🪧上部が破損し羅臼が維臼に🥲
シマリスとさよならをして"羅臼平"へやってきました。
ハイマツの向こうの"羅臼岳"の勇姿に、見惚れてしまいました。
国後島側の海から、絹の様な雲が流れてきては、消えていきます。
観光用ヘリではなさそうだ、ずっーとヘリが往来してる。うちらが見たヒグマが何かやらかしたのかな…森の中の物音を察知出来ないくらいの騒音で危なっかしいと思いながらテクテク
茂みに隠れそうになるところを、
何とかキャッチしました😆🙌✨
下山
やっと晴れてきました
15時を過ぎると、なんとなく辺りが夕陽色になってきます。
北海道は、日が暮れるのが早いですね。
鹿か…
明日登る山々

モデルコース

羅臼岳 岩尾別ルート

コース定数

標準タイム 09:29 で算出

きつい

36

  • 09:29
  • 12.7 km
  • 1461 m
注意情報
              このモデルコースは、現在は立入禁止となっている区域を含んでいる可能性があります。
事前に現地の最新情報を確認して行動をしてください。
            

羅臼温泉登山口よりも比較的標高差や距離も短い岩尾別登山口からスタートする場合は、木下小屋周辺とホテル地の涯の脇の芝生部分(ホテル駐車場には駐車できません)に駐車してからのスタートになる。注意すべきはヒグマで、出没に備えて熊鈴や熊撃退スプレーを持参するようにしたい。知床自然センターなどでレンタル(1000 円 / 日)することができる。途中は水場も多く、弥三吉水や銀冷水を過ぎると、このルートでは最もきつい大沢の登りがある。羅臼平に出るとようやく山頂が見える。ここで荷物をデポし山頂を往復してもよいが、食糧は近くのフードボックスに入れておくと、ヒグマやキツネからの被害を免れる。巨岩の斜面を急登すること1時間弱で羅臼岳山頂に到着できる。

コースマップ

タイム

09:29

距離

12.7km

のぼり

1461m

くだり

1461m

標高グラフ

YAMAP
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チェックポイント

このコースで通過する山

このコースの登山口

岩尾別登山口 Google Map

木下小屋周辺とホテル地の涯の脇の芝生部分(ホテル駐車場には駐車できません)に駐車する。
  • 駐車場

    岩尾別温泉駐車場 Google Map

    7台駐車可。 登山口手前にある。
  • トイレ

    トイレ Google Map

    木下小屋手間にある。 携帯トイレ回収ボックス有り。

「羅臼岳 岩尾別ルート」を通る活動日記

  • 29

    07:06

    12.1 km

    1500 m

    羅臼岳

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    ※8月14日の羅臼岳登山。色々と考える時間があったので、普段の投稿と違い饒舌。この時に感じたことを未来の自分のためにも残しておきたいため。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 2年前に途中撤退した羅臼岳のリベンジ。 その時は小降りの雨と強風で羅臼平まで。 前日は日高町から道の駅東藻琴までの移動。 当日に移動して7時過ぎに登山開始予定。 当日の朝、道道93号から岩尾別温泉へ向かう道に入ってすぐの道路に親子熊。車が付近にいても逃げる様子はなく闊歩。 2005年の世界遺産登録から一度もヒグマ事故のない知床。この時は、知床の熊は慣れてしまっているんだとしか思わず。 駐車場は満車でさすがお盆は大賑わい。 7時半に登山開始、順調に登る。 前回撤退した羅臼平より、羅臼岳を目にした時には感動した。 11時過ぎには登頂。山頂から下を見るとさすがは知床、自然がそのまま。人の暮らす地として開拓されているところもあるが、自然も多い。 硫黄岳までテントを背負って歩きたい、そんなことを思っていた。 下山をしていると、14時前にオホーツク展望付近に到着。かなり行列が出来ていて何が起こったか分からない。が、登山道が閉鎖されたこと、ヘリが飛んでいることは分かった。ヘリが近くで飛んでいることもあり、周囲の人との会話もままならない。何が起きたのか分からない。 時間が経ってもヘリが飛び続ける。4人も5人も救助されて、どんな事故なんだと周囲とざわざわしていたら、ようやく情報が伝わった。衝撃。唖然。 待ち続け、16時にヘリで救助された。初めてのヘリコプター。そして知床自然センターへ。 警察からの聞き取り。(ここには記載しないが警察の聞き取りが陰湿、不親切で説明不足。) バスで移動のため40名になるまで待機との説明。2時間待ち、ようやく駐車場まで送ってもらえる。 そうしたら、まさかの乗用車。大変な中、送ってもらえるのありがたいけど…バスじゃないんだ… 18時半に解散。 時間があったので考え事する時間が多くあった。ここからは独り言。 生物は自然の中で生きている。生かされている。人と動物との共生と言うが、そもそもどうなのだろう。人が線引きしていることを共生と言っているのではないか?山頂から下界を眺めると、緑しか見えない大自然の中に、町は不自然に開拓されていると感じる。元々は全て緑だったのかなぁと。 現代を生きる我々は現在を「±0」の状態とするしかない。開拓され始めた時に先住民はどんな気持ちだったのだろうか。登山愛好家の視点、動物愛護や自然保護の視点、経済的観点、都市部の人と地元の人… ネットを見ているとだいたいの人が誰かの考えを否定している。自分こそが正しいと考える人が多い。日本人同士の共生も困難なのではないか。 人類、生物、自然との真の意味での共生とは…

