04:09
7.7 km
798 m
飯降山(大岳)
飯降山(御岳) (福井)
2025.11.29(土) 日帰り
ホームセンターパルス駐車場→天空の小径入口→天空の城展望台→飯降山(大岳、883m)→飯降山登山口→黒谷の防雪壁→ホームセンターパルス駐車場 分県登山ガイドブックより、おにぎりが降った伝説の山🍙として紹介されている。「飯降」の由来として、尼が3人まじめに修行をしていたら毎日オムスビが降ってくるようになったようだ。また、734年に泰澄大師が開山したとされている。 ただ、今回の目的の一番は天空の城を見てくること。先日、展望台までの道は確認した。雲海が発生しやすい条件が看板に書かれている。 【時期】10月頃から4月末頃まで 11月頃が最も雲海が発生しやすい 【時間】明け方から午前9時頃まで 【気象条件】 〇前日の湿度が高いこと(前日に雨が降った日など) 〇風が弱いこと 〇前日の日中と当日朝方の気温差が大きいこと(放射冷却が起こるような日) 昨日、雨が降り、今日は晴れが確定しているため、雲海が発生しているのではないかと思い行ってくる。6時前に駐車場に到着すると、すでに車が多く止まっている。今日は80人ほどが展望台に来ていたようだ。展望台に到着してしばらくすると雲海から天守閣が少し見えた。天守閣は数分で雲海の中に消えたが、もう少しすれば天空の城が拝めるのかと思っていた。しかし、1時間以上待っても現れない。ほぼ毎日登りに来ているレジェンドの方から大野市の公式サイトのライブカメラでは下界に霧は発生しておらず、展望台から見えているのは霧が登ってきているものであり、あとはガスが上がって消えるだけであり、今日はもう天空の城は見えないのではないかと言われた。 雲海が見える城としては、竹田城や備中松山城があるが、それらに比べると大野城は晩秋の晴れの日が少ないため、年間で10日程度しか見られない。この天空の城を見るために群馬や千葉からの他県から来ている人や1週間泊りがけの人もいるらしい。また、日の出の時間よりさらに早く5時過ぎに来て夜景を見るのもきれいなようだ。レジェンドから昨日は夜21時頃まで雨が降っていたが、午前中くらいで雨がやんで晴れていた方が寒暖差があるため、雲海がきれいに見えていたかもしれないとのこと。 展望台にいた人が帰り始め、今日はもうだめだと思いながらも霧が消えるまでは粘っていたところ、何とか天空の城っぽいのが見え、待ったかいがあった🏯 少しだけ満足しているが、いつの日かリベンジしたい!