稜線が見えたー
山頂到着
沢を渡ると稜線への最後の急登💦
🍁に癒され上の大岩を目指す
幌尻山荘ルートを望む…
草紅葉が綺麗❣️
朝日☀️が、いいね〜😍
ここにも🐻
目指す日髙の山
幌尻岳 往復コースの写真
札幌営林局

モデルコース

幌尻岳 往復コース

コース定数

標準タイム 20:58 で算出

きつい

80

  • 20:58
  • 40.4 km
  • 2896 m

コースマップ

タイム

20:58

距離

40.4km

のぼり

2896m

くだり

2896m

標高グラフ

YAMAP
登山の安全はここから
現在地が分かるGPSアプリ

YAMAPアプリで紅葉ルートも安全に 無料でダウンロード

無料でダウンロード

チェックポイント

このコースで通過する山

「幌尻岳 往復コース」を通る活動日記

  • 76

    19:18

    42.0 km

    2847 m

    小屋閉め直前、チャンス到来✨️ 日本百名山最難関・幌尻岳(北海道)へ(82座目)

    幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 (北海道)

    2025.09.27(土) 3日間

    昨年9月、今年7月、8月、そして9月2回と計5回、アタックを延期してきた百名山最難関と言われる北海道・日高山脈の幌尻岳(ポロシリ)2,052mにようやく登頂出来ました✨️ 3ルートあるうち、田中陽希さんも歩いた新冠ルート、マラソンと同じ42㌔を三日かけて歩くコース、 42㌔のうち、34㌔は長い長い林道歩き アップダウンの激しい道、しかも、山小屋は無人のため、三日分の食料、ガスバーナー、シュラフ等ザックの重さも15 ㌔以上に💦 更に、林道途中には🐻さんの縄張りを示すかのような大きな💩💩があちらこちらに😱 一人で歩くのは・・とツアー参加も考えましたが、仕事の関係もあり、日程が合わず、結局ソロで 覚悟してのぞんだ遠征✈、登山当日朝、登山口に着いた時、運良く地元北海道の男女お二人とスタートが重なり、小屋🛖までの長い林道を共にしていただくことに✨️✨️ お二人は、幌尻近くのナメワッカ岳へ 小屋🛖までの道中は、3人で色々山⛰️談義、また職業が同じと言うことで仕事の話などしながらの歩き、不安だった林道歩き💦が楽しい時間⏰に 二日目のアタック日も幸い好天気☀に恵まれ、山頂直下は見事な🍁 また山頂からは北海道の背骨と言われる雄大な日高の山々を眺める👀ことが出来ました✨️ 最終日の林道歩き、初日に共に歩いてくださったお二人が朝7時に小屋🛖まで迎えに来てくださり、小屋泊した我々3人含めた計5人で会話しながら下山へ✨️ 下山時には雪虫という、まもなく雪が降るよと教えてくれる白い虫が沢山飛んでました、我々下山後すぐに小屋も林道も閉鎖となり、長い冬が到来☃ 今回北海道遠征した6日間のうち、幸い初日から☀続き 最終日の帰路✈のみ☔ 普段は天候に合わせて臨機応変に対応できるためソロが多い山行ですが、今回は色々な人に助けられ、人に感謝すべき山行となり、記録とともに、より記憶に残る思い出深い遠征となりました✨️

  • 158

    17:27

    44.0 km

    3039 m

    【百名山】幌尻岳

    幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 (北海道)

