獅子ヶ森から巴山・文殊山へ
巴山・獅子ヶ森・文殊山
(愛知)
2026年05月02日(土)
日帰り
GWになってようやく時間が取れた。しかしこのところ雨も多くて出鼻をくじかれることもあって、ようやく時間×天候がマッチできた。増えつつあるYAMAP山行計画の中から作手村を選択。このコースはYAMAPおすすめコースになっている。友からは「退屈」とか告げられていたが、私の価値観は違います。そして結果的には歩いてよかった。素敵なこもれびコースでした。
8:20新城市役所Pを出発。最初の目標「獅子ヶ森」へは林道歩きです。緩やかに林道で高度を上げて、たどり着いたところが獅子ヶ森。地形的には平らなピーク。なんというか、広場があるだけでした。たしかに「山」ではなく「森」だからこんな感じかなぁと納得しつつ分岐に戻って次の目標「巴山」に向かいます。
獅子ヶ森~巴山 間は期待以上のこもれびウォークルートだった。植林帯という人口的な空間が朝日によって絶妙な光と影を造っている。自然の幾何学模様とも言える木漏れ日景観がドーパミンを刺激する。森を吹き抜けるそよ風のくすぐりと野鳥のささやき。緩いアップダウンのリズム感もよろしい。近場の山でこんな場所があったのかという発見。季節を変えての再訪確定だ。
巴山へは白髭神社の参道を歩く。山頂の祠で手を合わせます。巴山は三河の語源となる三つの川、すなわち男川、豊川、矢作川(諸説あり)の水源にあり、日本武尊がそれぞれの川が巴状に流れている事から名付けられたという。なるほど。私の住む三河の原点はここにあったのかと、これも発見だ。祠の傍らには三角錐の石碑が置かれて、男川、豊川、矢矧川と刻まれている。解説の看板によると、川名の下には平安時代の歌人の歌が刻まれているそうだが、石が擦れていて見えない。
巴山を下るとしばらくダート林道歩き。春の陽気、樹木の花が季節を感じさせる。ヤブデマリとハリエンジュの白花が美しく咲いていました。足元にはワラビもいっぱい。やがて視界の開けた場所に出て、その先が石筒ヶ根合戦跡だ。この辺りは戦国時代、徳川と武田の衝突地なので、山城や合戦の跡が点々とあるのだろう。
石筒ヶ根合戦跡から標高を下げて渡渉すると別の林道に出る。更に集落を縫って次なる目標の文殊山へ。
文殊山へは善福寺の山門をくぐり参道を歩く。本堂で手を合わせた後、お堂の後ろから登りに入る。山頂は文殊山城であり、物見やぐらや観音堂がありました。だが個人的に目を引くのは山頂の一角を覆う巨大なブナの樹である。見ごたえがありました。
文殊山城からは賽之神城に立ち寄る。地形的に眺望を期待したが視界ゼロ。山城ファン向けといった趣だった。山城に関しては関心が薄いので楽しむ余地なし。さっさと引き上げる。