活動データ
タイム
07:37
距離
8.7km
のぼり
1003m
くだり
799m
活動詳細
すべて見る四国、石鎚山遠征1日目はロープウェイで成就、試しの鎖から三の鎖まで登って弥山、天狗岳。天狗岳から南尖峰まで足を伸ばして弥山へ戻り土小屋コースで国民宿舎まで。 さすが修験の山。鎖場はほぼ垂直で長く、それなりの登攀技術と覚悟が必要で、けして面白がって登る場所ではないと思います。それでも鎖をパスする巻道もあり、晴天の連休の百名山だけあって天狗岳まではすごい人出でした。 トピックスは天狗岳からの南尖峰。高度感とスリル半端ない。ここまで来ると連休の混雑もなく絶景を堪能させて頂きました。 (以下備忘録&つぶやき) ①装備のこと ・連休前半は残雪情報もありアイゼン持参しましたがギリ出番なし。この時期の残雪は読みにくいけどあった方がベター。 ・鎖場では当然ヘルメット装着しました。数日前に滑落事故もあった場所。ほとんどの人がノーヘルで驚き。アルプスみたいに規制してもいいんじゃないかと思いました。 ・鎖の輪っかに足を入れて登る場面があり、ヘビーな登山靴では入らないと思います。大足の男性の方は気をつけてください。相棒の大足おじさんはトレランシューズでクリア。 ・鎖を握るので滑り止めグローブ大推奨です。今回作業用ノングリップグローブが大活躍。コンビニで300円で買えます。 ・鎖場ではザックは軽いに越した事はありません。必要最低限に。テント寝袋背負って登るのは私にはたぶん一生むり。 ・鎖場と天狗岳前の待ち時間で身体が冷えます。下界で夏日でも防寒服は必須です。 ②鎖場の混雑のこと 鎖と天狗岳前の待ち時間(この日は1カ所平均15分)を考慮してコースタイムを読む必要があります。また、連休の百名山なのでいろいろな人が鎖場に来ます。なかには服装からして普段登山をしない人が遊園地のアトラクションのノリで割り込みしたりします。注意しても聞かないので(マジで日本語わからんぽい)ヤバイと感じる危険人物の直下には行かずに距離を置くしかないと思います。あと鎖場の途中でも停滞するので、岩と鎖にしがみついたまましばらく動けない時間があります。先を急がず足場の確保を常に意識して登る事も大事。 ③高度順応のこと これは私個人の話なので飛ばしてください。たかだか1300mでも一気にロープウェイで登ると身体が低酸素に慣れず呼吸が苦しくなる現象が今回も。ロープウェイ到着後、行動前20分の停滞時間がマスト。ふだんの六甲山では忘れてしまうのでアルプス遠征に向けての備忘録です。
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