荘厳なる猫の城、マヤグスクの滝

2019.05.04(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:27

距離

12.0km

のぼり

564m

くだり

564m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 27
休憩時間
35
距離
12.0 km
のぼり / くだり
564 / 564 m
25
2
2 33
7
38

活動詳細

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2年ぷり、4度目のマヤグスク(猫の城って意味です)の滝に訪れました。 前日までのぐずついた天気から一転、絶好の好天ながら気温もそれほど高くなく、最高のコンディション。 マヤグスクの滝は西表島のほぼ中央にあり、遊覧船を降りてから往復12kmの行程。 遊覧船の始発に乗っても、帰りの最終便16:00に間に合うように帰るにはそこそこパワーが必要なのだ。 頑張らないとマヤグスクの滝で遊べない。 以前に比べルートは非常に明瞭となり、整備もされている。 少し山慣れしていればガイドなしでも迷うこともなくたどり着けるだろう。 しかしここは西表ジャングル。 危険生物もいるし、一歩まちがえば命を落としかねない為、必ずガイドを頼むことをお勧めします。 貴重な情報を聞けることと、島にお金を落とす目的もあります。 遊覧船を降りて2キロ、カンピレーの滝までは整備された道で誰でも到達可能。 本番はこかから。 微妙なアップダウンを繰り返し、河を越え、ぬかるみを越え4キロ先のマヤグスクの滝を目指すのだが、ここは亜熱帯ジャングル。ヒル、ダニ、ヤスデ、毛虫などなど、虫だらけ。 その手が苦手な人はここで退散。 そのかわり、綺麗な蝶々やかわいいトカゲ、カメなどが癒してくれます。 肉体的疲労より精神的疲労が先行するこのコースだが、マヤグスクの滝を目にするとそのすべてが吹っ飛びます。 荘厳なこの姿はまさに城。 太陽の光を浴び、水しぶきの中滝を登る高揚感は言葉では伝えられない。 一度は失敗した世界自然遺産登録に再挑戦なんて話もあるが、そんなことは島の人もこの滝を訪れる人も望んでいない。 観光客誘致のための世界遺産などバカバカしい。この自然を保全したいのなら観光客は増えないことが望ましいのだ。 本当にこの自然に価値を感じる人だけ足を踏み入れればいいと思う。 西表島は行きにくい。 その中でもマヤグスクの滝はそうそう簡単にはたどり着けない。時間はかかるし旅費もかかる。 だからこその価値は十分にある。 是非興味をもってもらえたら、と思う。

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