07:46
10.2 km
1180 m
赤石山系/東赤石山・八巻山
東赤石山・西赤石山・物住頭 (愛媛, 高知)
2025年12月29日(月) 日帰り
赤石の名前の由来は、赤褐色の岩があちこちに露出していることから名づけられた。この岩の正体は、らんかん岩。らんかん岩は火成岩の一種でくすんだ緑色の岩。なぜ赤褐色に見えるかというと、岩に含まれる鉄分が酸化して赤褐色に見える。 赤石山系は四国では珍しい高山植物が見れる場所。西赤石山には全国有数のアケボノツツジが群生するらしい。おそらく、冬より秋の方が見応えがあるのかも知れない。 ずいぶん久しぶりの四国。四国の山々は雄大な山とイメージしてる。赤石山系は、このイメージを崩してくれるかも知れない。 行ってみよう。 雪の量は山頂でも足がめり込むほどはないと思うが、念のためチェンスパ以外に12アイゼンとピッケルを持って行く。 歩き始めて、ほぼ無雪。狭い山道。たくさん出て来る木橋や梯子は、どれも古く、腐り落ちてるのもある。避けれる物は出来るだけ避けたが谷を渡る橋は避けれない。橋に積もった雪で滑らないか、橋桁が崩れないかとヒヤヒヤしながら渡る。 鎖やロープもたくさん。どれもよく滑る木の根がうじゃうじゃ。石は滑らない石に混ざってよく滑る石、凍って滑る石。渡渉も、大きいのから小さいのまで何度も。 かなり歩き辛い。 3.2km歩いた所から急に雪の量が増えて来た。 3時間ほど歩いてやっと山頂近くまで来た。 西赤石山との分岐。東赤石山へ向かい始めると、それまでなかった霧氷のお出迎え。霧氷の林を抜けると、石鎚山、瓶ヶ森、笹ヶ峰、伊予富士がきれいに。反対側には瀬戸内が見える。 登りは最後、チェンスパくらい付けた方が良かったが、足場の悪さと見え始めた景色に感動してそのまま行き切った。 山頂からの景色はすごくイイ。今日は霞もせず空気が澄んで気持ちの良い風景。山頂からだと瀬戸内にしまなみ海道まで見える。真っ白な山並みではないが、通って来た霧氷が見える。 ちょこっと、東赤石山の三角点に寄って、満足し切った東赤石山登山。気分はもう下山に向かっている。 が、東赤石から八巻山までは、まさしく赤石山系。永遠と岩ばかりを歩いて行く。ピンテ、ペイントマークは無い。断崖絶壁で岩の向こうに行けるか分からない。全くトレース無ければかなりコワい。誰かの踏み跡を探しながら、これが新雪だったら歩き切れるのだろうかと考える。 なんとか緊張MAXで、赤石小屋が見えて来た。 緊張200%から90%までほっとした。 赤石山系は、かなり足に負担があり疲れたが、歩き応えやアスレチック感、絶景とすごく良い山だった。今度来る時は、秋に西赤石山に登ってみたいもんだ。