    2025.09.26(金) 3日間

    自分達の備忘録的に長く、写真が多いので、パラパラ漫画のように飛ばして下さい😆😅 幌尻岳へは3つのコースがあって、うち2つは渡渉が必要… ↑前々から息子リサーチ🙏✨ 渡渉の経験や技術が自分達にはまだないため、十分な準備をして臨むべき山だと位置付けています しかも… 1.皆さんがよく使われるメジャーな、幌尻山荘のコースは、小屋予約争奪戦もあり😵‍💫 2.チロロ林道コースは行程が長いけど健脚ピストン🏃‍♀️‍➡️で行かれる方もある😳 準備して「来年かな?」と…諦めていました。 3.今回挑戦した新冠陽希コースにも課題がありました… ①40kmに及ぶダート道の運転(最近の豪雨の影響か、パンクが続出と聞く💦) ②はじめての無人小屋泊(これまではテントか有人小屋の経験のみ) ③ヒグマへの備え ④などなど…💦 今回2泊利用させていただいた、新冠ポロシリ山荘(山岳会の方が維持管理の無人小屋)も、事前に利用届の申請が必要。しかも今シーズンは9月28日で小屋閉めとなるとのこと。 ギリギリのタイミングで訪れることができました。 金土と空いていて予約が取れたのと、天気予報も好転してくれたのは本当にありがたかったです🙏 自分たちにとっては、かなりの冒険でしたが、無事に登頂でき下山して、ほっ😮‍💨としたのと、山頂での感動✨は、忘れない山行となりました🥹 天候とタイミングに恵まれ、ヒグマに遭遇しなかった事、ガイド登山のパーティの方々がいらした事…など、 いくつもの幸運が重なったおかげだと思います。 そして、行かせてくれた家族と、いつも前向きに声を掛けてくれる息子にも感謝です🙏

  • 10

    17:42

    43.9 km

    2940 m

    幌尻岳 新冠陽希コース【64/100】

    幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 (北海道)

    2025.09.26(金) 3日間

    幌尻岳は渡渉の技術を身につけてからかな、と考えていたけど、レポート見てたら渡渉なしのルートを発見、天気予報と避難小屋の空き状況を確認して予約、と順々に準備して木曜の昼便で北海道へ 初日はクマスプレーのレンタルとガスカートリッジの購入で苫小牧、そこから鵡川まで走らせて車中泊 翌日は舗装路1時間、ダート3時間の長い道のりを経て、9:30にようやくイドンナップ山荘に到着。車はすでに3台停まっていて、二頭の人慣れしたシカがお出迎え。 10時にゲートをくぐってスタートし、17kmの林道を喋りながら淡々と歩く。 大理石沢を越したあたりで雨が降り始め、ザックカバーと傘でひとまずやり過ごした。 雨脚はどんどん強まっていったが、林道で幅も広いのでカッパを着ずに済んだ。(汗かくのでなるべく着たくない) 奥新冠ダム手前で雨がやみ、青空が出てきた。ダムから最後の登りを終え、倒木を跨いだのちに山荘に到着した。 やはり距離はかなり長いので、一人では来たくない。