08:14
13.6 km
1427 m
寒風山~白髪山: シーズンイン⭐︎初雪山
船形山(御所山)・泉ヶ岳・蛇ヶ岳 (宮城, 山形)
2025.11.23(日) 日帰り
4月に村上葉山に登った時、hodo hodoさんがピッケルで雪の上に地図を描きながら「関山トンネルのわきから入って、寒風山、白髭山をたどる稜線があって、仙台カゴ、船形と続いていてね、、、」この時からこの稜線をずっと歩きたいと思ってました。 今週末は穏やかな天気。この週末を逃すと、冬になって厳しくなるかも、と考えて、登ってきました。 雪はあるだろうけど、ここ1週間くらい降ってないし、そんなに固まってないだろうから、ピッケルアイゼンは不要だろう。3シーズンシューズとチェンスパでいこう。服装は冬山シェル装備で。 日出とともに登り始めました。始めは落ち葉の積もった乾いた道。気温が高くて、大汗をかいてしまいました。 汗をかいて冷たく感じたためか、腹痛のためか、シーズン初雪山で不安なためか、調子が良くない。でも朝焼けの中を(ほぼ)楽しく登りました。 稜線では雪道になり、アオノ背からチェンスパをつけました。今回、全体の8割くらいが雪道だったかな。雪ははじめくるぶしの深さ、次第に深くなって、ときどき膝丈まで踏み抜いてしんどい。ズボッズボッと時間も体力も消費します。スノーシューは家に置いてきたので、もってくればよかったかと思いましたが、全体的に考えてこのくらいのラッセルはOKです。もふもふの季節到来を心から喜びました。 コブノ背まで登ればあとは楽な稜線と思ったらとんでもない。寒風山、奥寒風山、奥戸立山、白髭山とそれぞれのピークがとても「しっかり」目立っていて、どれもきっちり100-150m登って下ります。しかも急登、ときどきトラバースで滑る。これが繰り返すので地味に疲れました。 天気は良く、後半に青空がどんどん広がっていって、遠くまでよく見渡せました。南に大東、面白山、雁戸、蔵王、西に朝日、月山、山形市街、東に仙台市街と太平洋が輝き、北に船形、泉ヶ岳、仙台カゴ。特に、白髭山頂では森林限界を超えるので、360°の大展望でした。素晴らしい。 今回誰とも会わず、行きはノートレースでしたが、帰りは自分のトレースがあるので、道迷いの心配もなく。気分も楽になり、明るいうちに下れる見通しも立ったからか、天国的多幸感に包まれて下りました。 今回いろいろサボって、25Lザックでいったので、服の入れるスペースがなくて着たまま登って大汗かいてしまったし、面倒くさくてゲイター着けずに雪道あるいたら靴の中が濡れてしまったり、スノーシューもピッケルも家に置いてきてしまったけど、最後まで楽しく歩けたのでヨシとしますww