05:04
6.2 km
678 m
鎖場好きなら一度は行きたい乾徳山は雪の中
乾徳山・黒金山 (山梨, 長野)
2026年02月13日(金) 日帰り
・大平高原から登る場合は有料駐車場(800円)が利用可能。路駐も可能だが、道路が狭く、数台に限られる(それも出来れば軽自動車)と思うので、平日のガラガラの時のみ可能ではないかと思われる。 ・鎖場は山頂付近のみで、難易度としてはそれほどでもないが、山頂直下の鳳岩はステップが乏しく腕力が必要 ・こちらからの登山道上には水場はなかった。利用できるような沢も確認できず。 ・トイレは大平高原の駐車場にはあるようだが、登山口にはない。 関東近郊の鎖場がある山でネット検索すると、大体出てくる乾徳山。一度は登ってみたいものだ、と思いつつナカナカ足を延ばすことがなかったが、山梨にゴルフに行くついでにチャレンジしてみることにした。YAMAPの活動日記で検索してみると、2月3日を最後に雪が降ったり悪天候があったりしたせいか、それなりに人気の山そうなのにアップロードがなく、登山道の状況が分からなかったが、まあ、天気もいいし雪があったとしてもそれほど深くはないだろう、と、とりあえず行ってみることに。丁度、近くに道の駅があったので、そこで車中泊をして、朝、6時過ぎてから登山口に向かう。当初はメイン?の登山口と思われる徳和から周回コースでを考えていたが、夜、飲み会が入っており遅くとも14時には現地を出発したかったので、なるべく時間のかからなそうなコースを選び大平高原からピストンすることにした。 国道R140から大平高原(牧場)までの林道が6kmほどあり、雪も残っていたのでスピードが出せず、登山開始は予定より遅くなり7時半頃となってしまったが、歩行距離もそれほどでもないし、ここまで上がってくればそんなに時間はかからないだろう、と高をくくっていた。 積雪はあるものの、南アルプス含めそれほど今年は降っていないようだし、クランポンが必要なほどでもなかろうと勝手に判断し、チェーンスパイクのみ携行した。(でも結局、出すのが面倒で使わなかった) 活動日記にはなくても人気の山だから誰か先行している人はいるんじゃないか、という期待もむなしく、この日の先行者はおろか、足跡自体全くなく、ラッセルとまではいかないものの、優にくるぶしまでは埋まる雪の中を進まなくてはならず、思ったよりも時間がかかる。 とりあえず林道歩きが続くので、なんの疑いもなく林道に沿って歩いていたら、道満尾根の入り口の交点のところを勘違いして林道をそのまま歩き、途中で道あってんのかな~?とYAMAPの地図を確認したらさっきの交点のところで尾根沿いに進まなくてはならないことに気づき、再び林道を戻ることに。時間が限られているのに全く無駄な動きをした、と反省。 道満尾根を暫く行くと開けた所に出て富士山も見える。ここいら辺で先行者と思われる足跡がついてて、他にも山に入っている人がいると思うと少し安心する。ただ、この足跡、途中から明らかに登山道を逸れたり、最終的には山頂には向かっていなかったりで、どうも登山者ではないのかもしれない。 おまけに途中、血痕があり、何かを引きずったような跡があったりして、「若しかして熊が大型動物を咥えて引きずった?」と思うとちょっとイヤーな気分になったが、「熊は冬眠中だし、ここら辺にはいない。きっとハンターが鹿か何かを引きずった跡に違いない」と無視することにした。 これだけ雪が残っているなら岩場がどうなっているか少し心配ではあったが、一部鎖は埋まっていたりして、鎖を掘り出したり、足場に積もった雪をどかさなくてはならなかったりと、想定していたよりずっと時間がかかってしまったが、幸いにも凍っているようなところはなく、最大の難所と思われた良く写真で見る鳳岩のところは流石に雪は大してついてなくて、そこを登ればすぐ頂上で最後はあっけない感じだった。鳳岩も写真で見るとかなり角度と高さがありそうに見えたが、足場は取りづらいものの、それほどの高さでもないので、鎖場に慣れている人なら苦も無く登れるであろう。鎖も新しく整備してくれている方々には感謝である。 途中、髭剃岩だの胎内だのいくつか見所もあり、頂上からの眺めも360度、富士や南アルプス、そのほか近傍の山々まで一望の下に見え、眺めは良い。ただ、鋭峰らしく山頂自体はそれほど広くはない。 時間があればこのまま黒金山方面での縦走したいなあ、という眺めであったが、今回は山頂で珈琲を飲むくらいが精一杯、誰もいないし20分ほど休憩した後はとっとと下山することに。 下山途中、おそらく徳和方面から登ってきたと思われる登山者2名と行き違い、お互い他に登山者がいることに少しホッとする。 下まで降りてくると雪もだいぶ溶けてきており、この分だと新たに降らなければ登山道もまた無雪期のように歩けるようになるだろう。 下山後はすぐ近くにある日帰り入浴施設、笛吹の湯に入り、4時間ほどかけて下道で戻り、宴会にも間に合った。 山梨百名山でもあり日本二百名山でもある乾徳山、確かにいい山だとは思うが、鎖場を楽しみたいと思うならやはり妙義山系の方がこれでもか、というくらい鎖が出てくるので、ここまでくる経路を考えると次登るのはいつかなー、という感じ。 ま、でも徳和から周回コースを紅葉の時期とか、金峰山や瑞牆山とセットで登るのはアリかな、とは思う。 Fin