参勤交代 北山道 in 国見山・杖ヶ森

2023.12.18(月) 日帰り

活動データ

タイム

04:10

距離

7.6km

のぼり

626m

くだり

624m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 10
休憩時間
0
距離
7.6 km
のぼり / くだり
626 / 624 m
1 56
34
1 23

活動詳細

すべて見る

 初めて国見山に登ったのはかれこれ30年近くも前になる。 【四国百山・高知新聞社刊】を読み、赤荒峠から往復し国見山に至った。 道中の浅い谷間に広がるヤマボウシの大群落が記憶に残っている。  二度目に訪れたのが2010年12月で穴内ダム湖畔から“参勤交代 北山越し”を辿り赤荒峠に抜ける周回山行だった。南側半分の“殿様道”を歩いた訳だが国見峠近くにあった本山側への分岐標識を見て、いつかは歩いてみたいと思った。  月日は流れ‥トンとそのことはすっかり忘れていたのだか‥ 先日、フォローしている“しばっち”さんが途中の杖ヶ森までをレポしてくれた。 (やあ!これは👍だ 登山口がバッチリ分るヨ) というのも、おそらく取り付きと思われる辺りは複雑に車道や農道が入り組んでいるので地図上では判断し難かったからだ。  電子機器の発達も進み、車載ナビでは表さない車道もスマホアプリと国土地理院地図を組み合わせば正確に分るようになった功績も大きい。  寒くなると前夜に準備しているものの、いざ出発しようとすると気おくれしてやめてしまう。 独りで出向くとなると尚更だ😑 この日も随分と陽が高くなってから重い腰をあげ嶺北に向かった。  で、前述の技を使い、割と易々と登山口は発見した。 ‥が、登山口周囲には良い駐車場所が無い。 中途半端な駐車をすると地元の方らに迷惑をかけてしまうので自重しなければならないので150mほど戻り充分な間隔がとれる場所に駐車した。  未舗装路が三叉路となる場所に道標案内板が二つ。 左に“参勤交代道” 右正面に“新道ヒララへ” “しばっち”さんに習って右から取り付くものの少し上で荒れてきたので左に移動して示された参勤交代道に乗った。 (このことが下山終盤に大きな意味を持つこととなる)  “参勤交代道 北山道”は何度か作業道に出会うものの、道標が要所要所に配しているので判断に困ることは無く、杖ヶ森の麓まで容易に至ることができた。 そこからは作業道に合う事もなく稜線上の“国見越え”に達し、様変わりした国見山の山頂に立った。  帰りにYAMAP地図に記載されている南側からの杖ヶ森山頂への道を探したが明確なものは無く単に急斜面を無理矢理に登るものだった。 このことは十分な検証することなく単に利用者の記録のみで紹介しているYAMAPの片手落ちだろう。  さらに下山しつつ、ふと疑問が浮かんだ。 (そういえば‥結局のところ“新道のヒララ”って何だろう‥😟) “しばっち”さんもこれには言及しており、“flow”さんはヒララは平らな石か腰掛け石ではないかとコメントをしています。  歩みを停めてじっと国土地理院地図を表示したスマホを覗き込む。 今日歩いた軌跡を見ると登山口からは少しの間、地図上の破線道をなぞっていない。 しかし確かに古道の趣きはあった‥破線道は少し西に並行して延びている。 そういえば2度目ほどの作業道に出た場所に別の山道が下から合流していたのを覚えている。 “新道のヒララ”の新道とはそれを指し、国土地理院地図には新道のみが記載されているのではないか?と推測してみた。  っで、検証する為に分岐から侵入したものの‥荒れてました💦 しかも下りでは不明瞭な山道跡を探すのは難しく、度々道跡を外してしまい“ヒララ”なる明確な物は見られませんでした。  まあ、こういった探検も古道を絡めると楽しいものです。 きっかけを与えて下さった“しばっち”さんに感謝いたします。 ありがとうございました。m(__)m