(道中にクマの糞もたくさんあるし) 山荘に入るとツアーの団体が先についており、ストーブで室内は暖かくて快適だった。 好意で二階に移動していただけ、自分たちと他の小人数パーティは一階で過ごした。 水は細い沢から引いたものが小屋内の水道から出るが、ちょろちょろで溜まるのに時間がかかるので、自分たちは近くの大きめの沢で汲んだ(ガイドさんの推奨と濾過、煮沸をしたので問題ないと思う) 翌朝はクマの活発な早朝を避け、ゆっくり準備して6時にスタート。たっぷり9時間近く睡眠をとったので足取りは軽い。 まずは沢に沿って登っていく。所々崩落地を高巻きしており、その取り付きと下降部が泥の急斜でいやらしかった。 40分ほどで唯一大きい渡渉点に到着。大きいといっても他のコースと違って水深が浅く、石も渡してあるので、バランスを取っていけば靴を濡らさずに渡れた。登山道保護の観点からポールの使用が禁止されているため、ここでポールはしまった。 渡渉してすぐ尾根に取り付き、今日一番の急登を越える。ここが泥と笹で一番嫌いだった。朝露もすごいのでカッパのズボンを履いておいて正解だった。 尾根の取り付きを過ぎても急登は続く。中間点辺りで紅葉の白樺林になってきて、吹き抜ける風が気持ちよかった。 徐々に森林限界が近づき、登山道も岩が増えてくる。視界が開けるかと期待したが、ガスに突入し、小雨まで降ってきた。 それでもチングルマの草紅葉がきれいで気持ちよく、度々振り返って堪能した。 大岩を越すと間もなく稜線に到着。風が寒いのでカッパを着た。 10数分の稜線歩きののち、山頂に到着。「残念ながら山頂写真は真っ白やね」って話していたら突然青空が。急いで写真を撮り、幌尻岳の山容も見下ろせた。 せっかくなので、ふかふか亭のサイトにも必見と書かれていた七ツ沼カールを見に、幌尻の肩へ。 道中では山頂直下のカールの向こうにカムイエクウチカウシ山周辺の稜線が奇麗に見えた。百名山が終わって日高に再訪することがあれば登りたい山。 景色を楽しみつつ稜線を進み、肩に到着。するとまたガスが切れてきて、一瞬だけ七ツ沼カールとその向こうにそびえる戸蔦別岳を見せてくれた。 軽食を取りつつ少し待ってみたが、再度ガスが切れることはなく、諦めて山頂に戻った。 山頂も先ほどより天気が回復しており、賑わいもあった。登ってきた道や幌尻山荘からの尾根を見下ろし、景色を堪能した後に下山した。 小屋に到着後は背負ってきたサッポロクラシックを川で冷やして乾杯。やっぱりクラシックはうまい。 翌朝も快晴で、朝日に照らされる稜線を名残惜しみながら林道へ進んだ。 長いはずの林道歩きも、青い秋の空の下では気持ちよく感じ、ルンルンで歩いた。 いこい橋の名物ゲートは往復とも開いていて助かった。 ハイペースで歩いて行けて、予定よりも早く山荘に着いた。 下山後はレ・コードの湯で入浴、静内でクマスプレーの返却を済ませ、鵡川の焼肉屋で満腹になってから飛行機に乗った。 小屋締めギリギリ、天候の良くない山行ながら、見たい景色はしっかり見せてくれて本当に感謝です🙏 日高は渋いけど良い山多そうなので、力つけて再訪します💪

