34箇所を巡っての歩き遍路も、ようやく34番水潜寺で結願となりました。 最後は前回歩いた道程途中の馬頭尊BSからスタートし、山道に入って峠越え。でも峠を越えれば水潜寺です。なんだか少々あっけなく、前回、前々回の道程に比べればかなり余裕がある時間でした。最終日の今回は少し遅めの時間からのスタートでしたが、そのため中途半端な時間に水潜寺に到着してしまいました。 水潜寺から乗車する皆野町営バスの便は本数が少ないことは事前に承知していましたが、そのためバスの待ち時間もかなり空いてしまいました。残念ながら「ゴールデンウイークの臨時便運行」なんていう奇跡は起きず、結局はひたすらバスを待つよりも駅まで歩いてしまおうと、最後は皆野駅まで6kmほどを歩いて今回のお遍路旅を終了としました。 最後に感想などを。 元々は一昨年暮れに亡くなった「父の供養に」と思いつき、始めたお遍路でした。 昨年秋にスタートし、冬を挟んでゴールデンウイークに再開、計7日間の秩父通いとなりましたが、当初考えていた「一周忌を迎えるまでに結願を」にはまったく間に合わず、「それでは年号が変わる前に」にも、結局間に合いませんでした。 それでも歩き切った後は、達成感などそれなりの気持ちの高まりが・・・なんてことを想像していたのですが、それほど高揚感も感じず、なんだか淡々と終わってしまった感じがしています。達成感と言うよりは、とりあえずやるべきことをやって無事終わったかという、ホッとした気分のほうが勝っている感じでしょうか。 我が家から向かう秩父は遠く(片道3時間ほど。しかも最後の方はそこにバスで30分程度の時間が加算)、往復するだけでもなかなかしんどく、遍路に充てられる時間もその分だけ短くなってしまいます。 今回は7日間の行程でしたが、秩父での宿泊を混ぜながらのお遍路なら、また寄り道や道間違えなどの時間がなければ、たぶん5日間くらいでも回れそうな気がしています。 もっとも、そんな寄り道や道間違えの失敗のエピソードも、また貴重な思い出になるような気がしていますけど。 2回目の秩父お遍路は・・・・絶対ないとまでは言わないけど、しばらくはしないだろうなぁ~。でもまたいつか別の場所で新たな「歩き遍路」をしてみたいと思った今回の経験でした。
最終日は、馬頭尊前バス停からスタート。一緒にバスを降りた方も峠越えで水潜寺へ向かうとのことでした。
最終日は、馬頭尊前バス停からスタート。一緒にバスを降りた方も峠越えで水潜寺へ向かうとのことでした。
バス停の名前は、この馬頭尊堂から。想像以上に立派なお堂でした。
バス停の名前は、この馬頭尊堂から。想像以上に立派なお堂でした。
ショートカットし、右手の古道に入ります。
ショートカットし、右手の古道に入ります。
アヤメの仲間のシャガの花。今がちょうど満開の時期。
アヤメの仲間のシャガの花。今がちょうど満開の時期。
ここから山道に入ります。
ここから山道に入ります。
登り始めてすぎにこんな案内看板。
登り始めてすぎにこんな案内看板。
平べったい石は「休み石」と名付けられていました。確かに椅子代わりに休憩するにピッタリ。
平べったい石は「休み石」と名付けられていました。確かに椅子代わりに休憩するにピッタリ。
やがて札立峠に到着。皆野アルプスの縦走路と関東ふれあいの道が四辻に分岐しています。普通のハイカーの方々ともここで遭遇。
やがて札立峠に到着。皆野アルプスの縦走路と関東ふれあいの道が四辻に分岐しています。普通のハイカーの方々ともここで遭遇。
峠には小さな仏様。
峠には小さな仏様。
札立峠から水潜寺へ続く道は、関東ふれあいの道。
札立峠から水潜寺へ続く道は、関東ふれあいの道。
水潜寺に近づくと、こんなユニークでかわいらしい、案内が。
水潜寺に近づくと、こんなユニークでかわいらしい、案内が。
残念ながら落石の危険ありで、奥へは立ち入り禁止でした。
残念ながら落石の危険ありで、奥へは立ち入り禁止でした。
三十四番。結願の寺・水潜寺。ようやくたどり着きました。最後なのでいつもよりも長めに手を合わせました。
三十四番。結願の寺・水潜寺。ようやくたどり着きました。最後なのでいつもよりも長めに手を合わせました。
水潜寺は日本の百番観音の結願寺でもあります。そのお堂。ちなみに百観音とは、西国三十三箇所、坂東三十三箇所とこの秩父三十四箇所を合わせた数です。
水潜寺は日本の百番観音の結願寺でもあります。そのお堂。ちなみに百観音とは、西国三十三箇所、坂東三十三箇所とこの秩父三十四箇所を合わせた数です。