  • 16

    07:01

    12.0 km

    1467 m

    羅臼岳

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    ヒグマによる人身事故直後の現場に遭遇しました。 通報者の方から聞いた、 [友人がヒグマに襲われ、藪の中へ引き摺り込まれていった][助けようと叩いたりしたけどびくともしなかった]震え泣きながら語ってくれた言葉から当時の状況がいかに異常で恐怖に満ちた状況だったか分かります。 事故のあった登山道は周囲が鬱蒼と生い茂った藪で覆われています。単独だったので、山頂付近の人が多くいる場所まではずっと緊張状態でした。 ヒグマと遭遇したらどうしようと考えていましたが、獲物として狙われたら抵抗も何もできないと感じました。 今回の件から登山届等がどのように活用されるのか、勉強になりました。 安全な登山に向けて、登山届、ココヘリ、山岳保健といった安全策をしっかり実施していこうと考えました。 被害者の方の心からご冥福をお祈りいたします。そして友人にはどうか心のケアを優先してもらいたいです。彼の勇気ある行動によって、我々他の登山者はヒグマの被害に遭わず無事下山できました。

  • 6

    05:56

    12.1 km

    1482 m

    羅臼岳

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    北海道遠征2日目は羅臼岳! ◾️はじめに:クマの事故があった当日です。 下山が数十分早かったら襲われていたのは自分かも知れなかった。 登山工程を見ていただくと下山途中でヘリに運んで頂いた関係で登山口まで行っていません。 登山客全てをヘリで運んで頂いた消防隊や警察官や知床五湖の方など関係者に感謝申し上げます。 ◾️登山工程:終始樹林帯で稜線好きの自分にはあまり響きませんでした😭 登山中、常に薮がガサガサしているのでホイッスルや熊鈴を鳴らしながら進みました。 山頂付近は岩場もあり楽しかったです! 山頂は知床を一望できるのでとても良かったです! ◾️注意事項:自分が事件当事者になって感じたことを書きました。参考程度に見てください。 ①ソロで登らない。 YAMAPであらかじめ人を募集する。 ②クマスプレーはカバンの中にしまわず、すぐに使える場所にしまっておく。 ③クマが出やすい場所ではトレランのようなペースの早い歩行はやめた方が良い。 止まれないし、クマが遠くに居てもよく見えないため対策が遅れる。 ④食べ物はジップロックに入れる。 他にも挙げたらきりがないのですが、 ゴミは持ち帰るや餌付けはしないなど山に関わる人全てが注意して登山が成り立つと改めて感じる山行でした。

