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広河原からの「早川尾根・甲斐駒ヶ岳・八丁尾根」の写真

2023.10.14(土) 15:34

どんどん登る

この写真を含む活動日記

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29:25

40.5 km

3967 m

広河原からの「早川尾根・甲斐駒ヶ岳・八丁尾根」

北岳・間ノ岳・農鳥岳 (山梨, 長野)

2023.10.13(金) 日帰り

■ ルート 広河原 → 白鳳峠 → 高嶺 → 広河原峠→ 早川尾根小屋 → アサヨ峰 → 栗沢山(栗沢ノ頭) → 仙水峠 → 駒津峰 → 摩利支天 → 甲斐駒ヶ岳 → 六合石室小屋 → 三ツ頭 → 烏帽子岳 → 大岩山 → 駒薙ノ頭 → 駒岩 → 鞍掛山 → 日向山 → 矢立石 → 尾白川渓谷駐車場 → 小淵沢駅 ▼ロード 尾白川渓谷駐車場から小淵沢駅まで約10.9kmはロード  セブン-イレブン 北杜白州店に立ち寄りインター・白州ライン経由  インター・白州ラインは基本ずっと登りで夜は街灯なく真っ暗。 ▼ アクセス  往路:JR身延線 下部温泉駅     ↓ [早川町乗合バス]     ↓  奈良田温泉行き     ↓  (69分 現金 800円+荷物200円)     奈良田温泉     奈良田     ↓ [山梨交通]     ↓  広河原行き     ↓   (45分 1,100円+協力金 現金300円)     広河原 (※この日は平日夕方に着く時刻表の都合、奈良田経由)  往路:あずさ17号 甲府駅12:25着は満席、ふじかわ8号は自由席余裕あり  復路:JR中央本線 小淵沢駅 📝バス比較🚌  甲府→広河原 2,290円  下部温泉→奈良田→広河原 2,400円  電車🚃 甲府駅 → 下部温泉  680円乗車券 + 660円自由席特急券 = 1,340円 ■ 概要 今シーズン行きそびれていたところをいろいろ繋いで行ってみる。アサヨ峰と八丁尾根、そして先週行きそびれた甲斐駒ヶ岳。 鋸岳・鹿窓はギリギリまで悩み、ロープワークがきちっと身についてから行くと考え直し、今後のモチベーションに変えることにする。 天気がいい日を狙ってのルート設定で、立ち止まって写真を撮ったり、立ち話をしたり、うろうろして見て回っていたりした場所でのペースが50%近くなっていたけれど、全体としてもペースはゆっくり目。ザックの重量は13kgちょっとでスタート。終盤、鞍掛山はアタックザックでピストン。ここはペース200%ぐらい出ていたので、ザックを軽くすれば全体的にペースはもっと上がるのかもしれない。 久しぶりに日帰りで24時間オーバー。24時間は超えると思ったけれど、イメージより更に2~3時間オーバー。長丁場になったのでさすがにちょっと疲れたけれど、八丁尾根から下る道なり、山を満喫している自分に気づく。完全に一人気ままな山行。いやー、なんだかんだで盛りだくさんでこの日も楽しかった~。 ▼ 広河原~白鳳峠 ▫平日のこの時期、夕方に広河原に着く便が甲府からはなく、奈良田経由で広河原に入る。 ▫広河原山荘前のベンチで身支度をしているとバスに乗り遅れていないか?心配したのか、山荘の方に入れ替わり二人に声をかけられる。 ▫まずは白鳳峠登山口から白鳳峠に向かって登っていく。手を使う少し急登になっている箇所もある。雨で濡れていたりすると下りより登りで使いたいところ。 ▫樹林帯を抜けハイマツが見えたあたりから開けてきて、ハイマツに沿ってゴーロ帯の横を進む。振り返ると正面に北岳が見える。 ▫再び樹林帯に入り少し登ると白鳳峠に着く。 ▼ 白鳳峠~早川尾根(高嶺・アサヨ峰・栗沢山) ▫古いガイドブックを見ると早川尾根を別名で南アルプス銀座と書かれていて、その名の通りピークピークでの展望は申し分ない。 ▫高嶺まではピストンなのでアタックザックに切り替えて、ハイマツ、ガレ場・岩場を越えて行く。 ▫高嶺から戻ってきてザックを背負うと重量感に安心感を覚える。登りの足取りはその分、重くなるけれど。。 ▫赤薙沢ノ頭までのピークを少し登り広河原峠まで下る。日向山までの道なりまでを含めて、咲いていないけれどシャクナゲをよく見かける。 ▫早川尾根小屋で水を補給。水の出る音が静寂の中、響き渡るのでどこが水場かすぐにわかる。 ▫小屋からアサヨ峰までは長めで樹林帯の中、標高を上げていく。 ▫いくらアサヨ峰に来たくても夜来てどうする、と自分に思いつつ、来てみたら街中の夜景と星空が思っていたよりきれいでいい感じ。 ▫アサヨ峰と栗沢山の間の岩場・ガレ場を抜けると栗沢山で、山頂はアサヨ峰に近い展望が広がる。 ▫栗沢山 2,799mから岩場も混じる中、どんどん下り仙水峠 2,264mまで一度下り、ココから登り返し。 ▼ 駒津峰~摩利支天~甲斐駒ヶ岳 ▫ 仙水峠から駒津峰へ登り返していると後ろから登ってくる人あり。 ▫ 駒津峰も展望がよくここでカメラを構えている方を見かける。 ▫ そのまま道なり夜明けを眺めながら進み、摩利支天へ。 ▫ 摩利支天は完全に独り占めでのんびり休憩。docomoの携帯の電波もフルで入る。 ▫ 富士山は鳳凰三山の先にあるので、標高から甲斐駒のほうがはっきり見える。 ▫ 摩利支天から分岐に戻り甲斐駒ヶ岳へ。山頂はさすがに人がそれなりにいて、時間帯のせいか黒戸尾根方面から登ってくる方がほとんど。 ▫ 去年、甲斐駒ヶ岳に来たときは鋸岳方面は完全にガスっていて白かったけれど、この日は360°晴れ。鋸岳や北アルプスもくっきり。山肌の色づきもあって山の稜線は秋の装い。 ▼ 甲斐駒ヶ岳~三ツ頭~大岩山 ▫ 甲斐駒ヶ岳からの下り始めしばらくは道を確認しながら下る感じ。人の手で石が置かれた場所があればそこが道であることが多い。もしくはハイマツの間か横を抜けていく。鎖場もところどころあり、気持ち長め。 ▫歩いていると何かが目の前を横切った!と思ったらライチョウさんでした。ひっそりと佇む3匹を見かける。 ▫ 六合石室小屋まで岩場が多く、展望も開けているので眺めはいい。仙丈ヶ岳や鋸岳、八ヶ岳、振り返れば下りてきた甲斐駒ヶ岳などを眺めながら道なりを下る。 ▫ 六合石室小屋の少し先、水場へ下りる広場辺りから樹林帯に変わっていく。 ▫ 三ツ頭へ向かう途中に鋸岳を越えてきた二人組とすれ違う。甲斐駒ヶ岳から三ツ頭の区間では三ツ頭近くで一番多くの人とすれ違う。 ▫ 三ツ頭も展望は良いけれど山頂は狭い。 ▫ 三ツ頭から分岐まで下りたら烏帽子岳へ登り返し。ハイマツの先、岩場を越えると山頂に着く。山頂はわりとスペースがあり、ここからの展望も良い。特に甲斐駒ヶ岳が正面にドーンとそびえる感じ。 ▫ 烏帽子岳から大岩山まではロープ、はしごが一部あり、基本、樹林帯が多い。しばらく下り基調で、大岩山への登り返しはロープ・鎖が続き急登。山頂に近づくとなだらかな道になっていき、樹林帯の中で展望がない山頂に着く。 ▼ 大岩山~鞍掛山~日向山~小淵沢駅 ▫ 大岩山からは岩も減り、山道が土のところが多くなる。ほぼイコールでザックが軽ければ走りやすいぐらい。 ▫ 駒岩から鞍掛山・展望台はピストンなので、ここもアタックザックに切り替え。 ▫ 一度下り、鞍掛山に向かって入り右に巻きながら登っていく。結構、ワイルドで荒々しいところも含み、傾斜があるところは手を使いながら登る。 ▫ 展望台まで足を伸ばし、甲斐駒ヶ岳を眺めたら駒岩に戻る。鞍掛山から展望台は小さな尾根筋を少し巻いて進むところがあって、少しわかりにくいかもぐらい。 ▫ 日向山へは日が暮れる前にと思いながら進み山頂直下の砂地まではかろうじて間に合う。山頂標識のところでほぼ日が暮れる。 ▫ 日向山から登山口の尾白川渓谷駐車場まで夜の道を下る。水が足りていない。。駐車場の自販機に早く行きたいと思いながらひたすら下る。 ▫ 早い時間帯に着けば尾白の湯に寄ることもできるのだけれど、この時間では駅に向かうしかなく、途中、コンビニで水を補給しつつ、真っ暗なインター・白州ラインを黙々と登る。 ▫ ハロウィンの装いの小淵沢駅で終電1本前の電車には間に合う。とりあえず無事歩ききって本日の山行終了。おつかれ山でした。 ▼ おまけ 小淵沢駅まで歩いたことで白峰三山から八ヶ岳までの軌跡がつながる。 ■ 天気 少し雲が見えるも概ね晴れ。風もわりと穏やか。 ▼ 気象庁データ 観測地点:韮崎 10月13日 / 14日 最高気温 23.8℃ / 22.1℃ 最低気温 9.9℃ / 8.0℃ ■ お水 ▫ポカリスエット 1L ▫お水 1L ▫早川尾根小屋の水場で 0.5L補充 ▫尾白川渓谷駐車場の自販で水0.5L購入 ▫ロードの途中、コンビニで水0.5L購入  合計 3.5L消費 ★ MEMO📝 早川尾根小屋 | 南アルプスNET https://www.minamialps-net.jp/yamagoya/020_hayakawaone 六合目石室 | 南アルプスNET https://www.minamialps-net.jp/yamagoya/025_6goumeishimuro