該当する地図が無かったので、かつては中山道の抜け道として使われていた歴史があることから、贄川、奈良井の地図で報告。 木曽から開田高原方面へ走り、新地蔵トンネルを抜けてすぐを右折。小野原集落にある月夜沢林道の標識が出てくる。 上流へ向かって舗装路を数キロ走ると未舗装路に変わり、さらに数キロ走ると鎖で閉鎖されたゲートに到着。分枝は全て左に進む。未舗装路はところどころに深いくぼみがあるのでゆっくり走行。 ゲートの脇にある空き地へ駐車(5台は駐車可能)。 ここから先は徒歩。林道交通安全ののぼりまでは歩きやすいが、以降の峠までは崩落と藪漕ぎと沢歩きの連続。今日は、明け方までの大雨で草木にたっぷりの水分が残っており全身が濡れた。 廃道と化しているのに「林道交通安全」ののぼりは新品でまだ折り目が残っていた。こんな整備されていない道でも通る人がいるってことか。 崩落個所にかけられている木道は腐っており、ふわふわとしなってすぐにも崩れ落ちそう。 かなり危ない。使わないほうが良い。壁寄りに足を置いて慎重に渡った。 崩落より先は人が入らないらしく、林道は荒れている。背丈よりも高い植物がいっぱい。 今回は峠から奈川(奈川林道)へ下りてチーズを買って往復する予定だったが、奈川方面も荒廃しており、心が折れて峠で折り返した。 十数年ほど不定期で月夜沢林道を訪問しているが自然に任されるままの状態。 修復されることはないのかな。 (メモ) 水2L運んで全く飲まず。 膝下までのスパッツと防水のザック(ワークマンのイージス)が大活躍。 R氏参加
沢の音が聞こえる
月夜沢はムーンナイトクリークだと語るR氏
林道交通安全ののぼり
崩落進行中
渡れた
道中には標識やカーブミラーが沢山埋まっている
かつては林道なので不明瞭にみえても歩きやすい
藪に潜むR氏
峠到着
峠の名の由来がいいよ。
木曽御嶽がちょっとだけ見える
奈川林道も藪状態
熊笹が素敵
紅葉見頃。
10年前は木の背丈が低く、爽快な景色だった
トンネル状態
R氏
ゲート。車で来れる終点。