最後にふさわしい、雰囲気の良いお寺でした。
最後にふさわしい、雰囲気の良いお寺でした。
峠越えでなければ、先にこちらの観音様に出会うことになります。
峠越えでなければ、先にこちらの観音様に出会うことになります。
水潜寺から皆野駅まで約6kmほどを歩いて向かうことにしました。
水潜寺から皆野駅まで約6kmほどを歩いて向かうことにしました。
立ち寄り湯の満願の湯。まっすぐ帰宅するならゆっくりと湯につかりながら結願の感慨に浸りたいところですが、今日は秩父市外に戻ってから立ち寄りたい場所もあったので残念ながらパスしました。
立ち寄り湯の満願の湯。まっすぐ帰宅するならゆっくりと湯につかりながら結願の感慨に浸りたいところですが、今日は秩父市外に戻ってから立ち寄りたい場所もあったので残念ながらパスしました。
皆野駅に到着。ここが今回のお遍路のゴールです。
皆野駅に到着。ここが今回のお遍路のゴールです。
(おまけの1枚-その1)駅のホームに、秩父鉄道のキャラクターの立看。「桜沢みなの」と名付けられたキャラクターです。
(おまけの1枚-その1)駅のホームに、秩父鉄道のキャラクターの立看。「桜沢みなの」と名付けられたキャラクターです。
(おまけの1枚ーその2)今日は5月4日で改元四日目ということもあってか、秩父神社も初詣の時のような賑わいでした。
(おまけの1枚ーその2)今日は5月4日で改元四日目ということもあってか、秩父神社も初詣の時のような賑わいでした。
(おまけの1枚-その3)この時期の秩父と言えば、羊山公園の芝桜。入場料300円。西武秩父駅から歩いて10分~15分ほど。一つ隣の横手駅も最寄り駅になっています。
(おまけの1枚-その3)この時期の秩父と言えば、羊山公園の芝桜。入場料300円。西武秩父駅から歩いて10分~15分ほど。一つ隣の横手駅も最寄り駅になっています。
(おまけの1枚-その4)きれいなピンクですね。
(おまけの1枚-その4)きれいなピンクですね。
(おまけの1枚-その5)一番見慣れたアングルですが、やっぱり武甲山をバックにした芝桜の風景が一番映えますね。
(おまけの1枚-その5)一番見慣れたアングルですが、やっぱり武甲山をバックにした芝桜の風景が一番映えますね。
最終日は、馬頭尊前バス停からスタート。一緒にバスを降りた方も峠越えで水潜寺へ向かうとのことでした。
バス停の名前は、この馬頭尊堂から。想像以上に立派なお堂でした。
ショートカットし、右手の古道に入ります。
アヤメの仲間のシャガの花。今がちょうど満開の時期。
ここから山道に入ります。
登り始めてすぎにこんな案内看板。
平べったい石は「休み石」と名付けられていました。確かに椅子代わりに休憩するにピッタリ。
やがて札立峠に到着。皆野アルプスの縦走路と関東ふれあいの道が四辻に分岐しています。普通のハイカーの方々ともここで遭遇。
峠には小さな仏様。
札立峠から水潜寺へ続く道は、関東ふれあいの道。
水潜寺に近づくと、こんなユニークでかわいらしい、案内が。
残念ながら落石の危険ありで、奥へは立ち入り禁止でした。
三十四番。結願の寺・水潜寺。ようやくたどり着きました。最後なのでいつもよりも長めに手を合わせました。
水潜寺は日本の百番観音の結願寺でもあります。そのお堂。ちなみに百観音とは、西国三十三箇所、坂東三十三箇所とこの秩父三十四箇所を合わせた数です。
最後にふさわしい、雰囲気の良いお寺でした。
峠越えでなければ、先にこちらの観音様に出会うことになります。
水潜寺から皆野駅まで約6kmほどを歩いて向かうことにしました。
立ち寄り湯の満願の湯。まっすぐ帰宅するならゆっくりと湯につかりながら結願の感慨に浸りたいところですが、今日は秩父市外に戻ってから立ち寄りたい場所もあったので残念ながらパスしました。
皆野駅に到着。ここが今回のお遍路のゴールです。
(おまけの1枚-その1)駅のホームに、秩父鉄道のキャラクターの立看。「桜沢みなの」と名付けられたキャラクターです。
(おまけの1枚ーその2)今日は5月4日で改元四日目ということもあってか、秩父神社も初詣の時のような賑わいでした。
(おまけの1枚-その3)この時期の秩父と言えば、羊山公園の芝桜。入場料300円。西武秩父駅から歩いて10分~15分ほど。一つ隣の横手駅も最寄り駅になっています。
(おまけの1枚-その4)きれいなピンクですね。
(おまけの1枚-その5)一番見慣れたアングルですが、やっぱり武甲山をバックにした芝桜の風景が一番映えますね。