  • 110

    20:56

    41.8 km

    2854 m

    幌尻岳新冠陽希コースの紅葉に惚れた【百名山98座目】

    幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 (北海道)

    2025.09.26(金) 3日間

    4ヶ月連続、今シーズン4度目の北海道。登るつもりはなかった百名山の幌尻岳、前回の光岳と同じお盆明けのタイミングでやっぱり行ってみようという気になる。どうせ行くなら気になっていた新冠陽希コースを歩いてみたい。渡渉が好きではないので糠平コースにはそそられず、チロロを日帰りできる実力もないが、林道歩きは結構好きで、渡渉がないから天候に左右されにくく登頂率が高いコースだというのもいい。田中陽希さんのことはほぼ存じ上げないくせに、新冠陽希コースというネーミングもなんか格好いい。そこからガイドツアーを探してシルバーウィークのツアーに申し込み、準備万端で空港へ向かうも、機材やりくり都合という意味不明な理由で突然欠航になり、連休の北海道便なんて当然他社含めて全便満席で振替も不可。ダメ元でキャンセル待ちを入れて空港で待機していたら旅行会社から悪天候ツアー中止のメールが来て、予定通り飛んでいれば新千歳到着後にメールを見て絶望するしかなかったので、何か見えない力に助けられた気がした。往復航空券もツアー代も全額返金され、また来年、花の季節に行こうと思っていたが、同月末の新冠ツアーに空きがあるのを見つけてしまった… でも有休2日必要で今月休みまくっているから気が引けるし、9月末の北海道の避難小屋泊なんて激寒だろうし、見なかったことにした。そうして一度は諦めたものの、来年またツアー探したりキャンセル待ちしたり飛行機探したり有休の根回しするとか面倒だな〜とか、できれば百名山は今年中に区切りをつけて来年は自由な山歩きがしたいよな〜とか、羅臼みたいな熊事件が起こって突然閉鎖されないとも限らないよな〜などとうじうじ悩んだ結果、出発1週間前に意を決して有休申請し、ツアーに申し込み、航空券を予約する。 木曜日は前泊する静内のビジホへの移動のみ。飛行機が予定通り飛ぶのは当たり前ではなく奇跡なのだと2週間前に学んだばかりなので、また欠航になるんじゃないかとビクビクしながら頻繁に運行状況をチェックしながら伊丹へ向かい、でもちゃっかり北野ル・パンの限定モーニングセットは食べつつ、離陸しても着陸不能で引き返すとか言われるかもしれないから最後まで気が抜けず、新千歳に着いてようやくひと安心。空港の松尾ジンギスカンでランチしてホテルへ向かい、旧静内駅を散歩して夕食。同席の方は1年前に山登りに出会い、今年4月からは百名山を始めて今回の幌尻で既に58座で、年内中に更に70座まで進め、来年には完登予定という5児のお母さん(笑)ピーク時は月20日間山に入られたそうで、ガイドさんも「ガイド並みに山にいる😳」と驚いていた。しかも普通に仕事しながらだからね!世の中には凄い人がいて面白い。 金曜日は5時半にホテル出発、8時前に登山口のイドンナップ山荘へ。非舗装の穴ボコ林道で、海外でもこんな過酷な道を車で2時間も走ったことないレベルでお尻飛び跳ねまくり、揺れまくり。乗っているだけでぐったり。駐車場のレンタカーも普通車でなくSUVなど山用の車ばかり。この林道はパンクも多いそうだが、電波がないのでパンクしてもレッカーは呼べず、皆さんどうされているのだろう?うっかりソロで来なくてよかった。(林道もイドンナップ山荘も新冠ポロシリ山荘も全部圏外で、幌尻の稜線まで登るか静内の町へ戻らないと電波なし。)ヨレヨレになりながら廃墟感漂うイドンナップ山荘のトイレをお借りするも、ここのトイレはちょっと苦手でお花摘みする方がマシかもしれないが、紙があるのは有り難かった。山荘周辺は親子鹿がのんびり戯れていて平和。身支度したら山荘を出発して新冠ポロシリ山荘まで19㎞の林道を歩く。距離が長いので累積標高は1,000m↗︎600m↘︎になるものの、なんてことない普通の林道。ただここは日高、知床ほどではないがヒグマの聖域で、特に春秋は林道によく出没する季節であちこちにヒグマ達の糞が。