏🙇♂️ 宜しければ、詳細は写真のキャプションをご覧くださいませ。 お疲れ山でした😊 《参考情報・所感》 (0) 🅿️とトイレについて 国道360号線の岐阜側閉鎖ゲートの少し前に🚗2台くらいが停められる🅿️スペースがありました。 復路で釣り竿を持った男性二人組の方とゲート近くですれ違いましたが、戻ってくると出発前には停まっていなかった🅿️スペースに車が停めてありましたのでおそらく同じ方だろうと思います。 トイレ🚻は勿論ありません。 私は、飛騨古川駅近くのトイレ🚻付き無料駐車場(24時間利用可の道の駅のような施設)にて車中泊し、得意の未明出発としました。 夜は暑くて車の窓全開で寝ました💤。 コンビニも近くにあります。 そこから上記閉鎖ゲートまでは概ね車で30〜40分くらいの距離だったと思います。 なお、籾糠山(天生湿原)登山口のトイレは使えます。 このトイレ内には携帯トイレの回収箱もあり、廃棄できるようになっていました。 当たり前とはいえ登山口の広々とした駐車場に車が一台も停まっていないのは不思議な光景でした。 勿論携帯トイレは各自で持参する必要があり、販売等は一切されていません。でも今年は使わない方が良さそうです。 (1) 国道360号線の規制区間について 規制区間を3分の2くらい上った地点に、今春の大規模雪崩の跡と思われる山肌の崩落した箇所・ガードレールの崩落した箇所が1箇所ありました。 そのすぐ近くに落石注意の看板があり「落石の危険があるので駐車しないようにという標識」がありましたので、元々今春の大規模雪崩の前から落石が頻発している箇所のようでした。 ここは山肌からの落石や崩落を防ぐガード(山側上部)も道路のガードレール(谷側)も完全に崩壊していましたので、ここは用心してさっと通り過ぎました。 路面の土砂は綺麗に取り除かれていて歩行には支障はありませんでしたが、山肌のガード補修は未だ時間がかかりそうな感じでした。 素人目にはその箇所以外は特に危険な箇所はない感じでした。 規制区間の徒歩所要時間は、上り2時間、下り1.5時間で合計3.5時間(今回は一切走っていません)でした。 日陰がほとんどなく、特に復路は正午前後でとても暑かったです。 いずれにせよこの全面通行止区間で何か落石や土砂崩れの被害に遭っても或いは途中で熱中症になって救援がなくとも完全に自己責任の区間になります。 でも正直言って、大雨でもない限り白木峰の酷道471/472号線の方が遥かにヤバい道だと感じました。 (2)籾糠山の登山道について おそらく今春の大雪で折れたと思われる倒木が少なからずあり、若干障害物競走のような感じでした。 ブナは結構太い枝、幹が折れていてとても痛々しかったです。 カラ谷分岐近くでは木平湿原側の短い区間(50m程度)ですが、完全藪漕ぎの区間もありました。 (3)お花について 天生湿原のバイケイソウが圧巻でした。 こんなに間近にこのお花を見たのは初めてです。 湿原の木道に迫り出すように咲いていて避けるのが大変でした。 ニッコウキスゲはポツポツ咲いている程度で、昨日訪れた白木峰の湿原よりは少なめでした。 往路に通ったカラ谷道には、既に花期を終えたサンカヨウの大きな葉とブルーベリーのような紫青色の実が沢山見られました。カツラ門にある桂の巨木群もなかなか圧巻でした。 最後の沢を過ぎて尾根に入ると急登になりますが、ここにはツルアリドオシが沢山咲いていました。 意外と国道360号線の路傍にアスファルトの隙間を縫って逞しく咲いている花が大きく成長しているのが印象的でした。 揚羽蝶の群がる沢山の車百合や月見草、ホタルブクロ、ウツボグサ、宇野昌磨(通称 xxxショウマ)等が見られ、照りつける暑さの中でも楽しみを見つけられました。 おしまい