  • 39

    08:47

    13.8 km

    1484 m

    北東の極地へ✨羅臼岳⛰️

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    夏休みの北海道遠征✈️ 世界遺産の知床半島にある羅臼岳へ⛰️ 新千歳からレンタカーで片道500km、同じ道内とはいえ大阪から東京とほぼ同じくらい🚘 単調な道で夜の移動が眠かったな🫩 道の駅で仮眠をした後、岩男別登山口の木下小屋へ🛖 停まってる車はレンタカーが多く、地元の人いわく百名山を登ってる方がほとんどじゃないかなって🚗駐車場には止めきれないので路上で縦列駐車してスタート🥾 道は整備されており比較的単調な樹林帯🌳 標高を上げていくと知床五湖フィールドハウスやオホーツク海が見えてきた🏝️ 稜線の羅臼平に到着、世界遺産の緑に恵まれた風景と山々の風景が素晴らしい✨ ハイマツを潜り抜け、岩岩を登って羅臼岳に到着❗️百名山80座目👍標高1600mの山だけど少し風が吹くと寒いくらい🌪️やっぱり北海道は涼しいわ🧊 昼食後、ピストンで下山へ🥾 下山路、標高500m程度のオホーツク展望に数名が停滞してる 聞くと友人が熊の襲撃を受けたとの事💥 警察に通報するとまだ近くに熊がいる可能性があるのでその場所から動かないで欲しいと指示を受け、順に下山してくる登山者に説明もしながらその場所で待機をしていました⚠️ 1時間半くらい待ち北海道県警のヘリが到着🚁 全員で歩いて下山すると思いきや、歩いての下山は危険なのでココから全員ヘリで救助すると🆘 ウインチによる救助でヘリに乗込みその後は知床フィールドハウスへ移動、事情聴取を受けた後はバスで登山口まで送迎をしてもらいました🚌 知床五湖フィールドハウスも熊出没により入り口で入場中止となり、ヘリの着陸場所に🚁 スマホに熊出没アラートが鳴り響いていました🚨 2005年世界遺産に登録移行に登山客がヒグマの被害は無く、現地の方も知床のヒグマは人を襲わないと思っていたとの事で今回の事でこれから考え方も変わるだろうと言われていました。 人慣れをしたヒグマがおそらく急な鉢合わせで驚き人に攻撃したのではないかと思われます。 お盆休みで沢山の人が通る登山道なら熊に合う事はないだろうと思っていたが実際は違い、あと30分早ければ自分達が被害を受けていた可能性もあります。 熊の恐ろしさを痛感した1日でした😔 熊撃退スプレーについて⚠️ 今回お会いしたほとんどの方が持参されてました 現地でもレンタル可能(モンベルや山小屋など) 飛行機は持ち込み不可、但し陸運指定で送る事は可能みたいです お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りしますと共に、知床が熊と共存出来る良き環境となりますように☘️

  • 69

    09:04

    11.7 km

    1436 m

    北海道山の旅2025 5️⃣座目 羅臼岳(△1660m)

