02:54
10.8 km
790 m
【三百名山38】素晴らしき稜線✨ニセイカウシュッペ山
ニセイカウシュッペ山・平山・朝陽山 (北海道)
2026年06月21日(日) 日帰り
前日は十勝岳が噴火警戒レベル2、さらにお天気もビミョーすぎる…。 狙っていたオプタテシケは潔く断念し、素敵なカフェで4時間ほど読書したりして過ごしました😁 そして翌日。目指すはニセイカウシュッペ山! 結果は、たおらか〜な癒やしの稜線、凛々しい大槍とアンギラス、素敵な出会い、温泉、絶品ごはん! 山頂のナイスホワイトと14kmのダート走行を除けば、最高の山旅となりました🤣 【感想】 ▼登る前から核心部!登山口はどこやねん🤣 Googleマップでニセカウの登山口を検索すると、なぜか国道39号の層雲峡方面へ案内されます。 「いや、ほんまにこっちなん…??????」 慌ててGoogleのAIモードに聞いてみると、「中越雨量観測所を目的地にして、その先へ進むと良い」とのこと。 半信半疑で進んでみると、登山口の看板が!! ただし、待っていたのは約14kmのダート走行😱 ガタガタ、ゴトゴトと揺られながら進みましたが、トムラウシの林道よりは優しめ。少し安心しました🤣 登山口には車が6台ほど。準備を整えて、いざ! ▼たおらか〜に登る、緑の癒やし道 歩き始めると、登山道はなだらか〜に標高を上げていきます。 急登にヒィヒィ言わされる山も楽しいけれど、こうして穏やかに高度を上げていく道も実にええ。 周囲を覆う緑はみずみずしく、山全体が深呼吸しているようでした✨ 途中からは、大槍からニセカウへ続く稜線が見えてきます。 「おおっ、めっちゃええ稜線やん!」 優しく丸みを帯びた山肌と、その奥に立つ凛々しい岩峰。癒やしと険しさが同じ景色の中に並んでいました。 ▼残雪トラバースとプチブッシュ大統領 道中には残雪のトラバースが何か所か残っていました。 雪面を横切りながら慎重に進みます。 その先では、笹が元気いっぱいに登山道へ進出。 「ちょっと元気すぎへんか🤣」 プチ藪漕ぎ発生! ここにプチブッシュ大統領の誕生です🤣 とはいえ、周囲の緑はとても美しく、空気はパリッと澄んでいました。 足元の残雪、鮮やかな緑、稜線を流れていく雲。初夏と冬の名残が同居する、北海道らしい景色を楽しみながら進みます。 ▼優しいニセカウ、険しいアンギラス 横目に見えるニセカウは、どこか優しく穏やか。 その一方でアンギラスは、名前の響きそのままに厳しく険しい姿で立っています。 アンギラス…。 圧倒的に惹かれる響き。 つい声に出して言いたくなる名前です🤣 「アンギラス!!」 一人で山名を唱えながら歩く僕🦍 傍から見れば完全に不審者ですが、周りに誰もおらんから問題なし🤣 たおらかな登りに癒やされ、その先に続く凛々しい稜線に心を奪われる。派手に圧倒してくるのではなく、歩くほどにじわじわ好きになる山でした✨ ▼山頂は安定のナイスホワイト🤣 いよいよ山頂へ! 本来なら表大雪、石狩連峰、天塩岳方面まで見渡せるのでしょう。 しかし、山頂で待っていたのは安定のナイスホワイト🤣 「はい、何も見えませーん!!!!」 周囲はすっかり雲の中。 長居しても景色が開く気配はなかったため、そそくさと戻ります。 今回は見られなかった景色を想像すると、ここもまた再訪したくなりました。 次は平山まで稜線をつないで歩いてみたい! ▼30分の山談義!札幌からのお二人 大槍の分岐付近まで戻ると、登りでスライドした札幌からのお二人と再会。 そこから約30分、山談義が始まりました🤣 仕事が忙しく、有給休暇をなかなか使えないというお話。 僕が「今回、6.5日ほど使っています」と苦笑しながら伝えると、お互い笑ってしまいました🤣 利尻岳には2回挑戦して、どちらもガス。 なけなしの有給を取り、札幌から約5時間かけて稚内へ向かい、さらに船に乗って利尻島まで渡ったのにガスと雨…。 そりゃ激萎えしますわ😭 それでもカムエクには登頂済みとのこと。平伏するしかありません🙇♂️ 登山歴は14年。熊に出会ったのは2回だけだそうです。 ただ、札幌の里山を下山した後、すれ違った方から「でっかい熊の足跡があったけど、会わんかったん?」と聞かれたこともあるそう。 いやいや、近くにおった可能性高いやん😱 息子さんの鹿児島への引っ越しや、長野へ移住した知人のお話にも広がりました。 定年後にご夫婦で松本へ移住した方。そして山には全く興味がなく、ゲームが大好きなのに、40代で突然長野へ移住した方🤣 長野から来た僕を羨ましがってくださいましたが、北海道の山へすぐ行ける環境も、僕からすればめちゃくちゃ羨ましいです。 最後には、先の稜線にある平山がめちゃくちゃ良いと教えていただきました。 文字どおり平らで、とても美しい場所なのだそう。 山頂の展望はナイスホワイトでしたが、お二人との会話で心はすっかり晴れました✨ 素敵な時間を、本当にありがとうございました! ▼お別れして、げっざーん! 名残惜しいですが、お二人とお別れして下山開始。 緑の稜線を眺めながら軽快に下っていきます。 「ええ山やったなぁ」 ダート走行とナイスホワイト以外は🤣 たおらかな登りと、そこから続く凛々しい稜線。 優しいだけでも、険しいだけでもない。この山の空気感がとても好きになりました。 【下山後の楽しみ】 下山後は、去年ぶりの三国峠にあるカフェへ😁 チーズトーストには蜂蜜をたっぷり。 メープルシフォンケーキに、ローズヒップとハイビスカスをベースにしたブレンドティー。 「うんまーーー!!!」 山の余韻に浸りながら、甘いものと温かいお茶をいただく至福の時間です✨ そして宿泊は糠平温泉ホテル! 温泉は源泉かけ流しで、24時間入浴可能♨️ 夕食も美味しすぎて、ご飯を3杯おかわりしてしまいました🤣 ご主人は糠平出身で、以前は石狩岳やペテガリ岳へよく登っていたそうです。 今は渓流釣りがお好きで、フェルトの沢靴を履いて釣りに行くのだとか。 夕食には、ご主人が釣ったオショロコマの甘露煮が登場! これがめっちゃウマい!! しかも明日も釣りに行くそうです🤣 山、温泉、料理、そして人との会話。 最後まで北海道の魅力をたっぷり味わわせてもらいました。 【まとめ】 ニセイカウシュッペ山は、緑の美しさと、たおらかな稜線に癒やされる山でした。 残雪のトラバースとプチ藪漕ぎ、そして山頂のナイスホワイト。 すべてが完璧ではなかったからこそ、表大雪・石狩・天塩まで見渡せる日に、また歩きに来たいと思えます。 次は札幌のお二人に教えていただいた平山へ! 14kmのダートを再び走る覚悟ができたらですが🤣 札幌からのお二人、糠平温泉ホテルのご主人、そしてここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました! また山でお会いしましょう⛰️ 三百名山:38/100