実際に私たちの後ろを歩いていた学生7名パーティはヒグマに遭遇し、2名は怖くなってUターン、そのままポロシリ山荘まで歩いてきた5名も顔面蒼白でどんより暗く、明日このまま登るか断念して帰るか迷っているとのこと。私は元々熊に対する恐怖心が薄い上、今回は頼もしい現地ガイドさん達と一緒ということもあり、不謹慎ながら正直に白状すると見てみたい気持ちもあった。でも襲われるのはソロだけだよとガイドさんに教わり、これからはヒグマの聖地をソロで歩く時はちゃんと気をつけようと思う。羅臼の事故のことも現地ガイドさんはやはりよくご存知で、詳しい話を聞けたことで気が引き締まる。実際にこの新冠コースでも8月末、登山道でヒグマに襲われた鹿の死骸に出くわしたツアーがあり、ガイドさん判断でその場でツアー中止となり下山したそう。登山道でのヒグマとの遭遇程度なら中止にまではならないが、鹿の死骸の場合、登山者がそれに近づくと獲物を取られると勘違いした熊に襲われるリスクがあるそうだ。 ポロシリ山荘に着いたらガイドさんが水を汲みに行って薪ストーブを炊いてお湯を沸かして下さり、ティータイムが始まる。それからお米を炊いて、ガイドさんの作ってくれた温かい夕食をみんなで囲む幸せタイム。近くに沢があるので水には困らず、トイレは紙が流せて夜中に行っても電気が点いて、ソロで来て一人でここに泊まるのは無理だけどガイドさんと泊まるなら全然ありなレベルの山荘だった。夜中に何度か通り雨があったが、その時以外は澄み渡る闇夜に星がびっくりするほど綺麗で、一人静かに眺めて感動していた。 土曜日、4時過ぎに起きて味噌汁&カフェオレでエネルギー補給し、まだ薄暗い5時にスタート。ヘッデンなくてもギリOK、寒くもなく防寒着も不要。登山道に真新しい熊の糞がいくつかあり、ガイドさんがホイッスルで熊除けしながら進む。渡渉を終えた辺りから稜線に出るまでひたすら急登。ただ、1,600m水場で森林限界を越えたら黄色とオレンジと赤の混じる見事な草紅葉が広がり、美しさに見惚れて溜め息しか出ない。今までで見た草紅葉の中で一番綺麗かも。幌尻ってこんなに素敵な山だったのか。深田久弥のお陰で天国のような風景を見ることができた。ありがとう。急登なのにちっとも気にならず、ただ目の前の景色を楽しみながら登った。稜線に出たら急登が終わり、緩やかな稜線を10分歩いたら山頂に着いた。エゾシマリスは昨日から何匹も見ていたが、山頂手前ではぴょんぴょん駆け回るナキウサギにも逢えた。最も長く稜線を歩けるコースはチロロ、糠平でも1時間は歩けるのに新冠はたった10分だと聞いて残念に感じていたが、草紅葉が素晴らしかったから新冠で結果オーライ。チングルマやミヤマダイコンソウの葉が真っ赤に紅葉していたから、花の季節も結構良さそう。ガイドさんいわく7月後半〜8月上旬は虫がすごいらしく、雪解け直後を狙うのが賢明かも。山頂には百名山達成者が2名。お一人は糠平コースを登られた東京のソロ男性、もう一人は同じツアーのAさん。Aさんは今回なんと6年越し6度目のアタックで、ようやく登頂できたという。最初の3年は旅行会社倒産、悪天候、林道通行止めでツアー中止、4年目はご自身が熱中症で1,600m水場でリタイヤ、昨年は同じ1,600m水場で悪天候によりツアーが撤退となったそうで、前世で日高のヒグマをいじめたのではないかと思うけど(笑)、お二人ともおめでとうございます。 山頂でガイドさん手作りの朝食おにぎり2個と持参したパンを食べて下山開始。山行を止めるか迷っていた学生5名も全員元気に登ってきたし、同宿の四日市のお母様&息子さんペアは山頂でお姿が見えないと思っていたら幌尻の肩まで足を伸ばされていたそうで羨ましい。ツアーでも時間に余裕がある時は幌尻の肩まで行ったり大岩へ登ったりもするそうだが、今回は平均年齢が高く山頂ピストンでギリな感じで、岩フェチの方は残念そうだった。下山も1,600m水場までは草紅葉の絶景を眺めながらなので激下りでも最高に楽しい。樹林帯に入ってからは何の面白みもなくひたすら下るだけの精神修行(笑)新冠コースにもいくつか渡渉があるのだが、ガイドさん同行だと石を並べて道を作って下さり、ストックを持っていない私にはストックを貸して下さり、渡渉時には手を貸して下さったりと至れり尽くせり。ポロシリ山荘に戻ってからも水を汲んでお湯を沸かしてお米を炊いてご飯作って…って休む間もなく私達の世話を焼き、もちろん食糧はガイドさんが全部持って下さるし、ガイドさんって凄い!