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    北海道山の旅2025 5️⃣座目 斜里岳に別れを告げ、世界遺産の知床半島に入る。オホーツク海沿いの道を車で走らせると、気分が高揚してくる、と同時に地の涯ホテル前の駐車場に車が停められるかどうか、幌尻のチロロ林道の駐車場と同様、心配した。幸い、ホテル前の草地の部分に停められた。既に周囲は暗くなりかけていてよくわからなかったが、明朝確認するとホテルの営業はされていないようだ。三段の露天風呂を大変楽しみにしてきたので、残念である。 4時前に起きて身支度を整えようとするが、如何せん山行5日目である。体が重たい。すっかり準備に戸惑ってしまい、出発は5時30分になってしまった。羅臼岳は往復14キロを歩かなければならないので、もう少し早く出発したかったのだが、ただ、今日も天気予報は晴れの予報で本当にありがたい。大気も安定しているようで、この4日間、北アルプスでよくある激しい夕立みたいなものもない。 斜度はそれ程キツくなく順調に歩を進める。一方で、ここは知床である。ヒグマの生息密度が高いので気を引き締めて登る。トドマツやミズナラの木々だろうか、視界を遮って、展望は効かない。やがて「弥三吉水」に着く、ここは秋になっても枯れない素晴らしい水場だ。とうとうと水が流れている。ただ、エキノコックスの心配があるので、飲料としては使用せず、担ぎ上げた水分で喉を潤す。弥三吉とは木下弥三吉を指し、岩尾別登山口にある木下小屋にその名前を残し、この水場にも名前を残した、知床の山のパイオニアである。こうした先達の努力により、今、こうして登山できるありがたみを感じながら歩を進める。少し進むと「極楽平」に着く、なるほどほとんど平坦なルートでスピードを早めることができる。ここまでくると、頂上までは4キロだ。時折、自然が造りだしたダケカンバの美しさに慄く。これは、雪国越後でもよく体験することだ。少しずつ展望が効き始め羅臼の頂上が見えてくる。やがて斜度は一転して急になり「仙人坂」を迎え、「銀冷水」を越えると「大沢入口」に到着する。初夏であれば雪渓が残っている場所だが、さすがに雪はもうない。登りは急だが、お花畑が続き、癒される。登山道のすぐ脇にはエゾシカが登山者などお構いなしに山野草を食している。本州のシカと違い、やはり体が大きい。大沢は、高山植物が多く、キキョウやリンドウなど様々な花が咲き誇っている。そんな大沢を登り切ると「羅臼平」に到着する、ここからは岩場の最後の急登となるので、休憩をとって呼吸を整える。登山口からここまで3時間45分かかっている。最後の岩場の登りは、足が上がらず、本当にきつかった。その分、頂上に着いた時の喜びはひと塩である。頂上からは知床連峰がよく見える、遠く硫黄山まで見える、さらには知床五湖、オホーツク海の眺望が素晴らしい。斜里岳の頭だけが雲の上から出ているのも印象的であった。残念なのは、太平洋側は雲海に覆われており、国後島はぼんやりとしか確認できない。それでも絶景である。頂上は多くの方の感嘆の声で溢れていた。 頂上からの絶景を十分堪能した後、11時25分に下山を開始する。疲れもあるが、それ以上に頂上からの眺めに満足して意気軒昂に降りを進める。羅臼平までの岩場は心して降る。大沢を過ぎ、幹が地を這うダケカンバを過ぎた頃であっただろうか?上空に夥しい数のヘリコプターが飛んでいる。滑落の事故だろうか?はたまた、遊覧船の事故だろうか?心がざわつく。ヘリは海というよりは山に向かって飛んでいるようだ。何らかの事故には違いないと思ったが、飛来するヘリの数が多いので、何が起こっているのか気になる。やがて、「オホーツク展望」に差しかかったところ、約40名ほどの登山者が滞留していた。あろうことか、20代男性2名がヒグマに襲われ、そのため登山道は閉鎖、登山者全員を北海道警のヘリで救助するというものであった。ただ事ではない。男性は単にヒグマに襲われただけではなく、ヒグマが引きずっていて現在も安否はもちろん、所在が不明とのことであった。居合わせた北海道在住の登山者によると、ヒグマの習性として自分の獲物は絶対に奪われたくないというものがあるそうだ。従って、40名の団体とはいえ、このまま登山道を降ることは、自分の獲物を奪われに来たとヒグマは考えるらしく、危険なことらしい。また、通常ヒグマは警戒心が強く、人間に近づこうとしない習性で、ここ知床では40〜50年、人身被害は起こっていないそうだ。おそらく、何らかの形で、人間というものを学習してしまったのだろう。そして、そのきっかけは我々人間側にある。白雲岳での自らヒグマに接近して熊スプレーをかけているSNSの映像が頭をよぎった。自然、そして野生に畏敬の念を持つことを忘れてはならない。人間と野生の距離感というものを改めて考える機会となった。

