02:45
5.7 km
588 m
雌阿寒岳宿泊往復ハイキング
雌阿寒岳・阿寒富士・白湯山 (北海道)
2025.10.05(日) 日帰り
道内の著名な秋山はヒグマの活動が活発で里山の活動が主となりました。『雌阿寒岳』(活火山[噴火警戒レベル2])は先月の9月15日から7年ぶりに入山規制されました。トレイルはキャンプ場に一番近い「オンネトーコース」を利用しました。(他に「雌阿寒温泉コース」「阿寒湖畔コース」があります) 【入山可能区域】 全コースで携帯が繋がります。 ・オンネトーコース(足寄町側):7合目まで ・雌阿寒温泉コース(足寄町側):7合目まで ・阿寒湖畔コース(釧路市側):6合目まで 登山道入口に規制を知らせる看板が設置されていました。合目ごとに標識があり道迷いの心配がありませんでした。長い樹林帯を抜け赤褐色の砂礫地が広がると、いくつかの急峻な砂礫地を登り切り7合目に着きました。「ポンマチネシリ火口」の約500m以内の噴石飛散と火山灰降があるため規制線がはられていました。強風で硫黄臭が漂いましたが鼻と口を塞ぐほどではありませんでした。近くにシェルター、避難小屋がなく危険を避けるため僅かな休憩で7合目からキャンプ場へ戻りました。オンネトー湖の周辺や樹林帯でヒグマの目撃情報がありましたが入山者が多く心配ありませんでした。 キャンプ場の「オンネトー国設野営場」[6月1日~10月31日]は有料[1,000円/人(チェックイン10~17・アウト11)]の国営施設で予約不要です。自宅を5時に出て10時にオンネトーの管理棟で手続きを済ませテントを設置してから出かけました。下山後、フリーサイトのため徒歩で駐車場[無料・80台]からアウトドア用品を運びました。夕方、日が陰ると気温が10℃以下になり吐く息が白くなりました。お山のテント泊と違いテント内で快適に過ごせるので疲れを癒すことができました。これから冬にかけ山歩きに一区切りをつけゲレンデスキーで過ごす予定です。来年また山歩きの時期まで活動結果を整理し山行録を更新していく予定です。 短い秋山を有意義にお過ごし下さい。 【総重量】7.5kg 【タイム(合計時間)】2時間45分 【移動時間】2時間42分 [行き:1時間31分・帰り:1時間11分] 【休憩時間】3分 [7合目規制線] 【距離】5.7km<上り:588m・下り:588m> 【車の移動】3時間59分(片道290km) 札幌市→オンネトー国設野営場駐車場 <MC:783 762 368*54> ・高速:[5,500円(深夜3,850円) ・3時間8分・222.3km] 北広島IC(道央自動車道)→千歳恵庭JCT →足寄IC(道東自動車道) ・分岐1<481 472 142*81> 足寄IC ・分岐2<481 591 003*07> 足寄IC-国道242号→国道241号 ・分岐3<783 850 570*50> 国道241号→道道949 〈ご参考〉9月22日に大雪山系の活火山である『丸山』(「ニペソツ山」の南側に位置)に行く予定でした。『丸山』は唯一、一度しか行ったことのないお山です。9月19日の線状降水帯で道路状況が判らずソロ活動ではヒグマの危険もあり中止しました。度重なる自然災害で登山道が消え失せている所です。過去に猟銃を持ったプロの山師に同行いただき渡渉の迂回と藪漕ぎなど、道なき道を辿るプロのルートスキルを目の当たりにしました。今年の夏は無人島の『渡島大島』を除き有珠山等他の火山を観光、キャンプを兼ねて廻る事ができました。『丸山』の一座だけ取りこぼしました。