07:33
20.4 km
1642 m
意地でピーク取ったった!比企三山"お米形"縦走
堂平山・笠山(乳房山)・大霧山 (埼玉)
2025.12.07(日) 日帰り
12月に入ってから週末は好天続き(北日本はそうでもないみたいですが)。これは山に行かねばなるまい、ということで、今週は山友さんたちが誰も一緒に行ってくれないときのために温めていた「比企三山縦走」をやってみることに。 なぜソロ用かというと、車で山頂まで行けちゃう低山なので有名な山に登りたい山友さんに申し訳ない、低山なので冬しか行けない、とはいえぐるっと一回りすると20km近いのでかなり体力とスピードのある人とでないと日が暮れるまでに帰ってこられない、さらに手近に良い日帰り温泉がないので登山以外の楽しみが乏しい、などの理由で、個人的な体力トレーニング目的でないと誘いにくいなーと思ってたからなのです。 でも、先週は裏高尾を縦走して16kmで足が痛くなってたらダメだなあと思ったので、もっと長距離を歩こうと思ったので、ここを選びました。 朝6時半過ぎにヤマメの里親水公園駐車場に着いたら、車は私以外に1台だけ。ありがたくトイレの近くに駐めさせていただき、さっそく出発です。 他の方の記録でもありましたが、この縦走路は舗装路(林道というよりもふつうの車道)が多く、あまり意識しないとひたすら舗装路ばかり歩くことになってしまいます。笠山への道は、途中から山道になりましたが、下山すると笠山峠から七重峠まではふつうに林道(萩平笠山線)。なので、あえて併走する山道を選んで歩きました。堂平山も、山頂近くは天文台への車道を歩きますが、まあこれはしょうがない。 次のピーク、剣ヶ峰までは堂平山を下山するとすぐに車道に入るため、油断すると車道を歩き続けてしまいます。そこで、あえて山道を探して歩きました。ただ、このあたりのピークは(剣ヶ峰、川木沢の頭もそうですが)電波塔が設置されているところが多く、山道を探して登ってもそこまで車の入れる道が通ってることも多かったです。剣ヶ峰は電波塔を建てる際に作った車道を途中から舗装を剥がして山道にした感じでしたが、川木沢の頭は裏側から立派な車道が山頂まで通じていて、階段と落ち葉滑り台の直登ルートを意地になって登ったのがちょっと虚しかった(笑) とはいえ、「目の前に見えてる50~100mの標高差のピークを登る」を繰り返して歩くこの縦走路は、トレーニング目的にはとても良いかなと思いました。これまで1200m以上の比高には苦手意識があったので、1日で距離にして20km、比高1500m以上のルートを歩き通せたことで達成感も得られました。 あと、印象的だったのは定峰峠の峠の茶屋。ちょうどお昼時だったので、ランチをいただこうと思い入店したのですが、店内は「頭文字D」の漫画やタペストリーやら色紙やらでいっぱい。そうか、あの漫画の聖地だったんですねここは。というわけで、藤原拓海さんの顔とスプリンタートレノの絵を眺めながらラーメンをいただきました。素朴な醤油ラーメンでしたが登山で流した汗の塩分を補えて、とても美味しかったです。お店を出るときにトレッキングポールを忘れて、トイレに行って戻ってきたらお店の方に「これ、お忘れでないですか!」と呼び止められてしまったのは内緒です(笑)。