  • 42

    08:59

    13.0 km

    1530 m

    ①北海道遠征✈️100名山⛰️羅臼岳【熊🐻出没😱】 🐵

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    数ヶ月ぶりにYAMAPレポアップ⤴️ 色々バタバタしていて山行きが激減😭 約2ヶ月ぶりの山行きが北海道遠征✈️😍 しかし、まさか初日ならこんな事になるとは想像もしませんでした。 北海道到着してまずは腹ごしらえでラーメン🍜を食べていざ羅臼岳⛰️へ🚙💨 北海道広すぎで新千歳空港から400キロ💦 道の駅で少し仮眠をとっていざ羅臼岳へ。 登山口はやっぱり100名山なので車がいっぱい💦 道の脇に駐車してスタート💨 すぐに小屋がありここで熊スプレーレンタルできるみたい。 樹林帯をぼちぼちと登る。 この時はこの辺では熊の出没はないだろうと軽率な気持ちでいました。 あっという間に羅臼平に到着。 景色どーーんと開けて目の前には羅臼岳が!! 少しあげると羅臼岳の反対側の硫黄岳方面が!! これを縦走するの気持ちいいやろなーーっと思い指を咥えていましたw そして、久々の100名山ピークGET😁 山頂は少し風があり寒かったので少し降って カップラーメン🍜タイムでまったりと☺️ 休憩を済ませてあとは下山のみ。 ここからがニュースにもなってる事件が💦 軽快にサクサクと降っていきP842地点の水場で小休憩をして降るとオホーツク展望台に3名の登山者が。 1名の登山者から熊🐻の出没があり友人が熊に襲われ脚を噛まれならが攫われ助けに行くがダメだったと。(友人の腕には助けに行った時の被害にあった方の血が...) 友人いわく熊はしばらくすると登山道に戻り下山方面に降って行ったの事。 そして、警察に報告したところオホーツク展望台で待機と指示がありヘリの救助に90分ほどかかるとの事。 待機中の間、襲われた時の状況など聞かしてもったり友人が被害者の関係者に震えた声で現状を報告したりなどなどで緊迫した状況でした。 その後はヘリ🚁が救助に来て4名ずつ搬送して頂きました。 今回被害にあった方のご冥福をお祈りします。 あと、この後の友人の心身が気になりますが熊に素手で助けに行くという勇気ある行動など普通では出来ない行動をされたと思います。 悔やまれますが被害のあった方の友人分まで頑張って生きて頂きたいと思います。 皆さん登山中は色々ありますが安全第一で山行きを楽しく行きましょう。

