名も無き山、しかし猛吹雪-2019-11-18

2019.11.18(月) 日帰り

活動データ

タイム

05:17

距離

5.1km

のぼり

369m

くだり

466m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 17
休憩時間
3 時間 13
距離
5.1 km
のぼり / くだり
369 / 466 m
5 24

活動詳細

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【概要】 雲海で有名なトマムに近い、名も無き1000m級、とある仕事で行きました。最初は天気よかったのが、あっという間に吹雪になり、命の危険を感じました。ペットボトルのコーヒーが凍ってました。でも思ったのは、寒すぎたので、助かりました。逆に多少気温が高くて濡れ雪だったら、あっという間に体温を奪われて、ほんとに誰かが… とはいうものの、靴の中にカイロ3つ、手袋の中にカイロ1つ入れて作業しましたが、カイロの発熱がまったく追いつかず、凍傷の一歩手前でした。どうしても手袋を脱がないといけない作業があり、そのときは手の感覚がなくなって、しかもなぜか手が腫れて大きくなったような感じになり、手袋をはけなくなりそうでした。1000m級とはいえ、寒いからか、木が生えておらず、逃げ場がなかったのですが、笹薮の背が割りと高くて、ある程度風をしのげました。木がないので、マーキングもできませんでしたが、方向を見失うほど完全なホワイトアウトではなく、単純な道だったので助かりました。 朝は、固形燃料のコンロでみんなで珈琲でも飲もうと言ってたのが、それどころではなく、命からがら下山しました。結局作業も一部後日に持ち越し、その日は吹雪きにならなかったので、作業を完了することができました。 【データ】 ・気温は-8~-10度 ・気圧は、3時間で50hPa増加。低気圧と高気圧の距離が一気に縮まり、高気圧側に引きづられて気圧上昇?気圧勾配が急激になって猛吹雪? ・風速は、風速計が吹っ飛ばされそうだから、計測しませんでした。 【反省】 ・本来は10月上旬の仕事だったのが委託先の都合でのびのびになってしまった。  ※こんな時期に登るなんてバカだろっていわれそうなので、一応やむを得ずってことで。 ・スキーで1000m級登ったことがあると過信しすぎた。 ・スキーでこんな風速だったらリフトが止まるので、今回のような猛吹雪は未体験だった。 ・雪山で普通のトレッキングシューズを履いてしまっていた。 ・軍手とスキー手袋で十分だと思っていた。 ・ハンターさんを連れて行ったが、くまはもう冬眠しているといわれた。 【今後の対策】 ・この時期に気軽に山に登ってはいけない。 ・雪山登山講習を受講する。 ・普通のトレッキングシューズではなく、雪山用の長靴を履く。 ・手袋のレイヤリング対策を入念に行う。

動画

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