旅行会社のツアーだと人数多いからどうしてもレトルトになるけど、普段は少人数の個人ツアーが中心で、その時は食材を担いで調理して振舞われるのだそう。そういう至れり尽くせりなガイドさんがいるのは国内では北海道と屋久島だけみたい。 ポロシリ山荘2泊目は、昨日の学生5名、親子2名、私達8名に加え、明日アタック予定のソロ男性計3名がジョイン。ソロであの道を運転し、ヒグマの聖域の林道を片道19㎞歩くのはすごい。仮にそれを乗り越えてポロシリ山荘に辿り着いたとして、もし他に誰も宿泊者がいなくて一人きりだったら悪夢で、かと言って不審者と二人きりとか怪しげなパーティと一夜を過ごすのも身の危険を感じるし、ソロ女性が新冠で幌尻とかあるのだろうか…?でも今回一緒だった皆さんは、ツアー参加中の身でなければ色々お話ししてみたい素敵そうな方ばかりだった。昨夜のルーロー飯に続き今夜はスパイス海老カレーとお洒落なメニューが続く。誰もおかわりされないので一人で3回もおかわりし、スープもガイドさんが食後のデザートにむいてくださった林檎も美味しくいただき、寝床に入る。昨晩はダウンとフリースを重ね着して寝たら少し暑いくらいだったが、二晩目は冷え込みがきつくなり寒さで夜中に目が覚めた。でも一階で寝ていた学生さんが起き出して薪に火を入れてくれ、お陰で朝まで眠ることができた。 翌朝も4時過ぎに起きてお味噌汁&カフェオレを投入し、5時出発で5時間歩いてイドンナップ山荘へ戻り、迎えのバスに乗るも林道でパンクし、なんとか新冠温泉レ・コードの湯まで車を走らせていただき、温泉で綺麗さっぱりしつつ代車を待つ。前世で日高のヒグマをいじめたであろうAさんと一緒なので、やはりスムーズには帰してもらえない(笑)温泉天国北海道の中で火山のない日高は唯一温泉が湧かない土地らしく、ここはかろうじて堀削した温泉ということだったのでなんの期待もせず入ったのだが、トロトロでかなり気持ちよかった。堀削では過去イチのクオリティかも。ここでランチの予定が食いっぱぐれたので朝食おにぎりでお腹を満たし、空港に着いてからえびそば一幻で旅の締めくくりとした。素晴らしいガイドさんに恵まれ、草紅葉や満天の星空に感動し、百名山ハントしに訪れただけの幌尻だったのに素敵な山だと知ってしまい、また糠平コースの幌尻山荘は管理人さん常駐で売店やシュラフ貸出もあるという情報を聞いたので、次は個人で花の季節に糠平コースを歩いてみたくなった。糠平コースなら運転もできそうだし空港からも近いし。個人だと幌尻山荘の予約が絶望的らしいのが難点だけど、何とか予約を取って、ここはもう一度登りたいな(๑˃̵ᴗ˂̵) そして幌尻でついに百名山98座目となり、まだ2座残ってはいるものの、手の届かない存在だと思っていた幌尻岳に登れてしまったことで(ツアーという裏技を使ってだけど・笑)、私の中の百名山ハント欲がなんだかすっかり満たされてしまったので、これをもって百名山呪縛を解除し、好きな山に好きなように登る、元の自由なスタイルに戻すことにする♡ とは言っても残る皇海山と前掛山に登るのをやめるわけではなく、皇海山は来年以降、天気が良くて気分が乗れば日帰りピストンでチャレンジするかもだし、浅間山へは前掛山の規制が解除された暁にはぜひお邪魔したい。前掛山へ登れないからと外輪山で百名山カウントするのは個人的に気乗りしないからやらないけど、ただ昨今、山は逃げない説は既に崩壊しており、のん気に前掛山の解禁を待って外輪山や黒斑山も温めていたら、岩手山や羅臼岳のようにある日登山口が封鎖される可能性もゼロではないから、外輪山は早めに行っておこう。そう考えると、皇海山も封鎖されて登れなくなったら後悔するかもだから、やっぱり来年行こう💪

  • 16

    19:30

    42.1 km

    2971 m

    幌尻岳

    幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 (北海道)

    2025.09.11(木) 3日間

    幌尻岳陽希コースは遠かったです😸熊に会わないかと心配でしたが、山小屋で同じ日に泊まった青年が、年寄りに付き合って登ってくれたので、心強く行けました。本当に感謝です。百名山、やっと一座進めました。