  • 71

    09:13

    12.1 km

    1473 m

    55年振りの羅臼岳 岩尾別コース

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    山友と以前から計画していた羅臼岳に14日に登山しました。 ウトロ側の岩尾別コースです。 下山中の男性が熊に襲われた日です。 本件:被害者が亡くなられたという状況のもと、投稿すべきかどうか迷いましたが、同じ日に同じ山を登った1登山者として、どういう登山であったのか、どういう状況であったかを、そのまま投稿すべきと考えました。 亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 ただし、コメント欄への返信は致しかねますので、ご了承願います。 木下小屋前からが登山道。 山友とマイペースで登ります。 この日に備え、何度かトレーニングして来たけれど身体がまだ順応してないので 急登になるときついと感じます。 オホーツク展望所まで登り、最初の休憩をとって楽になりました。 最初の水場、弥三吉水(やさきちみず)でも休憩。 山友が飲みに行く、「冷たく美味かった」との事。 私は下山で飲むことにした(下山の時飲んだらホント冷たくて😋) 歩きやすい極楽平経由して仙人坂まで急登ありもマイペースで進む。 次の水場、銀冷水で 大休憩しました。ここを出発する時、近場で同じく休憩していたソロのお姉さんから「後から付いて行っても良いですか?」と言われましたので「旅は道ずれ山も道ずれ」と思い一緒に 山頂岩場まで登りました、岩場からはペースが違うので先に山頂に行かせてもらいました。(福井県から来道、前日斜里岳に登ったとのことでした) 大沢入口からは岩場ゾーン。 大沢は枯れ沢です。ここがお花畑でした。 いろんな花が咲いていて皆さん写真撮ってましたね・ 私も撮りましたが下手くそなで、山友からの写真を載せます。 (景色も良い写真はみな山友から頂いた写真です) この頃から風があたり気持ち良かったです。 羅臼平到着し、休憩。 ここからの景色は圧巻です。 目指す溶岩帯の羅臼岳、反対には三ッ峰。 大きな岩に埋められた木下弥三吉さんのレリーフがあり、ここで55年前に写真を 撮った思い出が蘇りました。 羅臼岳まではハイマツ帯を経由して、徐々にゴロゴロとした岩場になります。 そうだ、そうだ、いつもここが大変、最後の頑張りなんだよな~と又思い出す。 (羅臼岳には羅臼勤務の時5~6回登っています) なんだか久々の3点支持での岩登り。 ストックは途中でデポしました。 そして山頂到着、55年振りです。 多くの登山者が山頂を満喫していました。 自分達もその中に混ざり、景色に標識に、写真が撮りまくりです。 羅臼方面は雲でダメでしたが、知床連山やウトロ側が見渡せ良きです。 北方領土の国後島もかすかに山頂部分が見えました。 絶景堪能後は元来た道を下山。 下りの岩場が難易ですが転ばないように慎重に。 羅臼平着いて昼飯を食べて休憩。 下山の時は大沢のお花をゆっくり鑑賞しながらです。銀冷水で水飲みます(浄水器使用) ここも冷たい美味しい😋水でした、味わって飲みました。 ここから弥三吉水まで一気に下りましたが、登りよりもかなり長く感じました。 途中、ヘリコプターが頭上を頻繁に飛び交い、何か遭難事故でも発生したのかと山友と話ながら歩いていると、 しばらくするとに登山客が大勢待機(オホーツク展望の看板辺り) てっきり滑落事故と思っていたのですが、待機者の一人が「登山者が下山中にヒグマに襲われたので、ここから通行止めです、登山者をヘリコプターで下山させます」と、ヘリの救助隊から連絡があったと教えてもらいました。この時点では詳しいことはわかりませんでした。しばらく待機している間にネット繋がる人が調べていると、20代男性が標高550m付近で下山中にヒグマに襲われ、山中に引き摺り込まれていったというニュースが全国を駆け巡っていると教えてくれました。 標高550mはちょうど自分達がいる地点あたりです。 まさかの事態に更に驚愕です。 休憩せずにどんどん下山していたら自分達だったかもしれないと思ったらぞっとしました。 待機中に道警の方が、少し気さくに話してくれ、救助対象者の気を紛らわせてくれたのは良かったです。 ウィンチワイヤーで引き上げられてる時、ブラブラしないように隊員の方がしっかり抱きとめてくれてました。若い方です、鍛えられた体でした。 このヘリでは私が最後(5名が定員のようです、山友は次のヘリです) ヘリは知床五湖駐車場が臨時ヘリポートとなり着陸。 この後身元調べがあり情報提供しました。警察の話では今日の登山者の中では最高齢のようでした。 「お元気ですね~、私の親爺より年上ですよ」と言って緊張をほぐしてくれました。 待合室でしばらく待機しました。 バスで登山口まで送られる予定でしたが、バスが入れずワゴン車に切り替わったり、グループ登山の運転手意外は知床自然センターに移動したりするとか、混乱を極めていました。 ワゴン車手配は、知床財団や町役場、ボランティアの協力との事です。 登山口まで送ってもらい無事マイカーと対面する事ができました。 山中で約2時間、その後マイカー対面まで1時間半位かかりました。 北海道警察の方々、懸命の救助活動ありがとうございました。 知床財団、町役場、ボランティアの方々も送迎や対応などありがとうございました。 皆様のご協力のおかげで無事下山する事ができました。 感謝申し上げます。

