活動データ
タイム
06:22
距離
10.8km
のぼり
850m
くだり
840m
活動詳細
すべて見る先週の雪のため、一週間延期になったピンバッジの引き換え日。 高尾山トクトクBOOKのオリジナルピンバッジは、交換が先着順のため。人気が過熱気味なバッジです。 いちおう、毎年集めてきて18種類目。当初は、一年に二回金銀バッジだったのが、年一度となり。 配布数量も 年々増えています。 今年のは、ついにバッジの質が落ちているような? 無料ですから こんなものなんでしょうね。 さて、朝早く高尾山に行くだけでは物足りないので、高尾山企画を考えていました。 高尾山好きが、知っているようなことでは、つまらない私。誰もやっていないことなんて、なさそうなんですが? .....。 あれ? これ、わからないじゃない? いくつか、発見しました。まずは、ひとつめ。 高尾山内八十八大師を巡ってみました。 高尾山口駅から ケーブル、リフト乗り場のある登山口。 高尾山関係車両も通る一号路の入り口に。みなさんが自然に通りすぎている不動院というお寺があります。 こちらにありますのが、高尾山内八十八大師の巡拝案内の場所。巡拝案内図では、不動院の他に琵琶滝と蛇滝の三つのスタンプを集めれば、薬王院で巡拝証(弘法大師の御札)がいただけます。 したがって、スタンプだけを集めていけば目的は、達成。 途中にあります石像を廻らなくても良いのですね! 三つのスタンプを集めていけば、必然とすべての大師像の近くを通るはず? はたして、どうなのでしょうかね。 実は安全な高尾山にあって、ちょっと危なそうなところに石像があるのを 知っています。 .....。普通、行かないよな? .....。 やってみますか? 番号の確認とすべて写真に撮ってみて。 今回は、一つずつ 五円玉を置いてみます。 ちゃんとあるのかな? スタートです。 まだ、閉まっている早朝の不動院。 ケーブル、リフト乗り場の建物の手前に 八十八大師の看板があります。 まずは、ここからですね。 遠めに見たら いきなりマニアックなところに登って、写真を撮っている人です。危ない人に見えているかもしれません。 いちおう私は、四国の移し霊場を真面目に廻る信者さんなのかな? 石像は、文字が薄くなって判別が難しいのは、覚悟の上。 でも、石像の数が合いませんね? 途中、薄くなっていますが、石碑が間にありました。おそらく大師像が描かれた石碑を大師像の数にカウントするのでしょう。石像以外に 石碑タイプもあるようですね! 八十八ヵ所は、弘法大師ゆかりの仏様が中心。三十三ヵ所は、観音様が三十三もの様々な職業、姿に変わって助けてくださるのに対して。八十八ヵ所は、弘法大師、大日如来、不動明王が中心となります。 石像事態は、それぞれの仏様になる場合と。すべてを弘法大師にする場合がありまして。こちらでは、すべてが弘法大師像と考えてよさそうです。 番号は四国のお寺と同じ名前、同じご本尊なのでしょう。 番号がわかれば、すべてがわかります。番号だけを重視すれば良いのですね。助かりますね。 次の場所は、琵琶滝の上にあります。私が良く行く、好きなルートなのですが、石像なんて あったかな? あらためて、探そうとしないとわからないのでした。 おそらく、二百回ほど通っているはず? 何千回登っても 探そうとしないとわからないのでしょうね。おもしろいものです。 大師像があるのは、二本松という場所です。でも、二本松なんて知らないです。見つからなかったならどうしよう。そう思っていたら あっさりと発見。分岐点でした。 奉納石碑や記念碑が多いと、気にしなくなるのはどの霊峰でも いっしょですね! 石像や石碑が多すぎると言ってしまえば、それだけですが。 ひとつひとつ、時間とお金をかけて建てられたものです。その時の願いは、過去のものかもしれません。でも石碑は、その霊峰の歴史なのです。とりあえず、残しておいた史跡であったとしても。どうなっていくのかは わかりませんね? 解明されていく日は、きっと起こるはずです。 