活動データ
タイム
06:23
距離
3.4km
のぼり
323m
くだり
328m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る映画「Wood Job」を観て…チェーンソーがもう一台欲しくなった。軽トラのカッコよさを再認識した。…山仕事の必要性を痛感した。 とはいえ、週末直前寒波の到来でまたまた降雪。冬季は山仕事のかき入れ時だが、通常積雪時は樹々からの着雪、落雪でずぶ濡れになるので行わない。それでも本格的な再開に向けてできることを探しに、近所の年寄りたちの目を避けて、とりあえず山へ向かう。 結果的には枝打ち、間伐などの本格的作業はかなわなかったが、鶴嘴を打ちまくった1日目、斧を振りまくった2日目、肉体的にも精神的にもお腹一杯だ。 一日目。前日の積雪残る。以前から気になっていた林道の荒れを直す。天気予報では「暖かな一日…」と言っていたが、山中の気温はせいぜい5℃。それでもトレーナー一枚で地面を打ち続けて汗だくになった。 二日目。機嫌が悪いチェーンソー、名機「サンナナ」くんにはお休みいたただき、初めての斧を相棒に出掛けた。これも「Wood Job」の影響か?男たちが御神木の伐採時にチェーンソーではなく昔ながらの斧を使っていたのを見て、納屋から斧を引っ張り出してきた。あわよくば稜線の雑木伐採まで行きたかったが、倒木や雑木繁茂が激しく、林道最奥地までの簡易伐採に終わった。 完全な林道に仕上げてやろう、山の景色が変わるほど伐採してやろうという理想を掲げながら、ある程度控えめな見通しをもって作業をしたが、それでも予定の半分も行うことができなかった。街中でこさえた理論や常識、計画など通用しないのが山である。映画の中で中村林業の社長さんが己の生業の不思議さについて口にした。「お客さんの顔が見える他の商売と林業は違う。ええ仕事をしたか否かがわかるのは自分が死んだあとのことだ。」-仕方ない。ここではやはり時間の流れが世俗と違うのだから。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。