3.11 東の果て

2024.03.11(月) 日帰り

活動データ

タイム

02:19

距離

7.8km

のぼり

512m

くだり

517m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 19
休憩時間
33
距離
7.8 km
のぼり / くだり
512 / 517 m
13
41
55
6

活動詳細

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こんなタイミングで岩手に来たのでどうしても海を見ておきたかった。 さてどこへ行こうかと考えていたら、「本州最東端」なんてところが岩手にあることを知った。 しかも1時間歩かなくてはいけないという。岩手県最高峰に登り損ねたので丁度良い。 盛岡から約2時間で宮古市姉吉に到着。 こんな日に来る酔狂は自分くらいだろうと思ったら他にも1台車が停まっていた。 宮古市では先日記録的な大雪だったそうなので、 最悪スノーシューやアイゼンがいるかと身構えていたが ここまでの道中の雪の様子を見るに必要なさそうだったので軽めの装備でスタート。 早々に先に来ていた人とすれ違った。 途中、日陰部分に少し雪は残っていたが特に危険な感じではなかった。 常に聞こえる打ち付ける波の音以外は普通の登山道だ。 歩き始めは少し曇っていたが徐々に青空が広がっていった。 早足で目的地・魹ヶ崎(とどがさき)に到着。 海だ。 絵に描いたような青い空と海だ。 そして白い灯台 沖を航行するタンカー以外他に誰もおらず、周辺をしばし散策。 落ちたら飲み込まれる、岸壁に叩きつけられる……やはり山より海のほうが怖いと 柵も何も無い切り立った崖から生き物のように変化し続ける浪を見下ろして身震いした。 本当はここで黙祷したかったのだが、飛行機に間に合わなくなりそうだったのでその前に撤収。 その途中で海を望みながら黙祷。 自然の美しさは山も海も変わらない。 恐ろしさもまた変わらない。 全部受け入れたうえで付き合っていかなくてはならないのだ。 そう実感させてくれた日。

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