国見山 登山口付近には駐車出来そうな場所が無かったので150mほど手前の“わらぐろ”が積まれているヘアピンカーブ付近に停めました
登山口付近には駐車出来そうな場所が無かったので150mほど手前の“わらぐろ”が積まれているヘアピンカーブ付近に停めました
国見山 林道が三叉路になっている場所が登山口で林道左はビニールハウス棟の私有地で林道直進は少し先で獣除けゲートがあります
林道が三叉路になっている場所が登山口で林道左はビニールハウス棟の私有地で林道直進は少し先で獣除けゲートがあります
国見山 参勤交代道は左のビニールハウスが建つ方向を示してますが‥
参勤交代道は左のビニールハウスが建つ方向を示してますが‥
国見山 目の前にも“新道のヒララへ”と示された道標がありここから侵入してみます
目の前にも“新道のヒララへ”と示された道標がありここから侵入してみます
国見山 少し先で妙に不明瞭になり左手に見える正規の参勤交代道へ合流しました
少し先で妙に不明瞭になり左手に見える正規の参勤交代道へ合流しました
国見山 ゲートあり〼
ゲートあり〼
国見山 参勤交代道は余程よく踏まれていたのだろう、深く凹み洗掘状の道だ
参勤交代道は余程よく踏まれていたのだろう、深く凹み洗掘状の道だ
国見山 左に連なっている金網に沿って進んでいくと‥ん?何かある‥
左に連なっている金網に沿って進んでいくと‥ん?何かある‥
国見山 右の谷へ進むのね
右の谷へ進むのね
国見山 先に木段が見えます
先に木段が見えます
国見山 作業道にいったん出てすぐに右の凹道へ
作業道にいったん出てすぐに右の凹道へ
国見山 ずっと凹道が続いています
ずっと凹道が続いています
国見山 また作業道に出た
また作業道に出た
国見山 分岐の度に案内板があるのは助かります
分岐の度に案内板があるのは助かります
国見山 横断する作業道から山道へ
横断する作業道から山道へ
国見山 植林地に延びる1本道
植林地に延びる1本道
国見山 涸れ沢が二股になっている場所が“水の本”
涸れ沢が二股になっている場所が“水の本”
国見山 右に進む
右に進む
国見山 ガラガラの石の道を進む
ガラガラの石の道を進む
国見山 作業道に出る
作業道に出る
国見山 作業道を詰める
作業道を詰める
国見山 作業道終点から木段の痕跡を追って山道へ
作業道終点から木段の痕跡を追って山道へ
国見山 涸れ沢の行き詰まりを登り詰める
涸れ沢の行き詰まりを登り詰める
国見山 荒れた作業道を横断
荒れた作業道を横断
国見山 また作業道に出て、暫く作業道を進む
また作業道に出て、暫く作業道を進む
国見山 作業道の二股を案内板に導かれて左へ
作業道の二股を案内板に導かれて左へ
国見山 作業道の終点手前の右に山道の進入口
作業道の終点手前の右に山道の進入口
国見山 作業道の終点からの北東の眺め
作業道の終点からの北東の眺め
国見山 北に望むは白髪山かな?
北に望むは白髪山かな?
国見山 木段の残骸
木段の残骸
国見山 平坦な地形を進む
平坦な地形を進む
国見山 またまた作業道に出て少し進むと‥
またまた作業道に出て少し進むと‥
国見山 作業道の終点で広場になっている
作業道の終点で広場になっている
国見山 左の大木脇から出てきました
左の大木脇から出てきました
国見山 杖ヶ森登山口
山頂へは帰りに寄ることしよう
杖ヶ森登山口 山頂へは帰りに寄ることしよう
国見山 作業道終点の奥が参勤交代道の続きだ
作業道終点の奥が参勤交代道の続きだ
国見山 杖ヶ森の山腹を捲くように延びる平坦な山道
杖ヶ森の山腹を捲くように延びる平坦な山道
国見山 涸れ沢の源頭同士が交わる短い瘦せ尾根に出た
涸れ沢の源頭同士が交わる短い瘦せ尾根に出た
国見山 立て札があるぞ?
立て札があるぞ?
国見山 “国見の石垣”という地名
両側が切れ落ちた狭い尾根には崩落防止のため石垣が昔には積まれていたのだろうか?
“国見の石垣”という地名 両側が切れ落ちた狭い尾根には崩落防止のため石垣が昔には積まれていたのだろうか?
国見山 凹道で高度を上げると‥
凹道で高度を上げると‥
国見山 山腹を捲き‥
山腹を捲き‥
国見山 稜線上に出る あれ?立派な林道があるじゃん‥
稜線上に出る あれ?立派な林道があるじゃん‥
国見山 林道に出た地点
林道に出た地点
