活動データ
タイム
06:55
距離
11.6km
のぼり
1354m
くだり
1353m
活動詳細
すべて見る山と共に生きるシリーズ 初の冬早池峰山&初門馬コース 冬の早池峰山、 11月中旬に岳のゲートが閉鎖されるため、 山頂へアタックするには ①岳駐車場からロードを片道約9キロ、 ひたすら歩いて小田越登山口へ行くか。 ②岳の駐車場から鶏頭山を経て縦走で行く しかないと思っていましたが、 フォローさせていただいている hiroさんのレポを見て… あ、門馬コースがあった💡✨ と、お馴染みターシーを誘い 初の門馬コースへ 〜門馬コース〜 12月5日 盛岡宮古横断道路の一部区間である 新区界トンネルが開通し、 盛岡からのアクセスも良くなり 1時間余りで登山口に 行けるようになりました。 メジャールート小田越、河原坊に比べ、 (※河原坊は平成28年大雨による影響で現在に至るまで通行止めとなっています。) 樹林帯の中を進み、最後まで展望もなく、 登山者も少ない地味なイメージ。 (あくまでヨコイチ個人の意見です🙇♂️) でも、いつかは行ってみたいと思ってたんです。 五葉山の桧山コースと黒岩コース、 徳兵衛山以来の 山深い、手付かずの自然を 味わってみたかった それがまさかの冬山に来ちゃいました🤣 〜登山道〜 渓流の脇を通りながら 最初はなだらかな登りが約2.5km続きます。 美しい自然に雪景色が映え、 ワクワクが止まらない。 でも、登りながら薄々勘付いていました…。 標高1,917mの早池峰山なのに 全然標高が稼げてない。 そうです、このコース 5合目からが本番なんです。 5合目の鳥居⛩をくぐると、 標高900mから山頂まで 1,000mを一気に駆け上がる鬼のような急登 しかも、雪も7合目まで、 くるぶしいかないくらいだったのに、 8合目、9合目と行くに連れ、 膝下、膝上とどんどん深くなっていき 所によっては腰高のとこまでありました😱 それをツボ足ラッセル🦵 (ツボ足もこの時期までが限界と思われます。) 急登の連続と雪の深さから 足を取られたり、雪の微妙な重さに 足の疲労が蓄積して一向に進まない。 蓄積する疲労、進まぬ一歩 急登好きと言っていたのも今は昔、 心は完全に折れていました。 ターシーのこと誘っておいて、 言うのためらわれたんですが、 一言、 「ターシー、帰ろう」 帰ってきた一言 「あと少し頑張りましょう」 中々帰してくれません。 その後も、幾度も挫けながらも 2人で声を掛け合い、助け合いながら なんとか山頂へ 山頂へ立った時、 空が一気に青空になりました! そして見る早池峰山の冬の光景… 美しい… 色彩は白と黒、青しかないのに 光の加減でここまで表現できるのか! 思わずシャッターを切りまくります。 書きたいことは多々あるのですが、 長くなってきたので、 あとは備忘録を… 【バッテリーについて】 以前スマホのバッテリーのこと書きましたが、 スマホ新しくしたら下山時でも74%🔋ありました。新しいスマホの威力凄い! ホッカイロ買ったのに忘れたからどうなるものかと思いましたが、結果オーライ✨ 【レイヤー】 ⭐︎出だし フリース 長袖 長袖の下着 ズボン 冬用ゴアテックス素材のズボン(父親から拝借) 防寒テムレス+インナーグローブ ⭐︎行動中 フリースを脱ぐ 標高1,400m位からハードシェル (あくまで私の感覚) ⭐︎休憩中 着替えして (ミレーのドライナミックメッシュ現在注文中 次回から着替えしなくても良いかもです✨) ダウン2枚重ね 参考までに小屋の気温マイナス9℃🥶 【昼食】 カップヌードル (3分待ったらぬるく冷え切ってました) カップ麺じゃなくて茹でるタイプがいい パン🥖今日はPASCOの 『おいしいシューロール』 寒すぎて味わう余裕なく、一口食べて コーヒーへドボン☕️ パン粥になりました笑 冬の山頂でも暖かくパンを食べる方法 考えなくてはいけません。 ジップロックパンパン作戦 今回は原因不明の空気抜け💨 対策考えねば🤔 この他コーラが凍った 蓋開けた瞬間モコモコーって凍っていきました 初めてみた🤣 【反省点】 雪山を登るなら無雪期に一度登り、 地形、距離等の感覚を持って登ったほうがいい。 今回は初の門馬コースで斜度や距離等の感覚が 地図上だけでしか把握出来てなかった。 体力の限界について、 今回、急登&ラッセルに疲れ、 足の疲労が今までで一番💦 正直限界でした。 天候が良かったからまだ良いものの、 好天からホワイトアウトした場合を考えると 今回は運が良かっただけ。 限界を迎える前に撤退を考慮すること。 下山するタイミング(時間)も あらかじめ決めておくべき。 今回、遭難して動けなくなる人の気持ちが 良くわかった。
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