  • 40

    09:32

    11.8 km

    1446 m

    北海道東登山ツアー① 羅臼岳山頂からの眺め最高❣️でも最後にあの痛ましい事故発生

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳。 北海道百名山三座の登頂を目指す!  清里町田中さん御夫婦にご招待いただいて、誠にありがたき6泊7日の登山&グルメ&観光ツアーの始まり❣️ 14日登山パート1は、前夜ミーティングで羅臼岳に決定!! おーじの予言どおり、絶好の天気になり、山頂から最高のロケーションを楽しむことができました😋 夜空に縦に並んで輝く金星✨と木星。朝日が登る直前の知床連山の美しいシルエット。穏やかな朝のオホーツクの海。清里町から岩尾別登山口までのドライブですでに車内は爆盛り上がり❗️ 登山口で2日前の熊🐻情報確認。熊スプレーと熊鈴🛎️、4人でおしゃべりしながら樹林帯を進む。途中でいろいろな方と山の情報を交換してコミュニケーション❣️もちろん熊情報も。 大沢からは、花🪻と岩の涸れ沢歩き🚶。北海道らしい大きな鹿🦌が一頭のんびりと草を食べています。近付いても全く逃げようとしない‼️ 涼しい風が身体をサーッと通り抜け、傾斜はきつくなっても、登攀意欲はぐっと上がりました❣️ 羅臼平にようやく到着。ひと休みして、いよいよ羅臼岳山頂へアタック!!ハイマツ帯を抜け、岩🪨をよじ登り、振り返ればオホーツク海と知床連山のすばらしい山並み‼️そして、雲海の向こうには、北方領土の国後島が❣️うわー、初めて見るこの景観❣️すばらしい❣️感動的です🥺 岩登りはまだまだ続き、脚は悲鳴を🙀🦵あげますが、頑張れ俺❣️と自分を励まし、やっとの思いで山頂到着💦🙌いろいろな方と登頂を共に喜び合い🥲みんなで写真を撮りました❗️ お昼を食べ、山頂からの景色を1時間たっぷりと楽しみ下山開始したのが11:00ごろ。(あの傷ましい事故が起きた事など夢にも思わず...)途中の羅臼平で、🎵知床旅情の歌をみんなで熱唱しました。 その後、木の枝に頭を何度もぶつけながら下っていくと、何やらヘリ🚁の音!何か事故でもあったのか? 下山まであと30分くらいのオホーツク展望台付近で前を歩いていた人たちが登山道に待機し、ヘリ🚁がホバリングしてる。聞けば、私たちと同じ登山者がヒグマに襲われたとのこと!!🙀 もう、びっくり🫨です。同時に、熊スプレーをぐっと握り確かめました。 しばらく待機した後、我々はヘリ🚁で救助して頂き事なきを得ました。 事故に遭われた登山者の方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。🙏

  • 58

    09:22

    11.9 km

    1465 m

    『正しく恐れる』・・8.14 羅臼岳ヒグマ人身事故の近くで想うこと

    羅臼岳・硫黄山(知床)・羅臼湖 (北海道)