国見山 ここは“国見越え”
ここは“国見越え”
国見山 国見山山頂へは少し林道を歩き、看板に導かれて山道へ
国見山山頂へは少し林道を歩き、看板に導かれて山道へ
国見山 稜線上は雑木林に囲まれ起伏は少ない
稜線上は雑木林に囲まれ起伏は少ない
国見山 心地の良い山道です
心地の良い山道です
国見山 “ハリーポッター”に出てきそうなブナの木
(あれはムチヤナギだったっけ?)
“ハリーポッター”に出てきそうなブナの木 (あれはムチヤナギだったっけ?)
国見山 “冬ソナ”の道
(‥古くてすみません‥😓)
“冬ソナ”の道 (‥古くてすみません‥😓)
国見山 やあ!山頂だ
やあ!山頂だ
国見山 なんやねん‥ここもすぐ脇に林道が通っています
なんやねん‥ここもすぐ脇に林道が通っています
国見山 かつて上がった展望台
丁度、正午頃でしたか陽射しも無く北風が吹きつけてムチゃ寒いので即座にUターンしました
かつて上がった展望台 丁度、正午頃でしたか陽射しも無く北風が吹きつけてムチゃ寒いので即座にUターンしました
国見山 止まると寒いので歩き続け、“国見の石垣”まで帰ってきた
止まると寒いので歩き続け、“国見の石垣”まで帰ってきた
国見山 杖ヶ森を目指す
ここら辺にYAMAP地図の分岐が示されてますが明確なものは無く急斜面を適当に直登します
杖ヶ森を目指す ここら辺にYAMAP地図の分岐が示されてますが明確なものは無く急斜面を適当に直登します
国見山 残置テープは在りますが道は見当たりません
まあ‥上へ上へと登るだけなんですがね
残置テープは在りますが道は見当たりません まあ‥上へ上へと登るだけなんですがね
国見山 杖ヶ森の山頂にある石積みは山の神を祀った祠跡か石鎚の遥拝所かな?
杖ヶ森の山頂にある石積みは山の神を祀った祠跡か石鎚の遥拝所かな?
国見山 東方向の登山道へは山頂付近の出だしが分りにくいものの、見つけると明確に下っていました
東方向の登山道へは山頂付近の出だしが分りにくいものの、見つけると明確に下っていました
国見山 林道終点の看板裏に降り立つ
林道終点の看板裏に降り立つ
国見山 この看板裏に出ます
この看板裏に出ます
国見山 どんどん下ってゆくと‥
おや?地面に白いモノが一面に‥
どんどん下ってゆくと‥ おや?地面に白いモノが一面に‥
国見山 氷の花ですね
氷の花ですね
国見山 シソ科 シモバシラにつく寒い時に見られる現象で‥
シソ科 シモバシラにつく寒い時に見られる現象で‥
国見山 枯れた茎が吸い上げた水が凍り纏わりつく現象らしいですね
枯れた茎が吸い上げた水が凍り纏わりつく現象らしいですね
国見山 大きなものは高さ20cmほど
大きなものは高さ20cmほど
国見山 “水の本”へと帰ってきた
“水の本”へと帰ってきた
国見山 道の途中に石積みがあった
道の途中に石積みがあった
国見山 活動メモに記した地図にある破線道へ
活動メモに記した地図にある破線道へ
国見山 確かによく踏まれた山道なのだけど歩く人が少ないのか倒木が多い
確かによく踏まれた山道なのだけど歩く人が少ないのか倒木が多い
国見山 大岩が‥
大岩が‥
国見山 ヒララ?平べったい?
う~ん‥違っぽい🤨
ヒララ?平べったい? う~ん‥違っぽい🤨
国見山 何度か道を失うものの、それなりに辿って‥
何度か道を失うものの、それなりに辿って‥
国見山 作業道に出た
作業道に出た
国見山 面倒くさくなってそのまま作業道を下り、画像右手から出て林道と合流しました
面倒くさくなってそのまま作業道を下り、画像右手から出て林道と合流しました
国見山 出発地点の登山口に帰った
出発地点の登山口に帰った
国見山 正規の参勤交代道の入口を見に登山口上のビニールハウスへと進んでみた
正規の参勤交代道の入口を見に登山口上のビニールハウスへと進んでみた
国見山 あ~ここが正規の入口なのね
あ~ここが正規の入口なのね
国見山 何じゃろう🤔
むちゃくちゃ赤い実をつけとる
何じゃろう🤔 むちゃくちゃ赤い実をつけとる
国見山 駐車地点に帰りました
ご覧の様に路肩に2~3台ほど停められます
駐車地点に帰りました ご覧の様に路肩に2~3台ほど停められます

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。