リトルグランドキャニオン

道南遠征②は、駒ケ岳。 噴火湾沿いをJRや車で走るときに、いつも心を引かれていた200名山の駒ケ岳に決めた。 函館市内ホテル泊。４時に目が覚める。朝食は６時半からなので、もう一度寝ようとしても、わくわく、そわそわが止まらない。もうこれは、行くしかない。すぐに荷物をまとめ、５時にチェックアウト。パンとコーヒーで朝食にしながら車を走らせる。 ６時過ぎに駐車場につくと、先行の方の車が１台。清々しい朝でも、登り始めるとあっという間に汗をかく。 先行の方と馬ノ背で少しお話。先行の方は、なんと今日で今シーズン60回目の駒ケ岳登山という、レジェンドさんでした。今日は、この後きのこ採りをしながら帰るとのこと。 駒ケ岳は、360度噂通りの絶景！大沼側も噴火湾側も火口も最高！ 今日は、隅田盛～砂原岳～剣ヶ峯～円山のルートでつなぐことにした。馬の背から先は入山規制と書かれるが、噴火レベルは１なので自己責任での入山です。入山規制側にも、登山道や標識がちゃんとあるので安心していけます。 レジェンドさんから、「大火口から少しだけ煙が上がってるのが見えるよ」と教えてもらうも、見た場所が悪かったのか煙は発見できず。でも、昭和17年火口からの大地の割れ目は一見の価値あり。まさに、リトルグランドキャニオン！ 剣ヶ峯は、見た目はすごいが、砂原岳方面からは、なんなく登れた。円山方面からの登り方がキツイと思う。最後の岩場は、恵庭岳の山頂や、羊蹄山のお鉢の岩場が平気な方なら、ルートがしっかりついているし、ロープもあるので慎重に登れば大丈夫。降りるときの方がドキドキした。天気の悪い日や、高所が苦手な人など無理は禁物！ 最高の景色&時間を、ありがとう駒ケ岳！ また来ます。