03:50
8.7 km
353 m
初冠雪の段ヶ峰へ!! 積雪15-20cm!!
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 (兵庫)
2025.12.06(土) 日帰り
【今季初冠雪の段ヶ峰山頂へ!!】 昨夜22:00生野の実家へ帰還。 市街地に積雪なし。気温0℃。 師走の雑務の疲れか起床は6:00。 身支度を整え6:30の超遅出。 前回からテルモスに温かいココアを詰め携行。 前回11月16日から20日ぶりの段ヶ峰。 季節は大きく動いて「秋」は姿を隠し「白い冬」が姿を現していた。今週12/4.5 今シーズン最強寒波の到来で、段ヶ峰も今季初冠雪。生野高原からも雪を冠った「段ヶ峰」を肉眼で捉えることができる。しかし、セピア色の山肌からまだまだ本格的な積雪には程遠い、おそらく山頂付近は20cm前後の雪だろう。 多分この雪で、福知渓谷側の県道39号と笠杉トンネル側の国道429を結ぶ、全長16.5kmの完全舗装路:基幹林道も「通行止」だろう···。 ところが、千町峠に着くと「四駆」が2台···。12/6現在まだ基幹林道は閉鎖されていないようだ。(アクセスの場合は事前に充分、情報を確認ください) 千町峠登山口からの「木の根階段」は「白き階段」へと衣替え、積雪は5cmあまり。高度を上げるに従い積雪も徐々に増えてくる。小段ヶ峰(1070m)を超えると積雪は20cmに達し、鹿よけネット区間の吹き溜まりでは30cm以上にもなっていた。ここまで来ると本格的な雪道だ。もう一度今回程度の降雪があると「チェーンスパイク」の登場となる。リュックには「チェーンスパイク」も忍ばせてはいたが、今日はまだまだ充分「ツボ足」で大丈夫だった。 往きの生野高原では登山口に既に駐車車両があった。 『今日は結構な山党で雪の頂上は賑わうことだろう・・・』 今シーズン初めての段ヶ峰での雪道歩きは、とても楽しかった。雪を踏みしめて山頂をめざす感触はいくつになっても愉しいものだ。今日は小段ヶ峰から踏む雪の音が変わった・・・雪の下に「霜柱」が立っているのだろう・・・シャキシャキっと小気味よい音に合わせて一歩一歩山頂をめざすんだ。 空は真っ青・・・11/16も真っ青な空だった。青い空に白い雪・・・何とも素敵なコントラストではないか・・・。 そして今日は何といっても今年最高の展望、遠望だ。明石海峡大橋は勿論肉眼でも見えるし、氷ノ山・六甲山・四国の山だって目視できるんだ。北に目を移すと城崎の手前の「来日山」もはっきり見えその東側には日本海も・・・今日は兵庫県の真ん中で「瀬戸の海から日本海」までを見通すことができたのだ。 概ね100km以上の遠望は利いたが、残念ながら210km先の「白山」は捉えることは難しかった。遠くにもっこりと浮かぶ物体を捉えたが「雲」なのか「山」なのか判別は難しい。 気温はプラスの2-3℃と思ったほど冷え込んでおらず、氷点下3-4℃を予測してのウェアー装備はフィットせず少し汗ばんだ。ファスナーを開け、手袋を脱いでちょうどいい加減だった。 昨日の午後からの陽射しで木々には着雪はなく、まだ秋と冬の狭間にいるようだった。 それでもアセビの上には小さいながら「氷柱」が立ち確かな冬の到来を告げていた。