日向薬師から大山
大山
(神奈川)
2025.11.30(日)
日帰り
1概要
今は通う人も少ない古刹の日向薬師に寄り道してから登山道へ向かう。稜線上に上がり、しばらく進んだ見晴台でチキンバターカレーを作って食べた。その後、急登をこなして大山頂上へ到達し、コーヒーを淹れ休憩した。富士山と丹沢山塊の威容に感動した。
大山阿夫利神社では観光客が多かったが、昨年同様美しい紅葉が出迎えてくれた。大山寺につくころには暗くなり、ライトアップした紅葉を心行くまで楽しんだ。
2Abstract
I made a detour to "Hinata Yakushi", an old famous temple that now few visitors visit, before heading to the hiking trail. After reaching the ridge and walking for a while, I arrived at a point named "Miharashi-dai" and cooked and ate chicken butter curry there. Afterwards, I tackled a steep ascent and reached the summit of Mount Ōyama,where I brewed a cup of coffee, and took a break. I was amazed by the grandeur of Mount Fuji and the Tanzawa mountain range. At "Ōyama Afuri Shrine", there were many tourists. Just like last year, the beautiful autumn leaves welcomed me. By the time I reached Ōyama Temple, it had gotten dark, and I thoroughly enjoyed the illuminated autumn leaves.
3詳細
【日向薬師から見晴台へ】
昨年同じ時期に行った、紅葉の美しさで有名な大山阿夫利神社へ向かった。昨年はヤビツ峠から、今年は人が少ない日向薬師から頂上を目指す。登山道へ向かう前に日向薬師に寄り道した。林の中を立派な参道が続く。本堂の茅葺屋根は見たことがないほど大きく威容に圧倒された。
一旦バス停に戻り、舗装路を登山口へ。静かな山歩きが楽しめたが、登山道は立派で歩きやすい。針葉樹の林の中を縫うように高度を上げて稜線に到達する。もうひと頑張りして見晴台へ。ご飯を炊いて、レトルトのチキンバターカレーを湯煎して頂く。暖かい最高のランチを楽しんだ。
【見晴台から大山頂上】
この道は昨年下りで使った。上りで使うと印象が異なり新鮮。喘ぎながらつづら折りの急登を一歩一歩進む。風もなく日差しが暖かい。標高が上がるにつれ、横浜・都心方面の景観が望めるようになった。頂上近くでは箱根の山々から真鶴半島まで見渡せたが、昨年に比べて視程は悪かった。大山頂上に到着。日没後の大山寺の紅葉を目当てにしているため、大山頂上で15時まで時間調整。コーヒーを淹れゆっくりする。昨年度は気が付かなかった、電波塔の裏から望む富士山と丹沢山塊の姿に感動。ゆっくりと表参道を下山する。
【大山頂上から下山】
昨年感動した富士山と丹沢山塊を臨めるポイントへ寄り道し、絶景を堪能。分岐に戻って石の多い道に難儀しながら下る。この時間ではあるが、結構登ってくる人がいる。昔茶屋があったという富士見茶屋跡地から望む富士山の姿も立派であった。
計算どおり日没時に大山阿夫利神社下社に到着。昨年同様、息をのむほど美しい紅葉と大勢の観光客の波に圧倒される。大山寺へ下り始めるころにはすっかり日が暮れて暗くなる。本日までライトアップされており安全ではあるが、念のためヘッドランプで足元を照らしながら下山した。大山寺の階段の紅葉はやはり息をのむほどの美しさで、今年も感動を覚えた。
無事に大山ケーブルのバス停に到着し、満員のバスに揺られて帰途に就いた。