琵琶滝から 一号路への道は、道の名前のないルートです。 高尾山では 安全すぎる道の中で、ここだけ普通の山道という感じですね。 一号路に出ますと、列に並ぶべきか? それとも 大師像を進めるべきか? となります。 時間は、ピンバッジ配布まで残り二時間を切ったところ。列を見ますと驚くほど並んでいませんでした。 昨日一昨日の二日間で大盤振る舞いをしていたのでしょうか? この十年以上では見られない少なさでした。 個人的には、バッジの価値がなくなるのは賛成ですね!良い傾向だと思いました。 というわけで、大師像を探します。 十一丁目茶屋さんの右側にあります大師像。階段があるのですが、ここを行くのか? というところにあります。その次は、たこ杉の横。なんと、大師像の間に 十丁目の丁目石がありました。 十一丁目茶屋さんの先に 十丁目の丁目石です。数字が減っていますね。 通常は、登山口から一定の距離ごとに増えていき。目的地までの数字が決まっていないもの? 身延山や七面山のように 五十丁目としている場合もありますが、区切りの悪い数字の場合が多いものです。 比叡山から横川へ向かう途中の丁目石だけは、元三大師堂までの数字となっていましたね! あと○丁目という感じに数字が減っていくタイプが、高尾山でもあったものと考えられます。 その次は、神変堂の横。役行者をお祀りする神変堂は、最近足腰の神様とされているようです。 修験道の元祖として、たいへんな存在な方なんですけどね? ここで、列に一時間半ほど並びます。バッジを受け取りましたら、薬王院へ。大師堂に行き、鳥居のある天狗社のとなりのお稲荷さんへ。 ビックリしたのは、キツネさんを眷属拝借のようになっていたことです? 三峰山の狼を拝借するのと同じ感じですね。 いままで、気付きませんでした。ビックリです。 この次は、浅間神社へ。そこから先は、下りとして、戻っていきます。 権現茶屋から 仏舎利塔へ。ここでは、あまりに番号がバラバラ過ぎて悩まされました。 そして、神変堂の今度は右側の大師像へ。たこ杉の横へと戻り、いよいよ、蛇滝へと降りていきます。 実は。今回最大の不安要素が、蛇滝付近の大師像でした。 下って、登るのもありますが、老人ホームの71~74番がどうなっているのか? わからないのです。 まずは、急ぎます。 とにかく、体力を削られるのは蛇滝だけ。しかも 未知の世界がある? そして。 そして、問題がありました。 蛇滝付近にありはずの67、68番がないのです。 結局、番号がないのは、この二つだけ? 逆に 番号が重複していました。 困ったものです。 一番の心配だった老人ホームは、何気なく登った階段が、大師像への専用入り口でした。問題なく見つけられたことも良かったのですが、何よりも特別に保護して下さったことが ありがたかったです。 感謝いたします。 どちらかと言うと、蛇滝付近の番号が適当なのが困りますね? 仏舎利塔前の大師像の番号がバラバラすぎるのも問題があると思います。 四国八十八ヵ所は、番号どおりに廻りますと四国を一周するようになってるのです。県をまたいで存在する四国に対して、順番通りに配置できない大師像は、困ったものだと思いますね。 それでも、不足なくありましたので、良かったといたします。 番号がないのも 70番がいくつもあるのはいけませんね! どうやら 目鼻立ちや文字の状態から考えますと、造られたのは、昭和の時代でしょうか? また。大師像は、新旧二つの像があったのかもしれませんね? 残念ながら あまり受け入れられなかった。 そう、考えられます。 この後、一号路まで登りましたら、すぐに下り。金比羅神社付近の大師像を廻りますと、最後は八十八番不動院の弘法大師像で終わりです。 とりあえず、全部の大師像は廻れたとのかな? 今回は、何度も通ってきた道しかないのに たくさんの発見がありましたね。驚くべきことです。 本当に 面白い一日でした。 おつかれ山です。
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