活動データ
タイム
06:59
距離
14.3km
のぼり
1283m
くだり
1282m
活動詳細
すべて見るこの度、台風19号により被害を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げます。 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根、八ヶ岳美濃戸、南アルプス林道などから様々な台風の爪痕の報告が届く中、地元の山の様子を連休二日間を使って見てきました。 もちろん台風直後という事でリスクも考えつつ、 重大な危険箇所があったり、危険の予兆を感じたら引き返す事を大前提に行動した事は言うまでもありません。 またこのレポはリアルタイムな登山道の状況を情報として発信する事を目的としています。 大門碑林公園より蛾ヶ岳の登山道は山頂まで片道約7キロ。往復で累積標高およそ1200メートルのコースです。なだらかな区間も多く、トレランの方の利用も多いコースです。 もともと凄く整備の行き届いた登山道ではありませんが、この台風による倒木、そして枝や葉が大量に落ちている区間が多くありました。風の通り道になるところは荒れ気味でした。拳くらいの石がえぐれ気味の登山道に転がり集まっていて歩きにくいです。トレランの方が軽快に走れるような状況ではなくなってしまいました。 大畠山に到達する手前のもともと橋が落ちていた箇所の巻道が流されて崩落していました。 規模は小さいですが、不安定な土砂に注意して小さな沢筋に下りてまた登山道に上がる必要があります。 西肩峠から山頂の間も落ちた枝や葉が散乱。 下りは枝に乗って滑らないように注意が必要です。 四尾連湖からの登山者も見かけましたが軽装で特に難なく登ってきた様子でした。 四尾連湖までの林道(甲府方面からの)もこの日午後には通行可能になったようでした。 今回この山を歩いてみて、この山は風の抜けが良く、同じく風が強く抜ける御坂山塊方面などは登山道のダメージが大きくなっているかもしれない事が考えられると思いました(昨年台風24号の後も大石峠から節刀ヶ岳の間の稜線は倒木多く大変でした)。 山にお出かけの前には情報を集めるとともに、 登山道の状況によっては登山を諦める心構えも必要かと思いました。 翌日も地元の山の現調のための山行は続きます。
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