    2025.08.14(木) 日帰り

    その日、私と山友3名は羅臼岳を登りました。 私を含む3名は「初!羅臼岳」、1名は7度目の経験者。 天候にも恵まれ、山頂からの360度パノラマ絶景に酔いしれるなど最高の山旅でした。 しかし下山まで40分の地点で「安全確保のための登山道の閉鎖」に伴い、唐突に、ヘリによる救出下山という思いもよらないゴールとなりました。 重い事故でもあり投稿は不謹慎だと躊躇しましたが、 今後、同じような事故を繰り返さないための小さな一助になればと、 現場に居合わせた一登山者の視点で、自分への教訓として記してみます。 <経過>  4:50 岩尾別温泉登山口を出発  9:50 羅臼岳山頂 (かなりゆっくりと休憩) 11:00 (ヒグマ事故発生) 11:13 下山開始  14:13 事故地点付近/オホーツク展望地で足止め(約70名の登山者と共に) 16:40 ヘリで救助 <万全の準備> 山人は個人差はあれど「山へのリスク」を様々な角度から推察して準備をします。 羅臼岳は「ヒグマの遭遇率が高い」と言われていたので綿密な情報収集と準備をしました。 しかし一点については、結果として「間違っていた」と反省しなければいけませんでした。 (準備と行動)  ・経験豊富な方と一緒に登る  ・近づけないために、大きな音のする「熊スズ」を準備   ・万が一出逢った時用に「熊スプレー」を2本用意  ・すぐ使えるように何度もシミュレーション  ・熊鈴を鳴らし、時には笛を鳴らし、話しながら歩く  ・急がずマイペースで歩く  ・過去の遭遇箇所は特に慎重に歩く  ・獣臭がしないか気にする(事前情報)  ・熊の目撃情報はあるが人身事故はこの20年起きていない  ▲2日前に登山道で遭遇した熊は、熊スプレーも効かず5分間付きまとった <一つの反省点>  この「2日前の付きまとい熊」の情報は、登山口にも掲載されていましたが、  「羅臼の熊は人間を襲わないから、大丈夫だろう」  「羅臼岳登山経験者を含む4人で行動するのだから、大丈夫だろう」  「熊スプレーも2人で持ったし、万が一出会っても大丈夫だろう」  という「きっと大丈夫バイアス」が自身に働いていたように思います。  「 楽しみにしていた羅臼岳」  「天候も最高!絶対登りたい」  「情報は十分に収集した上で、みんなで安全と判断をした」という、  自分の判断を肯定するストーリーを無意識に描いていたように思います。  結果として自分たちは助かったけど、それはたまたま運よく助かっただけであり  本来であれば、登る判断をすべきではなかった、というのが結果論としての反省です。 <事故と行動の因果>  事故の状況については、知床財団の詳細な報告書が最も詳細かつ信憑性が高いと思います。  https://www.shiretoko.or.jp/news/8777.html  最も気になるのが「かなりのスピードで下山していた」という点。  それも単独行動になっていたことで鉢合わせしたヒグマが本能的に襲い掛かったのだろうか? <そのほかのヒグマ情報>  他にも、こんな情報は現地で言われていました。  「水不足で農作物が不作、熊の餌も不足気味」   「近隣の道路で公然と鹿を捕食する、ヒグマの姿」   「被害場所はアリが豊富。時折りヒグマの目撃情報があった」  例年は大丈夫だから、今年も大丈夫とは限らない、と考えるべきだったでしょう。 <登山届の大切さ>  今回は紙による登山届の他に「YAMAPでの登山届」を提出していました。  普段は「御守り」的にルーティンで提出しているのですが、今回は機能していました。  下山後に、斜里町警察署から「下山しましたか?お怪我は?」など電話あり  ※緊急連絡先の妻にも「下山しましたか?」と連絡したのはご愛敬?  万が一のときの登山届の大切さを身に染みて感じました。 <DJ山岳救助隊?>  救助を待つ間、救助隊の一人がとても朗らかな方で  「えー!これから特別搭乗チケットをお配りしまーす!(そんなことしない)」  ロープで釣り上げの際も「はい!いい景色ですよ!ご覧ください」  などと緊張感をほぐしてくれたのは、とてもありがたかったです。  段取りについても、状況に応じて、細心の注意を払った的確な救助でした! <待機の様子>  ヘリ搭乗待機中の登山者のみなさんは、救助隊の指示に従い、  または情報伝達や人数確認など、冷静に秩序を保ち行動していました。  (一人だけ登山道の制限区域を超えてヘリを撮影をする方がいて、これだけは残念) <登山は自己責任>  リスクのある山で事故が起こると「自業自得」だという声が聞こえてきます。  おっしゃる通りですが、  だからこそ「トラブルの確率を減らすための準備」を重ねることが大切です。  「熊に遭うかもしれない」  「途中で雨や雷に遭うかもしれない」  「足が攣るかもしれない」  「コースタイム通りに戻れないかもしれない」など、 想定外の事態にどれだけ備えることが  できるかで、事故の確率は間違いなく減らすことができます。(ゼロにはできないが) <羅臼岳は数晴らしかった>  羅臼岳は、大沢の花々、  羅臼平から見上げる威厳に満ちた羅臼岳  硫黄山に向けて脈々と連なる知床半島  羅臼側の雲海越しの知床の山々  西には海別岳、斜里岳、オホーツク海それはそれは素晴らしい忘れれない絶景でした。  「今日のYAMAPレポートのTOPはどうしよう?」などと考えて歩いてました。  しかし、しばらくの間、羅臼岳は登れないようです。  やはり知床、羅臼岳は他の山域とは異なる、特別の地だと実感しました。  いつかまた、安心して登れる環境が整うことを切に願います。 (最後に) 今回の事故により亡くなられた曽田圭亮さんのご冥福を心よりお祈りするとともに、 ご遺族ご友人の皆様に深くお悔やみ申し上げます。